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ネビール王国の歴史

あとがきでスピード人物紹介をさせてください。なぜスピードなのかというと、本当に単純なことしか書かないからです(-"-;)

「ちょっと!!どうして?お父様っ!!」


「普通王族の結婚は政略結婚だとお前だって知らないわけではないだろう。お前たちは政略結婚は政略結婚でも幼い頃から知った仲なのだからいい方だろうが。だいたいこの婚約の話があったから2人で勝手に出歩くのを許しておったのだ。」


「何がいい方なんですか!?知らないお方の方がよっぽどましです!!」


「とにかく、お前がどう言おうと婚約破棄なんてできるわけない。」


「だからっ。なんでですか!?」


「あのな。この国の一番の貿易相手はどこだ。」


「リューク王国です。」


「そうだ。リューク王国の一番の貿易相手もネビール王国だ。こんな小さな国より優れた貿易相手はいくらでもいるのに、だ。それが何故だか考えたことがないのか?」


「大昔から親交があったから、じゃないですか?」


「だが、そうは言っても契約を交わしていたわけではない。お互いの信頼の下で成り立っていた。」


「では、それでいいではありませんか。」


「なぜわからない。歴史の授業があるだろ。そうでなくても知っていて当然だろう。」


「?」


「先代の国王が王の座に着いていたのはわずか9年だった。しかし他の国から来た先代の王はこの国の掟を破った。国中の民を虐げる政治をした。それを見かねた近隣の国がネビール王国の救済にはいったのだ。その後国王は失脚し責任をとって自害。」


「はい!?先代の国王は病気で亡くなったのではなかったのですか!?」


「誰だ?そんな誤ったことを王女たるお前に教えたのは。」


「あ、あの。それで?」


「その後すぐに私が国王になって国内の信頼を取り戻すことに全力を注いだ。それから昔からこの国のやり方を良く思って何度かこちらの王女を貰ってくれていたリューク王国に、私はまずやり直す機会を求めに行った。この一帯の中で一番力のあるリューク王国が私の治める新しいネビール王国を認めてくれることで、他の国にも認めてもらえるようになったのだ。リューク王国の先代の王は私の声に耳を貸してあらゆる資源の交流を約束してくれた。その代わりに孫のクラーク王子を我が国の次期国王に迎えることを検討してもらった。」


「なんで勝手に検討させるのよ。完璧にこっちがすがりっぱなしじゃない。」


「リューク王国の協力の下、つまりリューク王国の志向を取り入れて生まれ変わったネビールの次の国王になるのだぞ。」


「あ、でもそれじゃあこの国はリューク王国に支配されていたってこと?」


「いや、なんでだ。この国にいてそんなことを感じたことがあったか?」


「いいえ。ではどういう、、、?」


「この国でできる作物などは優先的にリューク王国に送り、リューク王国からは優れた加工品が送られてくる。他国からの信頼が厚いリューク王国の品をわざわざネビール王国が間に入って売る。」


「で?ああ、つまりリューク王国はネビール王国をもう一度信じることにしたっていう他国へのメッセージにしていた?」


「そうだ。」


「わかりずらいわ。」


「こほん。良いんだ。結果的に我が国は立ち直り、さらに以前よりも活発になったのだから。」


「で?」


「なんだ。もう話は終わったぞ。」


「いや、終わってないですよ。一度軌道修正したのに結局どうして私とクラークが結婚しなくてはいけないのかの答えにはなっていません。」


「だから、リューク王国の先代の国王との約束だからだ。」


「そんな馬鹿な。お互いにメリットがあるのはわかりましたけど、、、。」


「そう言われてもなあ。そうそう、だがクラーク王子にはだいぶ前から話は通しておったぞ。」


「え?あ、じゃあやっぱりクラークは知ってたんだ。いつから?」


「いつだったかな。ああ、5年前だ。国王がクラーク王子の父親に代わった節目の年だった。」


「ということは、2人で外で話すようになった頃ですね。、、、はあ。」


「さ、解決しただろう。戻った戻った。」


「え?だから私の気持ちは、、、」


「だから最初に言っただろう。お前の気持ちでどうこうする気など最初からない、と。」


「もう!!それが酷いって言ってるんです。」


「お前のそのめちゃくちゃな気持ちをいちいち聞いて付き合っておったら婚約の話は進退を繰り返してしまうだろう。」


「ま、まあそうなんですけど。」


「お前の気持ちは結局のところ、1つだろう。」


「はい?」


「よく考えろ、ニーナ。」


「え、は、はい。」


「だいたい昨日、立派なレディになる決意ができたと言ってきたばかりではないか。」


「それはそれ、これはこれ、です。王妃になる覚悟ができたと言っただけです。」


「今頃か、、、。お前は一人娘なのだから他に誰もいないだろうが。」


「それはそうなんですが、えっと、ずっと王女のままな気持ちでいたもので。」


「甘やかして育て過ぎたな、、、。」


「えへへ。」


「笑い事ではない!!さっさと授業に戻らんかっ!!」


「は、はい!!」


ネビール王国

ニーナ(18):主人公。王女。一人娘。


シルバ(38):国王。19歳の時結婚した。27歳の時国王に就任。


エレナ(37):マルク王国出身。王妃。18歳の時嫁いできた。19歳でニーナを産んだ。


先代の国王:ロム王国出身。37歳の時国王に就任。暴虐な政治を行い、46歳で失脚、自害。その後息子のシルバが国王になった。



リューク王国

クラーク(18):リューク王国国王の次男。


国王:5年前に国王に就任。


先代の国王:就任したばかりのシルバを全面的にバックアップ。

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