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プロローグ〜昔話〜
初めての作品です。ぜひ大目に見てください。
「…良い天気だな、モス。」
とある山奥のコテージで、俺は1匹の虫と一緒にのんびりと暮らしている。稀に訪れる友人と一緒に他愛もない会話をしたり、ボードゲームをしたり。
なんとも穏やかで心地の良い生活。だが最近は厄介なことに…おっと、早速来たようだ。
「なーなーおっさんおっさん!!あのはなし!きじゅのお話聞かせて!!」
「おにーちゃんからきいたんです!のーぶるおじさんのおはなしは、すごーいおもしろいって!!」
このように、俺の昔話を色んな子供が聞きに来るんだ。…この目の前の可愛らしい少年と少女はキラキラの期待の視線を向けてくる。
「またその話か…最近話しすぎて疲れたんだけどな…」
そう言った直後、少年少女は目をうるわしてきた。
「……ぁ゛ー…まぁいいや。教えるよ。」
態度が急変し、うれしそうにぴょんぴょんと跳ね始めた。
「………ゴホン。…今から話す物語は俺と強靭なる仲間達の経験したとても壮大でかつ勇敢な物語だ。いいか、覚悟して聞けよ?じゃあ…始めるぞ。奇樹の物語を。」




