表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/64

集団宿泊の裏で

余りスポットが当たらなかった方たちの目線です。

飛ばしても問題ないです(*`・ω・)ゞ

〈アルト先生視点〉


いよいよ、集団宿泊が始まった。

わしは、ギルドにダンジョン探索の許可を貰いに行ったり、公園での模擬戦闘の許可を貰いに行ったりして、なかなかに忙しかった。


わしのクラスは、2組だから1組と違って運動は余り必要ではないので、自由時間が長くなる。わしは、皆が鬼ごっこをしてる間街を散策する。

わしの生まれたところにこの街は何となく似ている。


「長期休暇になったら故郷に一回帰ろうかな。」


声に出したらもっと帰りたくなってきた。予定追加しとこう。

やる仕事増えたなあ。

もうそろそろ戻らないと。



結構激しくしてるなあ。(遠い目)

向こうに見えた雷を思いながら、ため息をつく。

転校生いるの忘れてないか?


「先生!すみません!そっちにいきました‼」


比較的近くにいた生徒の精霊術を他の生徒が跳ね返したらしい。

こちらに、風の刃が3つほど迫ってきていた。


「やれやれ。」


水の弾を空中に作り出し、風の刃に当てて相殺する。

この力はエルフの血から受け継いだ。エルフは精霊に近いからこんな力がある。


「ありがとうございます!」


生徒は律儀に一礼して何処かに走っていった。


「これは、パートナーつけたの間違ってたかな?アイさん無事だといいんだけど....」


ちょっと後悔した。



だが、最後鬼にならなかった人を呼んだときアイさんがいたから驚いた。コルザさんはいつもだけど、エルトさんは最後ぐらいで

油断するからエルトさんが居たことにも驚いた。

後で、エルトさんに注意しているアイさんを見て、この子がエルトさんを手助けしたと察することができた。


「アイさんは例外だと思っておこう。」



その後は自由時間にして、一足先に宿に戻り、生徒の評価と今日のことを書く。そしてそのあと冒険者ギルドに行き、武器の先生を確認し、水晶を借りた。教員は忙しい。

あっという間に一日目が終わった。


二日目。神殿に行き、お祭りに参加した後公園に行く。

生徒一人一人に水晶をさわらせる。水晶は様々な色を発し、それを見て生徒たちを分けていく。興味が湧いたので、私も水晶に触ってみる。水晶は色を発しなかった。


「珍しいですね。完全な術士タイプですよ。」


目の前を通っていった槍の教師の人がひとこと言って通りすぎた。


「........つまり、武器全般むかないと。」


がっかりした。



もうやけくそだ。


「よし、あとは自由時間にしよう。うん。」


何もしたくない。



三日目

ギルドに皆を連れていき、ダンジョンに向かう。

死傷者はたまにいるけど、まあ大丈夫だろう。


「じゃあ、いってらっしゃい。」


生徒たちを送り出し、ギルドで待つ。


少し後、リタイアした生徒たちが何人か来た。

勿論、クリアした人もいた。


「もう一班いないね。」


「多分、エルトさんたちのグループだと思います」


メンバーを思い浮かべる。多分大丈夫だろう。

サポートもついているし。



しばらくして、戻ってきた。報告を聞き、点呼を行う。


「スノウウルフの変異種が出るなんて....」


変異種は珍しい。だから油断していた。

今度は、そういうことも考えないといけないな。


「でも、倒せるかぁ。強いな。」


高等部一年で倒せるとは。後々すごい人たちになるかもしれない。取ってきた輝石もとても上質なものだった。



<フィラデル視点>


今日は僕は教師として学園の生徒に銃と弓を教えるんだ!

と意気込みここに来たけど、この子達僕より才能あるよね?


王の弟であるコルザさんは元々色々な訓練をしてるから磨きがかかっているのは当たり前として....

唯一女の子だったアイさんは一発目でほぼ的の真ん中に当てるし、もう一人の男の子のティーさんは銃より扱いが難しい大弓で的に当たるし....


僕の立場は?


この時点で、半分僕が折れかけているにも関わらず、次の属性付与の訓練ではもっと凄かった。

まず、さいしょにアイさんがやったんだけど、いきなり炎属性を付けてしまったし。炎属性は火属性の上級属性で、あの短い時間では到底できないはずだけど....


次は、コルザさん。風属性だけど、少し火力が大きい暴風を出してきた。コントロール上手いね(遠い目)


最後、必死に僕は普通だ!って言い続けてたティーさんも、二属性付与の矢を放つし....この子達いったい何だろう。



実技はもう大丈夫だと判断して、銃と弓の手入れの仕方を教える。皆熱心に聴いてくれた。ここでやっと僕が教師らしいことができた。

うん。もうこれでいいや。


講座が終わり、帰路につく。


「僕も頑張らなきゃなあー。」


ため息をつきながら呟いた。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ