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能力値【零】の《最下位闘士》と言われていますが、覚醒すると危険ですので※ご注意ください※

作者:椎鳴ツ雲
「ノックもせずに風呂に入るなんてありえない!! 決闘よ! 負けたほうはメイドになりなさい!」

 自分の部屋の風呂場に入ると、そこには見知らぬ裸のミステリアスガールが!?
 え……誰? そもそもなんで俺の部屋に女の子が!? って、え、決闘!?
 突如始まる【強撃乙女】と呼ばれる少女・神楽坂イザベラとのタイマンの試合。

 彼女らは自らの意志を武器に変える特殊な魔法を使う、【魔闘士】と呼ばれる生徒だ。
 もちろん神楽坂イザベラも魔闘士。彼女の武器は打撃に特化したハンマーだ。
 しかし、魔闘士でありながら、この学園で唯一、主人公・御影志樹だけが武器を持たない。
 持たない……というより、持っていないのだ。彼の武器は封印されていた。
 魔法が使えない彼が学園で生き残るために鍛えてきたのは『筋力』+『体術』のみだった。

 イザベラと志樹の決闘。彼女は武器・多照魅火槌《たてみかづち》を召喚した。
 強者である彼女は相手がどんなに最弱手も手を抜かない。
 なのに、なぜか素手で戦っている志樹には手も足も出ない。
 そして決着の時は来た。
 志樹は気功で彼女の武器と服をすべて跡形もなく吹き飛す。
「やるわね……」 イザベラは見下していた相手を認める。
「お前もな」 互いに認め合う。戦いの中で互いの意志を感じ取った。
 こうしてイザベラはメイドとなり、共に暮らすルームメイトとなった。

 イザベラがこの高校に入学した理由は、神楽坂財閥を壊滅させた犯人を見つけるためだ。
 神楽坂財閥とはイザベラの父の財団だ。とある人物により、父や部下たちは皆殺しにされた。 
 それを知った志樹は黙り込み、彼女を拒絶するようになる。
 やがて訪れる残酷な真実。
 全てを知ったとき、それでも二人はパートナーでいられるのだろうか?
 待ち受ける結末とは……。
第一章 我の意志に名を示せ・魂を刻まれし魔装雅楽
第二章 強撃乙女と最下位闘士
第三章 亜螺視虎と銅鑼俱狸
第四章 御影志樹と神楽坂財閥
第五章 亜斬武銃万と多照魅火槌
最終章 現代魔闘士と闘技祭
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