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元素の旅人 「理系社畜、異世界で元素魔法の賢者になる」周期表はチートじゃない。俺の「化学知識」が世界を救う法則だ  作者: 花咲かおる
第9巻「禁断のアクチノイド」

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第5章: 究極の防御、プロトアクチニウムの習得

試練を乗り越え、レベル17に到達し、アクチノイド元素の習得を正式に許可された秀城。彼は、アルカイアから、プロトアクチニウムの魔力結晶を手渡された。

「メンデレ。君がこの元素を使うのは、あくまでプルトニウムの中和のためだ。破壊のためではない。その覚悟を忘れるな」

アルカイアは、最後の警告を与えた。

「はい。俺の目的は、守りです。破壊の力を持つアルケミスに対抗するための、究極の防御を構築します」

秀城は、プロトアクチニウムの結晶を手に、習得を開始した。この元素の習得は、これまでで最も困難を極めた。元素核の不安定さが、彼の精神を常に揺さぶり、習得のたびに強烈な頭痛と吐き気に襲われた。しかし、彼の調和の帝王という新しい称号が、その不安定な波動を抑え込み、習得を可能にした。

そして、数日後、ついにプロトアクチニウムの習得が完了した。


╔═══════════════════════════════════╗

║ 元素習得 ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 「プロトアクチニウム(Pa)習得」 ║

║ 原子番号: 91 / 習得数: 64 ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ ステータス上昇! ║

║ HP:2410→2510(+100) ║

║ MP:1985→2085(+100) ║

║ 賢さ:730→780(+50) ║

║ 運:105→115(+10) ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 重要!融合魔法解放! ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 「崩壊中和結界(アンチ・ディケイ・フィールド)」║

║ Pa + Tm + (任意の不活性元素) ║

║ コスト:350MP ║

║ 効果:アクチノイド元素の連鎖反応を強制的に安定化。核の崩壊を止める。║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 「時空安定化フィールド」 ║

║ Pa + Yb + La (プロトアクチニウム+イッテルビウム+ランタン)║

║ コスト:500MP ║

║ 効果:空間の歪みを抑制し、アルケミスの空間転移を完全に封じる。║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 経験値+500! ║

║ 経験値:0→500/3500 ║

╚═══════════════════════════════════╝



新しい融合魔法「崩壊中和結界」は、まさに秀城が求めていた究極の防御だった。プルトニウムの核分裂連鎖反応を止めるための、唯一の対抗策である。そして、「時空安定化フィールド」は、イッテルビウムの精度とランタンの安定性を組み合わせ、アルケミスの空間転移を完全に無効化する。

秀城は、これでアルケミスの二つの最大の脅威、空間転移と究極の元素に対抗する準備が整った。

「アルケミス…あんたがどんな「究極の元素」を持ってこようと、俺はそれを調和で止めてみせる」

秀城は、強く決意した。

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