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第0話 -Purologue-

夢を見ていた。

とても長い夢だった。


内容は思い出せない。

けど、思い出したら平静を保てなくなりそうだからやめる事にする。


いつもの習慣で、お金をケチったあまり遮光の無いカーテンを引く。

窓も開け放ち、外気を取り込んだ。

春の暖かく柔らかな陽気が、寝起きの淀んだ気持ちを軽くしてくれる様だった。


雲一つ無い良い天気だ。

こんな天気こそ、とても良い日が来……


 「ゆー君! あっさだよー!」


……ないのが人生の厳しさである。


今日も何が起こるから分からない。

また、気苦労と頭痛の絶えない出来事に出会すのだろう。

ま、それも悪く無いと思える様になってきた。


さて、これからどんな事が待っているのだろうか。

少し諦めの混じった笑みを浮かべながら、部屋のドアを開けた……。


 【星降る夜、君と。 -Best Memories-】

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