じーじとルナとぼくの出会い!
初めての全年齢版小説です。 ちょっとだけエッチな表現が有りますが大丈夫な表現です。
主人公、三月 冬弥が剣と魔法の世界に転移して、じーじに剣と魔法を教えてもらい、エルフの女の子には森でのルール、心得とかを教えてもらって成長していく物語です。
遅筆ですが、よろしくお願いします。
俺は、三月 冬弥 大学の卒業決まってから、バイトで貯めていた貯金をおろして信州の山裾のコテージに卒業旅行に来ていた。
なんでそんな所に? というか惹かれたんだ。 旅行会社のホームページに有った風景に・・・
霧が立ち込めて、薄っすらと覗く湖面にその際に鬱蒼とした森の風景に、惹かれて思わず、予約ボタンをポチッと押してしまっていたんだ。
新宿駅で電車に乗り長野・松本で降りてからバスで揺られて50分。 都心からちょっと外れた所に住んでいた俺としては、本当の田舎だなっという感じで、それから徒歩で30分、予約していたコテージ村についた。
コテージだから自分で食べ物を作らなければならないのだが、そこはコテージ村で、夜12時まで開いているお店で買った特製弁当とビールでその夜を楽しんだ。
自分は、都心よりはちょっと外れた目黒区に有る自分の家には、両親と、兄、姉がいて、俺は次男で住んでいる。
少年時代から格闘技が好きで、総合古流柔術を習って、後はSFとかライトノベルとかが好きで読んでいた。 SFの影響で物理の授業が好きで、必要に迫られて数学も理科もしっかりと学び、気がつけば理系の大学の入学。
最近流行りの蓄電池の工業研究所に就職は決まっていた。
さて、牛肉尽くしの特製弁当は、ご飯より、信州牛のステーキや時雨煮、ローストビーフとかがいっぱい入っていて、ビールが足りないかなと思ったほど美味しかった。
という感じで満腹になった俺は、腹ごなしに夜の散歩に出た。
寒いので、ネルのシャツの上にダウンジャケット、ジーンズの姿で、外に出る。
薄暗い歩道がコテージ村の周囲を巡っていて、そこから分かれ道を通っていくと湖に出るコースをのんびりと歩いていた。
でも少し霧が出ていて湖に近くなっているのに、近くなっていない。
気づけば霧に包まれて、歩いていたら見知らぬ森? えっ えっ 前に湖が有ったはずなのに、森? なんで森? 後ろは霧で見えない?
後ろに行くと真っ白な霧に纏わりつかれて自分の位置がわからなくなった。
なんで? 舗装された歩道を歩いていたのに地面は土が剥き出しの地面だった。
なんじゃこれは? と思っていたら意識が遠のく。 だめじゃん。 一番危険な事じゃないか!!
と思っているうちに意識が途切れた。
あれー、俺何なの? 昨日の体験が頭をよぎる。
はっとして飛び起きると、椅子に座っているおじいさんがいた。
じーじ イラスト
「すみません、ここは?」
「おお、起きたか。 ルナが、ああわからんな。 家の女の子がお前さんを見つけてこの家まで運んだのじゃ。 まあ、気づいて良かったわい。」
「どうも、すみません。 ありがとうございます。 それで、僕はどこに倒れていたんですか?」
「お前さんも訳ありじゃろうが、ファズの森と言う森に倒れておったんじゃ。」
「魔物なんかが寄ってこなくて良かったの。」
「魔物ですか? 狼とかイノシシじゃなくて?」
「まあ、イノシシやブラックウルフは普通に出るぞ。 あとゴブリンやオークもな。」
「はっい! ゴブリン! オーク!ですか? なんですかそれ?」
「知らんのか? 良くここまで来たもんじゃな。 ファズの森は人里から相当離れてるのじゃがな。 もしかして迷い人かな?」
「迷い人ですか? そうかも知れませんが?」
「ちなみに、他の人はいらっしゃるのですか?」
「まあ、丁寧な言い方じゃ。 うむ、この家には儂と女の子のルナしかおらん。 それとここはファズの森の一軒家じゃ。 まあ少し行けばエルフの里や獣人の里が有るにあるがの。」
「あの、おじいさん、日本とか聞いたことありませんか?」
「うむ、知らん。 どこじゃ? そこは?」
「はい、自分が生まれた国です・・・ 多分遠いと思います。 それで一番近くで人が住んでいる所は?」
「うむ、レンドの街が一番近いかの? 近いと言ってもの。 多分、人の足で一月半はかかるぞ。 ファズの森の奥からじゃからな。」
「ああ、じーじ、このひと起きたんだね。 名前は?」
「あ、自分は三月 冬弥っていいます。 三月が苗字で、冬弥が名前です。」
「じゃあ、冬弥っていうね。 私はルナ。 じーじに助けられて居候しているエルフよ。 歳は女の子の秘密だけど、冬弥より相当お姉さんだから。 でもルナで良いよ。 それとおじいさんって言うと照れると思うからじーじでいいからね。」
エルフ ルナ
「おじいさん、お名前をお聞かせて貰えますか?」
「いやー、相当昔に名前なんか捨てたから、ルナも言っていたように、じーじで良いぞ。 おじいさんと言われると、本当に照れるからの。」
「じゃあ、じーじさん。」
「じーじじゃ。」
「じーじ、どうやって暮らしているんですか?」
「ルナと儂で、裏にある畑で野菜を取って、森で果物とか、動物、魔物を狩っておる。 水は魔法じゃな。 後は錬金術で細々したものは作っておるが。」
「はい、分かりました。 それで僕はどうしたら良いですか?」
「なーに、一人増えたからと言って追い出すとかは、考えておらんぞ。 別にいつまでもいても良いんじゃ。 特に跳ねっ返りのルナと一緒に何かしてくれれば良いぞ。」
「えー、じーじ。 ひどい。 私を跳ねっ返りとか。 傷ついちゃうよ。」
「だって本当のことじゃろ。 昨日も野菜の籠を魔法で飛ばそうとして家を傷つけたばっかりじゃろ。」
「うぅー 何も言えません。 すみません。」
「分かれば良いのじゃ。 まあ、冬弥、呼びにくいからトーヤで良いじゃろ。 それで一緒に過ごせばよいじゃろ。 あー、部屋はしばらくは無理じゃから、ルナ、一緒の部屋で面倒を見てやるんじゃぞ。 着ている服はダボダボじゃからの。 お前さんのお古でちょうど良いんじゃないかな。」
「そうね。 変な服だもんね。 来て、私のお古着せて上げる。」
「はぁ? 自分なんで縮んでるんですか? ズボンの裾も、シャツもぶかぶかです。」
「縮んでる? もともと大きな服だったんじゃないの? 立派な生地よ。」
「まあ、来なさい。 こんなに裾があったら、踏んづけて転ぶわよ。 来て。」
俺はルナに手を取られて引きずられていった。
「ここよ 私の部屋。 今日からトーヤの部屋が準備出来るまでは私とトーヤの部屋だからね。 それと服は・・・
あ、これよ、それとベルトね。 いや、紐のほうが良いかな?」
「まず、着ている服を脱ぎなさい。 それからだわね。 え、なにその下履き?
紐ついてないじゃない。 これも取り替えるのよ。」
無惨にも全部の服を剥ぎ取られた俺は、合わせ着? と、紐パンツ?を着て、腰を紐で縛る格好になった。 靴はインディアンのモカシンみたいな柔らかな皮靴だ。
ただ、服を見て、なんで自分がこんなに縮んでるの? という大きな謎が頭をしめていた。
トーヤ 転移直後
「似合うわよ。 あのよい生地の変な服と大きな靴は大切にしまっておいてあげるから、心配しなくて良いわよ。」
「はい、ありがとうございます。 それで自分、床に寝ますから心配しないでくださいね。」
「はぁ? 何を言ってるの? 貴方みたいな子供を床に寝かせるなんて、一緒にベッドで寝るに決まってるじゃない。 私のほうが歳上なのよ。」
「でも、自分、男ですよ。」
「男の子! こんなにちっちゃくって可愛いのに、そんなこと言ってるんじゃないわよ。 ここも・・・あら大きいわ。 でも大丈夫よ。 私お姉さんだから。」
「まあ、可愛いんだから一緒に寝よ。 一人だと怖いでしょ。」
「自分、男ですよ。 襲っちゃうかもしれませんよ。」
「出来るならやって御覧なさい。 魔法で手足縛って寝かせるから。 フフフフフ。」
「さっきから魔法って言ってますけど、どんなのですか? 興味あるんです。」
「じゃあ、見てて、 ライトボール ファイヤー」
明るい照明が部屋の中を照らし、 ルナの指先に火が点る。
「凄い。 本当に魔法だよ。 自分初めて見ました。」
「本当に知らなかったみたいね。 ここだと魔法は当たり前よ。 貴方魔法使えないの? うーん、初めてって言ってたから使えないわね。」
「多分、じーじが教えてくれるわよ。 じーじは、剣も使うし、魔法も一級品だから。 私もいっぱい教えて貰ったから大丈夫だと思うわよ。」
「じゃあ、家の中を案内するわ。 ついてきて。」
家の中を案内してくれて、平屋で、廊下が一直線。 一番左がじーじの作業場。 じーじの書斎と寝室。 物置。 トイレ。 キッチンと食堂。 ルナの部屋。 物置。 物置。 物置。 物置。 となっていて、物置が多いのは農作物と動物、魔物の肉を保存するための部屋だった。
トイレは穴の空いた椅子の下に籠が有って、まあ、ボットン式だ。
ただ困ったのはお尻を拭くのが、なにかの葉っぱだった。 慣れるまで苦労しそうだな。
それとじーじの作業場はいつ入ってもよいが、慣れるまではじーじかルナと一緒に入らないとだめと言われた。
今度は家の外を案内してくれて、外の畑は想像以上に広かった。 麦畑と大豆、葉物野菜と瓜、パプリカに似たような野菜やその他諸々と香辛料とスパイス。 果樹が有って、二人で収穫とか出来るのか?と聞くと、魔法も有るから楽よ。 と笑われた。
「さて、トーヤ、もう夕食の準備だから、キッチンに行くわよ。 ごちそう作るからね。」
物置から野菜と、肉の塊を取ってきて、キッチンの作業台に乗せてから。
「今日は見てるだけでいいわよ。 明日からは手伝ってもらうからね。」
「はい。わかりました。」 野菜を流しのボールに魔法で水を出して洗ってる。
肉は焼く用のステーキ肉みたいな厚さにカットされ、残りはゴロッとした一口大の大きさだ。
鍋に、一口大の大きさの肉が入り、 コンロの所で言葉を唱えると、鍋からジューという音が聞こえてきた。 火は無いよ。 なんで?
鍋の肉がいい感じに焼けたようで、ルナが言葉を唱えると熱湯?が鍋の中に入ってく。 ジューーと音と肉の焼けた良い匂いが、鼻にこたえる。
切った野菜を入れて、何かフンフンとリズムを取って、お玉を動かしている。
「見る? 美味しそうになってきたよ。」
「はい。」
「じゃあ、こっちに来て。 見せてあげるわ。」
俺は鍋の中を見ると野菜とお肉の良い匂いが立ち込めて、スープの中で踊っているのが見えた。
「次はステーキね。 焼くわよ。」
戸棚から大きなフライパン? を出して、コンロに置いてルナが言葉を唱える。
だんだんと焼けているのか高温になっているようだ。
油を注いで、表面にまんべんなく油がまわると、ステーキ肉を焼き始めて、塩とスパイスを振りかける。 ジューーという音と良い匂いで俺のお腹が食べたいと悲鳴をあげている。
表面が焼けた肉をフライ返しみたいな器具でひっくり返してしばらくして、まな板の上に乗せて、フライパンにはワイン? を入れ、塩、スパイスで味をつけている。
まな板の上の肉をナイフで切って、お皿に乗せて、さっき作ったソースを掛けて出来上がりみたいだ。
お鍋のスープにも塩とスパイス、香草?を入れて、木のボールによそってる。
戸棚からパンが入った入れ物?が出てきて、パンを切ってお皿に盛り合わせて、後は、サラダがボールに入っていたのを出して全部出来たようだ。
ルナはフライパンを洗ってから俺に声を掛けてきた。
「トーヤ、食卓に運ぶから手伝って。 終わったらじーじ呼んで来るから。」
テーブルに食べ物を運び終えると、ルナがじーじを連れてきた。
「おお、おいしそうじゃな。 ルナ、がんばったな。 ではいただこう。」
何か祈りのポーズを取ってから、フォークと木のスプーンで食べ始める。
「旨い。美味しいです。」 後はもくもくと食べる。
パンは少し固かったが、昔のライ麦パン位の固さでコクがあってお肉とよく合う美味しさ。 スープは香草の香りで美味しいし、サラダも野菜のうまさと甘み、少しの苦さがちょうどよく混ざっている。
美味しく食べ終わって、フウと一息つくと、じーじとルナに見つめられて言われた。
「美味しかったようで、作ったかいが有ったわ。」
「トーヤの国はどんな所だったの?」
「そうですね、魔法が無い代わりに、科学という文化で生活が楽にできる平和な国です。 動物はいますが、魔物はいなかったです。」
「ふーん、じゃあ、魔法が無くて明かりとかはどうしてたの?」
「夜は電気、雷の力で電球という明かりがついたり、水も蛇口の上のレバーを動かせば出る感じです。 魔法の便利さの方が良さそうですけど。」
「ふむ、興味深い話じゃな。 んーむ、明日はじーじがトーヤの魔法の適性を見るとしようか。 まあ、ここの生活に慣れてくれば、午前中は畑仕事、午後は魔法の授業と剣の修業かな?」
「剣の心得は有るのかな?」
「はい、自分の国の古武術の中の、太刀術、小太刀術、槍術、棍術、組討などを修めています。 明日の午後、魔法の適性と一緒にみて頂ければと思います。」
「うむ、ではそうしよう。 遅くなったことだし、身体を拭いて寝るが良いぞ。 それとルナの部屋の前に毛布を用意しておいた。 使ってくれ。」
「はい、分かりました。 そうさせて頂きます。」
「トーヤ 部屋に行くよ。」 少し薄暗くなった廊下を歩いて、ルナの部屋に行く。
「トーヤ、身体拭いてあげるから、お姉さんの背中も拭いてね。」
部屋に廊下の毛布を入れて、ベッドに敷いてから、たらいを用意するルナ。
言葉を唱えると、適温のお湯が溜まる。 俺は服を剥ぎ取られて全裸にされる。
「おお、子供だけど、あそこだけじーじより大きいね。」
背中から拭かれて、「後は自分でやるから!」 と言ったら凄い悲しそうな顔で、
「させてくれないの? おねえさんなのに・・・」
「わかりました。 拭いてください。 お姉ちゃん。」
この一言が効いたみたいで、笑顔になって、俺の身体全部を拭き上げてくれた。
その後、全裸になったルナが、背中を見せて拭いてとタオルを渡してきたので、ゆっくりやさしく拭いてあげると、体ごと振り向いて、「おっぱい吸いたい? でもお乳は出ないけど?」と聞いてきてきてくれて、小ぶりな上向きのきれいな形のおっぱいを見れた事は眼福だった。
身体を拭き終わったルナは服を着て、俺にも着せてくれて、ベッドにいざなった。
だが、「トーヤ親指と親指をくっつけて出してみて。」と言われて出したら、魔法で縛られた。
「お姉ちゃんに何か変な事したら、こうやって縛るからね。 全身だから。」
と、笑って魔法を解いて、ベッドのルナの隣に寝かされた。
「トーヤ、お姉ちゃんをよろしくね。」
そう言うと目を閉じて眠ったルナがいた。
俺も疲れたのか、ルナの腕に手を絡ませて眠りについた。
第1話 ジージとルナとぼくの出会い。 どうでしたでしょうか?
面白い、興味が出たと言う方。 ブックマーク登録+☆☆☆☆☆のポイントを入れて頂けると幸いです。
よろしくお願いします。




