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元素の旅人 「理系社畜、異世界で元素魔法の賢者になる」周期表はチートじゃない。俺の「化学知識」が世界を救う法則だ  作者: 花咲かおる
第14巻「レムリアの試練と賢者の石」

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エピローグ: 賢者の石の行方と新たなる脅威

魔の海域の荒波を、ガリオン・ハート号は奇跡的に乗り越えた。船倉では、オクシアとアメリが、負傷したジンク、ナトリ、ガリオの治療に当たっていた。幸い、全員命に別状はなかった。

秀城は、一人甲板に立ち、沈みゆく古代都市レムリアを振り返っていた。彼の手には、賢者の石の魔法陣(不完全)によって生み出された、虹色に輝く『賢者のエレメント・カリバー』が握られていた。

「(賢者の石の正体は、魔法陣フォーミュラだった。そして、それを完成させるには、バークリウム(Bk)、カリホルニウム(Cf)、アインスタイニウム(Es)が必要だ…)」

アルケミスは、その魔法陣の情報を秀城が記憶したことを知っている。彼は、必ず秀城を追ってくるだろう。

「メンデレ」 アメリが、秀城の隣に静かに立った。 「アルケミスは、なぜ賢者の石の魔法陣を『不完全』だと言ったのでしょう?そして、『崩壊』の力でしか起動しないとは…?」

「分からない…」秀城は首を振った。「だが、奴がウラン鉱石を集め、超重元素を生成しようとしているのは確かだ。奴は、俺とは別のアプローチで、賢者の石を完成させようとしているのかもしれない」

秀城の脳裏に、アルケミスが言った「究極の元素」という言葉が蘇る。プルトニウムでさえ、究極ではなかったとしたら…?奴の真の切り札は、賢者の石によって安定化された、未知の超重元素なのかもしれない。

「俺たちは、アルケミスより先に、残りのアクチノイド元素を見つけ出し、賢者の石の魔法陣を『調和』の力で完成させなければならない」

ガリオが、舵を握りながら言った。 「バークリウム、カリホルニウム、アインスタイニウム…そんな元素、聞いたこともねぇ。どこにあるんだ?」

秀城は、元素図書館の深淵の区画で見た、石板の記録を思い出した。 「…手がかりはある。アルカイア様によれば、それらの元素は、ウーアの世界の崩壊の際、そのエネルギーによって『異界』へと飛ばされた、という伝説があるらしい」

「異界…!?」 「ああ。この元素界とは異なる、別の次元…『精霊界』や『魔界』と呼ばれる場所だ」

秀城たちの次なる旅は、この世界の法則すら通用しない、異次元への探求となる。


╔═══════════════════════════════════╗

║ ステータス (レベルアップ反映) ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 名前: メンデレ・秀城 ║

║ レベル: 19 ║

║ 職業: 元素錬金術師 ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ HP: 2886 (2750x1.05) ║

║ MP: 2404 (2290x1.05) ║

║ 攻撃力: 770 (734x1.05) ║

║ 防御力: 1916 (1534x1.05x1.2) ║

║ 魔力: 912 (869x1.05) ║

║ 素早さ: 711 (678x1.05) ║

║ 賢さ: 946 (901x1.05) ║

║ 運: 126 (120x1.05) ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 習得元素: 67 / 118 ║

║ 習得融合魔法: 269 種類 ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 称号: (主なもの) ║

║ ・調和の帝王 ║

║ ・崩壊を止めた者 ║

║ ・元素の探求者 ║

║ ・反応の王 ║

║ ・大地の王 ║

║ ・不活性の王 ║

║ ・貴金属の帝王 ║

║ ・遷移金属の覇者 ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 経験値: 400 / 4000 ║

║ 所持金: 5500 リア ║

╚═══════════════════════════════════╝

第14巻「レムリアの試練と賢者の石」をお読みいただき、ありがとうございます。本巻では、レムリアでの試練とアルケミスの罠が描かれました。ウラン・ゴーレムとの死闘を経て、秀城はキュリウム(Cm)を習得。そして、賢者の石の正体が、物質ではなく、超重元素を安定化させるための『魔法陣フォーミュラ』であることが判明しました。アルケミスとの再戦では、秀城が錬金術師としての真価を発揮し、『賢者のエレメント・カリバー』を生成するも、アルケミスは再び逃走。賢者の石の完成には、さらなるアクチノイド元素が必要であり、それらが『異界』に存在することが示唆されました。


【第14巻終了時点での習得済み元素(全67種)】

周期元素名 (元素記号)

第1~4周期第13巻あとがき記載の43元素 (ガリウム含む)

第5周期第6巻あとがき記載の10元素

第6周期第11巻あとがき記載の10元素

第7周期 (アクチノイド)プロトアクチニウム (Pa), アメリシウム (Am), キュリウム (Cm)

(合計67元素。キュリウムを習得し、レベルは19に到達しました。)


【重要登場人物】

メンデレ・秀城: 主人公。元素錬金術師。Lv.19、習得元素67個。キュリウムを習得し、賢者の石の魔法陣を記憶する。

アメリ・カレント: アメリシウム使いの巫女。秀城の重要なパートナーとして、戦闘と支援で活躍。

ガリオ・マーレ: ガリウム使いの船乗り。試練を経て秀城を認め、魔の海域を航海する。

ジンク, オクシア, ナトリ: 秀城の仲間。四天王との戦闘やレムリアでの探索で成長を続ける。

アルケミス・ダーク: 元素狩りのリーダー。プルトニウムの完全制御に成功。賢者の石の魔法陣を奪うため秀城を利用するも、失敗。異界の元素を狙う?


【重要語句】

賢者の石: 超重元素を安定化させるための古代の融合魔法陣フォーミュラ

レムリア: 海に沈んだ古代都市。賢者の石の魔法陣が隠されていた。

キュリウム (Cm): 秀城が新たに習得したアクチノイド元素。「自ら輝く」特性を持ち、聖なる放射線を放つ。

賢者のエレメント・カリバー: 秀城が錬金術で生成した、全元素の特性を調和させた虹色の剣。

異界(精霊界・魔界): 賢者の石の完成に必要な、残りのアクチノイド元素が飛ばされたとされる別次元。


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