あの日
初めての投稿になります。
どなたでも評価していただけるとありがたいです。
ゲームが好きな方はダメだししていただけると助かります。この世に出るゲームがよりよくなります。
【オープニング】
『過去は変えられない。本当に変えられないのか?』(黒画面/中央に白文字が浮かび上がる)
(画面:暗転。激しい警告音と爆発音が響き渡る)
(画面:バベルの塔・最上階の実験施設。赤く点滅する警告灯。巨大な作業機械が暴走し、蒸気を噴き上げている)
女生徒
「きゃー!!」
研究員A
「ガードメカの制御OSが完全に暴走しています!」
女教授
「またか……! 我々の背中には、すべての人類の明日がかかっているのよ! こんなところで死ぬわけにはいかない……」
護衛隊長(軍人)
「教授、下がってください!」
女教授
「総員、応戦しなさい!」
護衛隊長(軍人)
「 抑え込むぞ、打ち払え!」
(画面:【チュートリアル戦闘開始】
※敵:『暴走型作業用ギア』×3体
※操作可能キャラクター:女教授 / 護衛隊長)
※戦闘システムの基本操作(攻撃、スキル、属性相性など)を提示。
戦闘~省略~
(画面:【戦闘勝利】)
(画面:バベルの塔・最上階の実験施設。緑色の正常な状態を示す警告灯。巨大な作業機械が沈静化して壊れている)
女教授
「(ハァ……ハァ……)よくやった。皆、無事か!?」
女生徒
「は、はい! 無事なんですが……っ! 時空から物質を取り出すための核心装置が、戦闘の衝撃で壊れてしまいました!」
(画面:部屋の真ん中に設置された巨大な環状装置が狂ったように発光し、空間がベリベリと裂け始める)
女教授
「しまった……! 」
(画面:ゴゴゴゴゴゴゴと地鳴りが轟き、時空の亀裂が一気に膨れ上がる!)
女生徒
「きゃあああ――っ!?」
(画面:激しい引力が発生し、女生徒の体が浮き上がり、歪んだ次元の裂け目へと引きずり込まれていく)
(画面:主人公が咄嗟に飛び出し、女生徒の手を掴もうと必死に手を伸ばす。しかし――あと数センチのところで、指先がすれ違う。)
(画面:背景が消え去り、上下も分からない無音の「時空の深淵」へ二人だけが引きずり込まれ、漂う)
(画面:宙に浮く女生徒。彼女の瞳から一粒の涙が零れ落ちる。彼女は胸元で小さな『謎の遺物(ペンダント/触媒)』を強く握りしめ、祈るように両手を重ねる)
女生徒
「死ん…でくだ…さい!」
※まがまがしい文字のフォント。古い変声期をようなノイズが入る。
(画面:涙を流しながらも、主人公に向かって悲しく、けれどどこか愛おしそうに「泣きながら笑う」女生徒)
(画面:彼女の持っていた遺物が眩い光を放ち、主人公を優しく包み込んでいく)
主人公
「待て……! 待ってくれ―――!!」※タップ
(画面:視界が真っ白な光に塗りつぶされる)
(画面:光のフラッシュのなかで、主人公の脳裏に「あの日」の記憶がフラッシュバックする)
(画面:波の音。目が覚める。灰色の海、打ち寄せられた難破船の残骸)
主人公
「(ハァ……ハァ……っ! 夢、か……。……待っていてくれ。今度こそ、俺は……)」
主人公『変えてやる』
(画面:タイトルロゴ表示)
『第1話:荒涼たる海の漂流と出会い』へ続く
マリー
「ハァッ……ハァッ……! 破れなさい! 我が名において命じます、平伏しなさいな――ッ!!」
マリー
「くっ……!? 手応えが……ありませんわ!? わたくしの全力の突きが、傷一つ……皮の一層すら破れないなんて……っ!」
ジャンヌ
「マリーさん、下がって! 主の御名のもとに……悪しき影を払え――ッ!!」
[演出:ジャンヌが放つ聖なる光の劇的な一撃。しかし巨大なノイズに飲み込まれて霧散。直後、凄まじい衝撃波が二人を襲う]
ジャンヌ
「きゃああああっ!?」
マリー
「ジャンヌ……っ!? くっ、あぁ……わたくしの、ドレスが……腕が……っ」
[演出:マリーのドレスは血と煤で破れ、剣を握る右腕は激しい反動に震えている。ジャンヌも旗を支えに膝をつき、肩から血を流す]
さくら
「ダメです……! 二人とも攻撃力なら間違いなく一級品なのに……! 敵の周りを覆う『バベルのノイズ』が、すべての攻撃の物理法則を書き換えて無効化してます! このままじゃ二人とも殺されちゃいます……!」
マリー
「言われ……なくても、分かっていますわ……ッ! ですが、引けるわけがありませんでしょう……! 王妃が、民の前で無様に背を見せて逃げ出せとお言いなの……!?」
[演出:巨大な敵が腕を振り上げ、無防備なマリーとジャンヌへ振り下ろそうとする。画面全体が暗転しかける]
ジャンヌ
「神よ……ここまで、なのですか……!」
[演出:敵の剛腕が無防備な二人へ振り下ろされる――その瞬間、主人公の視界に『ノイズの亀裂』が走る]
[選択肢発生]
1.「ジャンヌは目を奪え! マリー、膝裏の文字を突け!」
2.「二人とも動くな! 俺の指示通りに動け!」
――――――――――――――――――――――――
【1を選択した場合】
主人公
「ジャンヌは目を奪え! マリー、左膝裏の文字を突け!」
マリー
「なっ……何をお言いになりますの!? 高貴なこのわたくしに指図を――」
主人公
「いいから突け! 腕を振り上げた瞬間、膝裏のノイズが反転する――そこしか通らない!」
――――――――――――――――――――――――
【2を選択した場合】
主人公
「二人とも動くな! 俺の指示通りに動け!」
マリー
「なっ……何をお言いになりますの!? どこの馬骨とも知れぬ男が指図を――」
主人公
「死にたいのかマリー! 敵の左膝裏だ、腕を振り下ろす瞬間に障壁が反転する!」
――――――――――――――――――――――――
[共通合流]
主人公
「ジャンヌ、光で奴の顔を焼滅け! マリー、蒸気が出たコンマ1秒――あの文字の中心を貫けッ!!」
ジャンヌ
「……っ! 理由は分かりません……ですが、彼の声には不変の『真実』が宿っています! マリーさん、私を信じて!」
マリー
「……くッ! 狂っていますわ……ですが――その『眼』、わたくしの命、賭けて差し上げますわ!!」
[演出:ジャンヌの閃光が敵の視界を奪い、マリーの一閃がノイズの核を正確に穿つ。ノイズ障壁がガラスのように粉々に砕け散る]
---
#### Scene 2:王妃の屈服と『先生』の契約
**[演出:戦闘終了後のしんとした静寂。風の音だけが響く]**
**ジャンヌ**
「ハァ……ハァ……。感謝いたします、主人公さん。……あなたが居てくださらなければ、私たちは今頃、あの化け物の踏み台となり、魂ごと踏みにじられていました……」
**マリー**
「……っ」
(マリーは剣を鞘に納めようとするが、恐怖と反動で指が激しく震え、うまく納められない。彼女は必死にそれを左手で隠そうとする)
**さくら**
「マリーさん……」
**マリー**
「な、何ですのその哀れむような目は! わたくしはフランスの王妃、マリー・アントワネットですわよ!? たまたま、ほんの少しだけ運が悪く、敵の装甲が理不尽だっただけで――」
**主人公**
「強がらなくていい。お前たちの武力がなければ、俺が弱点を見破っても倒せなかった。……助かったよ、マリー、ジャンヌ」
**マリー**
「――っ!?」
(マリーが息を飲んで目を見開く。高飛車な態度を崩さず、しかしその瞳には隠しきれない動揺と、主人公に対する戦慄に似た敬意が浮かぶ)
**マリー**
「……無礼者。勝手に納得して、理解したような顔をなさらないでくださる……? ですが……認めざるを得ませんわね。わたくしたちがどれほど剣を振るおうと、あなたの『眼』という道標がなければ、私たちは暗闇の中で野犬に噛み殺されるだけの存在……」
(マリーが血の滲む手でドレスの裾を優雅に持ち上げ、ボロボロになりながらも、完璧な淑女の礼を主人公に捧げる)
**マリー**
「あなたはこの絶望の戦場において、無知なる我が剣を導く唯一の知識。……よろしいでしょう。今日よりあなたのことを、敬意を込めて『先生』とお呼びして差し上げますわ」
**主人公**
「先生……?」
**マリー**
「ええ。生徒に勝ち方(解放)を教え、無知なる世界を解き明かす導き手……『先生』以外にどんな呼び名がありますの? ……落第点は許しませんわよ。わたくしを勝利へ導き続けなさい、先生」
**ジャンヌ**
「ふふ……『先生』、ですか。素晴らしい響きです。主の御心がどこにあるか迷う時、あなたの指示こそが私の戦うべき道を照らしてくださる。どうか私をお導きください、先生」
お時間いただきありがとうございます。




