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自由超な物語  作者: 紅 村正
γ-episode(ガンマエピソード)
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33/69

2章番外編其のニ『とある男の日記』

章の管理をミスってややこしいことになっちゃた

〇月w日

『素材調達のため森に行くことに

採取用のナイフが壊れたため

知り合いに頼んで作ってもらうことに』

〇月u日

『新しい魔導書を買った

解読に時間がかかりそうだ』

×月o日

『知り合いから新しい薬品ができたため

「被験者になってくんね?」と手紙がきた

絶対にやだ』

▽月k日

『新しいナイフが届いたため使ってみた

軽く振ったら数メートル先の木がきれた

...どうやって作ったのだろうか』

▽月q日

『耐火装備製作のため

洞窟に向かい鉱石を取りに行った』

▽月y日

『女性が倒れていた

パッと見人間に見えないが...

取り敢えず解放したが、どうしよう』

◇月h日

『女性の目が覚めた

慌てていたが経緯を話したら落ち着いてくれた

知り合いに女性を検査してくれと頼んだら

快く引き受けてくれた。

ありがとう』

◇月m日

『検査したところ

この子は『魔物』なんだそう

なんとなく分かっていたが...

この子の容体が安定するまで自分が預かることになった』

▲月z日

『例の子にある程度の魔法やってみるように頼んでみた

なんと魔導書なしで魔法が使えるようだ

特異体質というものだろうか?』

▲月s日

『今日彼女がくしゃみをしたときに

炎がでた

ドラゴンには見えない

これからはこの日記を観察日記もかねて書くことにした』

◎月r日

『観察開始から12日

散歩の途中彼女が転んで膝から血がでた

処置をしようとして鞄から治療薬をとりだしたとき

あたかも最初からなかったかのように傷が治っていた

どうやら再生力が倍以上あるようだ』

◎月l日

『観察開始から28日

彼女から料理のリクエストされた

パンケーキが食べたいと言ったので作ってあげた

市販で売られている素材を使ってパパっと作ったのだが

彼女は笑顔でおいしいと言っていた

《次は私が作ります》と言っていたが...

それよりも容体が安定していないから出来るかどうかはわからない』

χ月f日

『観察開始から52日

彼女の定期健診の結果が知り合いから送られてきた

どうやら彼女は平均より3倍あるらしい

知り合いからは

「稀有なパターンだから全然わかんねぇや

特異体質なら説明がつくがにしてはコントールが少々できていない

なにか変わったことがあったら即時連絡してほしい」

これからも観察は続けていくとしよう』

χ月g日

『観察開始から85日

彼女から《なにか作って欲しいものはありますか?》といってきた

オムライスをつくってほしいと言ってみた

結構クオリティが高かった

卵は半熟とろとろ、中身のケチャップライスは濃すぎず薄すぎず絶妙な味

とてもおいしかった

彼女が《どうでした?》と聞いてきたので

おいしかった、と伝えたら

まるで子供の様によろこんでいた

...彼女がここに来てから書く字数が増えていってる気がする』

Ω月j日

『観察開始から120日

彼女と買い物に出かけていた時

とあるワンピースが目に入った

生地が薄く黒色のワンピース

今の手持ちじゃ少し厳しいが来月になれば...

そういえば誕生日を聞くのを忘れていた

暑い時期ならドンピシャだろう』

σ月t日

『観察開始から217日

今日は彼女の誕生日

プレゼントとしてあのワンピースを渡した

とてもうれしそうにしており

実際そのワンピースをきた彼女はとてもきれいだった』

σ月p日

『観察開始から219日

彼女が海にいきたいといったので連れて行った

彼女は前にプレゼントしたワンピース着てきたらしく

見たときは一瞬思考止まった

目の前に映る彼女はとても美しかった

まるで天使のような...それに相応しい可愛さと美しさだった

そのとき、海水が顔に飛んできた

《なにぼーっとしているんですか?ラスティさん!》

私は無邪気にも水しぶきを返していた

案の定二人ともびしょびしょになってしまったが

子供っぽく無邪気な彼女の笑顔につられて私も笑ってしまった

ほんの少しどうでもいいことを書くことになるが

...いや別にいいか』

@月v日

『観察開始から304日

彼女が誘拐された

買い物に行ってる時に魔物のバウンティーハンターに連れ去られたようだ

さっさと準備しよう

絶対に許さん』

@月c日

『観察開始から305日

辛くも彼女を救うことができた

バウンティーハンターのボスに聞いたことなのだが

どうやら彼女が裏切者として指名手配されているらしい

絶対に守り抜く』

¥月y日

『観察開始から348日

知り合いからこんな手紙がきた

「君が預かっている女性についてだ

あの女性の持つ魔力は生まれつきの物じゃない

何らかの方法で外部から入ったものだろう

問題はその魔力が非常に不安定になっていることだ

恐らく魔力が本来許容できる量を超えているのだろう

このまま放っておくとおよそ2ヶ月で体が徐々に崩壊していく

非常に稀な例なため対策が取れない

残念ながら治すことはできない

...と

普通の医者ならそれで終わらせるだろうが

生憎俺は普通じゃないんでね

とっくに治す方法はあるんだよなぁ!

定期健診に採血があることは知っているだろう

採血した血で勝手ながら解析させてもらった

それをなんやかんやして治せる薬ができました

それを飲んで一日安静にしていれば治っているだろう

その代わり副作用が3日間性欲が倍以上になる

まぁ君たちなら大丈夫だろう」

...とんでもない男だ』

=月l日

『観察開始から362日

今日は大晦日だった

こたつで食べるおうどんはとても美味しかった

目の前に居る彼女の顔はとても可愛らしいものだった

そして

《もうすぐで出会って一年間ですよ

案外早かったですね

今年一番良かったことってありますか?》

私は君と出会ったこと

君の容体が完全に直ったこと

その二つを言った

このことを聞いた彼女は顔が赤くなっており照れていたようだった

そして彼女はこう言った

《同じようなものですが...

貴方と出会えたことが一番うれしかったです

こんな身寄りもない私を匿ってもらって

本当に感謝しきれません

...あの、差し出がましいようですが

もう少しここにいてもいいですか?》

私はどうして?と尋ねた

《...私にはあまり思い出がありません

いつも夢に出るんです

残してきた家族の事

逃げた私を仲間たちがどう思っているか

...いい思い出なんてありませんでした

でも貴方と出会ってから変わっていきました

最初は貴方を疑っていました

私は何をさせられるのか

でも...

貴方と毎日を過ごしていくうちに

そんな考えは段々となくなっていきました

そして...それと同時にこんな考えも出てきたんです

貴方ともっといたい、貴方の顔を見ていたい、貴方の声をもっと聴いていたい

貴方と一緒に生きていたい

...流石にちょっと恥ずかしいです》

私は...

{いいよ}

《え?》

{ここにいてもいいよ}

《ほんとですか!?》

{むしろいてくれた方がこちらとして有難いんだ

独り身だから話し相手がほしい...}

《たしかに少し前まではなんとなくぐったりしていましたね》

{仕事がきっついんだほんとに

帰っても人がいないってのがなお悲しい

あと単純に君が好きってのもある}

《...へ?》

{さ、早く寝よう}

《え?今、好きって...》

{あー寒い寒い、あったかいお布団に入るんだ}

《まっ...!まってくださいよ~!》

覚えている限りのことをかいておいた

少し恥ずかしいな...』

=月x日

『観察開始から丁度1年

彼女がこんな事を言ってきた

《あの...》

{ん?}

《ラスティさんって結婚って考えてたりします?》

{頭の淵にはあるよ、親からも『早く孫の顔をみせておくれ』

って耳が痛いんだ

...それとも君がなるかい?}

《へぇっ!?》

{ハハ!なーんて...}

《...///》

{...(゜Д゜)}

...予想外だった』

α月a日

『調査開始から一年と20日

ちょっと前に彼女と結婚した

花嫁姿の彼女はやはり美しかった

あとあまりにも可愛さで目を離してしまった

《どうですか?》

{うん十二分に似合ってる}

《へへ...ありがとうございます!》

{天使はここに居たんだなぁって}

《一つ聞いてもいいですか?》

{?}

《これからどうなるんでしょうか?

わたしは追われの身ですから

いつか追手が来るでしょう

もしもそれで貴方が死んでしまったら...》

{どうってことねぇよ}

『え?』

{そんなもん承知の上さ、

これから起こることに比べたら小さいことさ}

《...》

{それに...

なにがあっても、俺が永遠に守ってやる}

《...!》

{ありきたり、だな?}

《それでも、私は嬉しいです、

私もあなたを永遠に守ります》

{それは...ありがたいな}

この幸せが続くことを信じて

観察記録も今日で最後にする

これからは前までの日記と同じように書こう』

β月c日

『買い物にいったらなんと!

温泉旅行のペアチケットが当たった

...しかし期限がギリギリだ、しかも仕事が重なっていける気がしない

どうしよう...』

番外編なのに本編並になっちゃった()/(^o^)\ナンテコッタイ

番外編も裏話

どうも紅です

日記だからって長くすればいいわけじゃねぇよ!!!!

これ、過去最高に長いかもしれません。

いやほんとに時間がかかりました

でも、もうちょっとお付き合いください

これ書いている時って祝日なんですよね

ほんと祝日様様です

ということで番外編もといちょっとした過去編いかがでしたでしょうか

次回三章突入お楽しみに!

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