第三十四話「愛される者、愛されぬ者」
エキセントリックな出会いだな
前回のあらすじ
ラスティから昔の話を聞きたいと言われたコウとカスト
2人の出会いは闘技大会、そして決勝へ…
ガギィン!
コウ「容赦ねぇな!あんた!」
カスト【手加減しないと言ったはずだが?】
コウ「確かに!」
ドゴォン!
コウ「魔法以外も出来んだなあんた!」
カスト【第二の刃ってやつだ!】
ギャーン!
『す、すごい勢いです!目で終えるかどうか…
衝突が強く、観客の席にも衝撃が届いています!』
ワー!!
ギャアァァー!!
カスト【フレイガン!】
コウ「そいそいそい!」
ボン!ボン!
カスト【ッダアァー!】
コウ「ダァー!」
ドッギャン!
ぎゃー!!
カスト【貴様、本当に10歳か?】
コウ「そういうアンタも本当に15歳かよ?」
ザザザザ….
カスト(こいつ、隙という隙が見つからない!?
単純な動きなのに、追いつけ…)
コウ「オラー!」
ドカッ
カスト【!?】
コウ「オラオラオラオラオラオラ!!!」
カスト【くッ…】
ゴン!ガン!ギン!ガン!
コウ「んだよ、防護魔法かよ!」
カスト【貴様!どこでその武術を身につけた?】
コウ「独学!」
カスト【ふざけるな!】
ドゴン!
コウ「うおっ!?」
カスト【貴様の舐め腐った態度、この私が修正してやる!】
ゴゴゴゴ…
カスト【ガアアア…!!!】
コウ「…やっべ」
カスト【アストロガロン!】
ガウアァァ!!
コウ「これがアンタの全力か」
カスト【終われ!貴様の最後だ!】
コウ「…アンタによ、面白いモンを見せてやるよ」
スゥ…
コウ「『アストロガロン』」
カスト【…はっ?】
ドキュゥーン…
シュゥゥ…
カスト【わ、私と、同じ、技?】
コウ「呆けてる場合かよ?」
ザッ..
カスト【…!】
コウ「ban」
ガダッ!
カスト【がはっ…】
『終了ー!判定の結果により…
勝者、コウ・ムラサダ!』
カン!カン!カン!
コウ「ふう…」
スタスタ…
カスト【…】
コウ「なあ」
カスト【…】
コウ「なんで防御しなかったんだよ?」
カスト【…あんなことをされたら、誰でも戦う意欲を無くす】
コウ「まぁ…そーだよな、当然の話」
カスト【…貴様、コウとか言ったな?】
コウ「ん?あぁ、そうだけど?」
カスト【覚えたぞ!その名前…その顔もな】
コウ「そうか、ま、アンタの勝手しろよ」
カスト【アンタじゃない】
コウ「は?」
カスト【ディアン・カストだ、覚えろ】
コウ「…わかったよ、じゃよろしく『カスト』」
カスト【なっ…】
コウ「え?」
カスト【い、いや何でも無い、気にするな】
コウ「?…あぁ」
コウ「…これが俺たちの出会いだ」
ラスティ{へー結構壮絶な出会いだったんだね}
カスト【あの時の君は怖かったなー、めっちゃくちゃ強かったもん
まぁ今もだけど】
ラスティ{…にしても、初対面から名前、しかも呼び捨てなんてさ〜}
カスト【ねー本当に、ねー】
コウ「…?
あの後は月に2、3回は自分家に来たり呼び出されたりしたっけな
時々家にも呼ばれたっけな…?」
ラスティ{え?}
カスト【ほっんとこの人は…】
番外編はこの2人の過去を描こうかな?
どうも紅です
このカップル、案外ストーリーが濃いな?
(こうしたのは自分のせいだけど)
あんま重いストーリーが無いので純愛ストーリーしか作れねぇ
やっぱお似合いなんじゃねぇの?




