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第2‐2話『妄想依存少女の平穏とした学園生活の終わり』

今回で、この物語の始まりとなる告白イベントはひとまず終了です。

ここから夢路の平穏だったはずの日常が、本人の意思とは関係なく、少しずつ面倒な方向へ動き出していきます。

 これだけ騒いでいれば悪目立ちするのも当然だ。

 周囲を見渡してみれば、案の定、周囲の生徒たちは足を止めたり、ちらちらとこちらを盗み見たりしながら、ひそひそと何かを囁き合っている。中には、口元を押さえて笑いをこらえている者までいる始末だ。

 ……鬱陶しい。

 面白半分で覗き見てくるその視線が、ひどく不快だ。

 良くも悪くも七瀬は校内でも目立つ存在だ。そんな七瀬と、去年からこうして対等に言い合える関係にある私みたいな陰キャオタクは、生徒たちにとって格好の話のネタなのだろう。裏で何を言われていようと、実害があるわけでもない。私には関係ないと考えているが、どうしようもなく癪に障る。面白がって眺めているだけの、この無責任な空気が気に食わない。

 そのせいか、さっきまで沸騰していた七瀬への怒りが、急速に冷めていくのを感じた。

 私と七瀬を遠巻きに眺めるその光景は、正直言って気分のいいものではない。面白半分で覗き見てくる視線と、隠そうともしない嘲笑が見える。その無遠慮さが、不快で仕方なかった。

 裏で何を言われていようと、実害があるわけでもない。私には関係ない。はずなのに、それでもやっぱり癪に障る。

 もう七瀬に文句を言う気も失せて、私はこの場からさっさと立ち去りたくなっていた。不快感から、先を急ごうと声をかけようとする。


「……ねぇ、七瀬。もう行こうよ。相手にしたって意味ないじゃん」


 だが、七瀬は動かない。

 変わらず前方でたむろしている女子たちを、じっと見据えている。その表情を見た瞬間、私は言葉を飲み込んだ。

 ……あ、これダメなやつだ。

 まだ半年ほどの付き合いだが、この顔をしているときの七瀬は本気で怖い。怒っている、というより控えめに言ってもマジでキレている。

 視線の先にいる女子たちは、ひそひそと何かを囁きながら、こちらを見ていた。その目には、隠しきれない侮蔑が浮かんでいる。

 次の瞬間、七瀬が動いた。止める暇もなかった。一歩踏み出したかと思えば、そのまま一直線に距離を詰める。相手に逃げる暇すら与えない速さだった。


「ねぇ、そこのアンタたち。何か私らに用でもあるの?」


 本気で怒っているときの七瀬の声は、冷たく、静かで、鋭い。それだけで場の空気が凍りつくような迫力がある。実際、目の前の女子たちは鬼に睨まれたみたいに顔を青ざめさせ、誰一人まともに顔を上げられずにいた。

 ……よく見れば、その集団は私と同じクラスの女子たちだった。

 といっても、私はどのグループにも属していないぼっちなので、顔と名前が一致していない。だが、その中に一人だけ見覚えのある顔があった。去年から男子の間でやたらと人気のある美少女だ。名前は……えっと、なんだっけ。まぁ、どうでもいいか。確か、彼女はもう一つのグループの中心人物だったはずだ。

 去年から引き続き、霞ケ浦高等学校の二学年女子の間には、大きく分けて二つの派閥が存在している。

 ひとつは七瀬を筆頭としたグループ。

 そしてもうひとつが、あの女子を中心にしたグループだ。

 当然ながら、その関係は良好とは言いがたい。というかむしろ、犬猿の仲である。


「何? 何か用? 何か用があるなら、直接声に出して言いなさいよ。そのために口が付いてるんじゃないの? 用もないのにジロジロ見られるのって、すごく不快なんだけど。それで? ほら、言ってみなさいよ。文句があるなら聞いてあげるから。あたしらが騒いで迷惑かけたっていうなら、謝るし」


 明らかに棘を含んだ怒声だった。見た目からして迫力のあるギャルが、あからさまな敵意をぶつけているのだ。女子の一団は、見ていて気の毒になるほど怯えていた。


「べ、別に何でもないわよ!」


 リーダー格の少女が、七瀬の視線を振り払うようにそう言ったかと思うと、脱兎のごとく逃げ出した。遅れて他の女子たちも続く。

 七瀬は去っていく背中を、不満げに睨みつけていた。そのまま八つ当たりでもするかのように、周囲の生徒たちにも同じ鋭い視線を向ける。

 生徒たちは「触らぬ神に祟りなし」とでも言いたげに顔を逸らし、足早にその場を離れていく。

 七瀬は苛立ちを隠そうともせず、あからさまに舌打ちした。


「……チッ。だっさ」


 ……なんだろう。

 ギャルの台詞というより、ひと昔前の不良漫画に出てくるヤンキーみたいだ。ギャルというより、むしろ漢だ。

 七瀬は憤懣やるかたない、といった様子で通学路を傲然と闊歩していく。私はそんな彼女の後ろ姿を、まだ痛む頬を擦りながら、半ば呆然と眺めていた。

 ……本当に、こういうところだ。

 傲慢とも取れるその態度に呆れつつも、私は急ぎ足でその背中を追う。悔しいけど、素直にカッコいいと思ってしまう。誰にも媚びず、自分が正しいと思ったことを、そのまま行動に移せる強さ。

 乃木坂七瀬の、そういう真っ直ぐさが私は、嫌いじゃない。

 だからこそ、こうして一緒にいられるのかもしれない。

 それにしてもなんで七瀬は、私みたいな地味で平凡でオタクである私なんかとつるんでるんだ?


「あのさ、七瀬」

「なに?」と明らかにいら立った声に、何故か私が身をすくみ上げてしまいそうになる。

「ちょっとは私の立場ってものも考えて行動してくれないかな」

「あんたの立場ってなに?」と、考える間すらなく即答だった。

「ていうか夢路だって、ああいう連中嫌いでしょ」

「嫌いだし、ムカついたけどさ!」


 私が何を問題にしているのかも考えていない七瀬に、思わず声が大きくなってしまった。ため息を吐いてから、私は続ける。


「七瀬はいいよ、クラス違うし。でも私はこのあと、あいつらと同じ教室で顔合わせるんだよ? 逃げ場ゼロなんだけど」

「別にいいじゃん」と、七瀬は何が悪いとでも言わんばかりにあっさりと言い放つ。

「なんかされたら言いな。あたしがまとめて黙らせるから」


 おぉ、出た。武闘派思考。思わず「姉御」って呼びたくなるくらい頼もしいけど、方向性が物騒すぎる。

 私は大きくため息をひとつ吐いて、「もういいや」と諦めた。

 何を言ったところで、彼女の考えを改めさせることはできない。それは、この半年の付き合いで嫌というほど思い知らされている。


「は? なにそのハッキリしない態度。言いたいことがあるなら、ちゃんと言いなさいよ」


 七瀬が面倒くさそうに眉をひそめる。


「そもそも、ああいうことする方が悪いんでしょ。だったら文句言われる筋合いないじゃん」

 

 ……まあ、理屈はわかる。

 私は何も言わず、ひとまず話は聞いている、という態度だけを見せる。


「先に人の機嫌損ねるようなことしといて、何もされませんでした、なんて通るわけないでしょ。あたしは別に、喧嘩売られなきゃ何もしないし」


 七瀬は、すでに見えなくなった彼女たちの去っていった方向を睨みつけながら、ついでのように周囲の生徒たちにも視線を向けた。


「私は、ああいう連中が本当に嫌い。チラチラこっち見て、コソコソ好き勝手言ってる臆病な連中が。しかもアイツら、自分が悪いことしてるって自覚がないから、なおさら性質が悪いのよ」


 七瀬は吐き捨てるように言った。


「ただの好奇心だって思ってるんでしょうけどね。見てるだけ、何もしてない、だから自分たちは悪くないって。本気でそう思ってるから、こっちがどれだけ不快な思いしてようが知ったこっちゃない。むしろ責められたことに腹立てて、今頃あたしたちの悪口でも言ってるに決まってる。あー、そう考えるとマジで腹立つ。一発引っぱたいてやればよかった。夢路もそう思わない?」


 七瀬は、まるで周囲を歩く生徒たちにも聞かせるように、あえて大きな声でまくしたてた。その言葉は、先ほどまで私たちを遠巻きに見ていた連中へ向けて、「お前らも同類だ」と責め立てているようにも聞こえる。

 私自身、周囲の生徒たちから向けられる無自覚な悪意のある視線を感じていた。だから七瀬の考えに賛同したい気持ちはある。けれど、七瀬のようにそれを堂々と口に出す勇気はない。臆病な私は、そんな七瀬に曖昧な苦笑いを返して、その場を誤魔化すことしかできなかった。

 さすがは「文学なんてものは毒物でしかないのよ」と豪語しながらも、ドストエフスキーを愛読書としているギャルだけある。

 考え方も行動も、やはり普通ではない。

 まぁ、そんな変わり者のギャルだからこそ、こうして馬が合うのかもしれない。とはいえ、ひとまずは七瀬の溜飲を下げることに努めるとしよう。そうでもしないと、このまま七瀬のストレス発散の捌け口として、私が痛い目を見る羽目になりそうだ。


「まぁ、七瀬の怒りはもっともだけどさ。そもそもは私が素っ頓狂な声を上げたのが原因なわけだし、それに周りの注目を集めるようなことをしたのは七瀬でしょ。少なからず、注目を集める原因を作った私たちにも責任があるんじゃない?」


 私が宥めるようにそう言うと、七瀬は救いようのないマヌケを見るような目を向けてきた。


「な、何よ。その目は」

「アンタ、気づいてないの?」

「何を?」

「あいつらが見てたのは、あたし達じゃなくてアンタよ」

「……は? なんで私?」

「だから、あいつらがコソコソ話してたのもアンタのことでしょ」

「ちょ、ちょっと待って。なんで私なんかを?」


 七瀬は呆れたようにため息を吐いた。


「本気で分からないの? っていうかもしかして知らない?」

「だから、何を?」

「アンタが佐久間に告白したって噂が流れてるのよ」

「…………えっ!?」


 今、私はありえないことを聞かされた気がした。


「わ、わわ、私が一体誰に告白したっていうの?」

「佐久間だよ。同じクラスの佐久間清一朗。たぶん、もう学校中に広まってるわよ」


 だからか。どうにもおかしいと思っていたのだ。朝からずっと行き交う生徒たちの視線が、七瀬ではなく私に集まっているように感じていたのは、そういうことだったのか。


「そ、そそ、そんなことあるわけないでしょうが!」


 思わず声が裏返る。


「夢路が佐久間に告ってないことくらい、あたしはわかってるわよ。アンタが佐久間にそんな気があるとは思えないし、なにより、たとえ佐久間が好きだったとしても、アンタにそんな度胸があるわけないもの」


 なんだろう。今、ものすごく馬鹿にされたような気がするのだが、この際は置いておくことにしよう。


「でもね、そういった噂が流れているのは事実なの」


 七瀬の目が、すっと細くなる。


「それで、実際はどうなのよ?」


 私は言葉に詰まった。

 私が佐久間清一朗に対して好意を持っていることは、たぶん否定できない。けれど、だからといって、それが恋だとはまだ思えない。

 つまり、少なくとも私が佐久間清一朗に告白していないことだけは確かである。

 ならば、その噂は完全なデマだ。そう答えればいい。ただ、それだけのはずだ。

 なのに、その答えにたどり着いた瞬間、放課後の教室で佐久間清一朗と二人きりになったあのひと時が、記憶の底から鮮明によみがえってきた。

 夕焼けに染まる教室の中で、佐久間清一朗が私に向けていた真剣なまなざし。そして、私に向けられた言葉と感情。それを思い出した途端、顔が熱くなる。

 そんな私の様子を見て、勘の鋭すぎる七瀬は何かを察したのか、いかにもわかったと言わんばかりのしたり顔を浮かべた。


「アンタって、本当に何を考えているのかすぐに表情に出るわよね」

「なな、何、何がよ!」

「つまり告白があったのは本当だけど、夢路が告ったんじゃなくて、夢路は告られたってことなんでしょ。噂の真相はさ」


 このギャルはエスパーなのか。さすがビッチだ。普段から男漁りをしているから、相手の心を読む特殊能力でも有しているのか。まるでその場面を見ていたかのように言い当てられてしまった。


「痛い! なんで今、頭を叩いたの!」

「何となく、ムカつくことを考えているような気がしてね」

「気がしてねって、ただの勘じゃない!」

「否定しないってことは、やっぱりろくでもないこと考えてたんでしょ。さっきも言ったけど、アンタは考えていることがそのまま顔に出るのよ」


 どうやら、またいつもの百面相が出ていたらしい。今後のためにも、今度じっくり鏡で確認しておこう。


「というか、そもそも何でそんな噂が出回っているのよ」

「知らないわよ。私だって夕べ、花音からラインで知らされたんだから。まぁ、夢路が異性に告る状況なんて想像できないし、どうせデマだろうとは思ったけど」

「そこまで断言されるのも、それはそれで腹立つんだけど」

「事実でしょ。なんでも金曜の夜から、ラインやらツイッターやらで、この噂はもう全校生徒の間に広まっているみたいよ」


 その瞬間、意識がすっと遠のいたような気がした。ほんの少し前まで私が過ごしていた、平凡ながらも安穏とした学園生活。それが一夜にして、無法者どもが跳梁跋扈し、強者のみが生き残る世紀末めいた世界へと変貌してしまったかのような衝撃だった。

 金曜の夜から騒がれていたということは、放課後のあの場面を誰かに見られていたということなのだろうか。たしかに、何も知らない第三者が見れば、私が佐久間清一朗に告白している場面に見えなくもない。いや、状況だけ見ればそう誤解されても仕方がないのかもしれない。

 だが、それにしたって最悪だ。絶望的なまでに最悪な状況である。ただでさえ私は目立ちたくないというのに。


「ていうかさ、そのラインが来たとき、アンタにも送ったんだけど。いまだに既読ついてないんだけど?」

「私のスマホはゲームをやるためにある物なのよ」


 私は十代を取り巻くSNS文化を、とことんまで軽視し、軽蔑している。あんなものは承認欲求を満たしたいだけの、ナルシスト思想にどっぷり浸かった陽キャどもが集うコンテンツでしかない。

 ライン? ツイッター? インスタ?

 あれはね、リア充が利用する物なのよ。


「なんのためにスマホ持ってんのか意味わかんないんだけど」

「大体、私みたいなコミュ障が、クラスの連中らとラインなんかやると思っているの? そもそもクラスで連絡先を交換した相手なんていないわよ」


 私のスマホの連絡先には、家族と自宅と、七瀬を含めた数少ない友人の連絡先が登録されているだけだ。実に選び抜かれた精鋭たちである。

 反論の余地のない正論を堂々と述べたというのに、何故か七瀬は軽蔑するような目で私を見てきた。まぁ、所詮はギャルである。オタクの高尚な価値観など理解できるはずもない。

 だが、そうか。これでようやく合点がいった。

 七瀬がさっき威嚇したあの女子グループ。たしか彼女たちは、佐久間清一朗のファンだったはずだ。

 大方、この噂を聞いて、『身の程知らずもいいところよね』『どうせフラれるに決まってるのに』『佐久間君に告白とか、何様のつもり?』などと、陰で好き勝手に言っていたに違いない。

 なるほど。そう考えると、先ほどの侮蔑を含んだ視線にも納得がいく。

 つまり私は今、学校中から、学園の王子様に無謀な告白をした身の程知らずの陰キャオタクとして認識されている可能性があるということだ。

 ……いや。それだけなら、まだ私にとっては都合がいいのかもしれない。問題は、事実がその噂とは正反対であることだ。

 告白したのは、私ではない。

 佐久間清一朗の方である。

 ……あぁ、考えれば考えるほど最悪だ。こんなことなら、やはり校門の前で引き返しておくべきだった。

 正直、私自身、周囲の誰もが思っているであろうことと同じことを考えている。休日の二日間、私なりに何度も考えてみた。けれど、やっぱり、ありえない状況だという結論にしかたどり着けなかった。

 佐久間清一朗は、格好いい。それも、ただ顔が整っているだけの男子ではない。成績は常に上位で、運動もできる。性格は明るく爽やかで、誰に対しても分け隔てなく接することができる。人当たりがよく、誰かを見下すようなところもない。困っている人がいれば自然に手を貸せるし、笑うと周囲の空気まで少し明るくなる。

 悔しいが、欠点らしい欠点が見当たらない。実際、去年同じクラスで一年以上見てきた私が言うのだから、これはたぶん本当のことだ。校内で彼の人気が高いのも、頷けるというものである。

 そんな学園のアイドルが、教室の隅でカビのように自生している女子に告白するわけがない。そんなもの、性質の悪い冗談にしか思えない。フィクションならまだしも、ノンフィクションではありえない出来事だ。

 だけどだ。

 確かに、あの日、あの時、あの瞬間に、私は彼に告白された。

 それだけは、もう誤魔化しようも、訂正のしようもない、紛れもない事実である。気が滅入るような事実だ。


「おい、勝手に一人でトリップするなよ」


 七瀬の声に、私はようやく現実へ引き戻された。悩んでいるうちに、いつの間にか校舎前まで来ていたようだ。そこには、今もっとも会いたくない男子生徒が立っていた。

 私を見かけるなり、彼は純朴な青年らしい笑顔を浮かべ、朝の挨拶をしてくれた。明るくて爽やかな微笑みだ。だが、その頬は少しだけ熱っぽそうに見えた。

 周囲の生徒たちの視線が、刺さるようにこちらへ集まるのがわかった。彼が私に声をかけた途端、周囲が騒然とざわつく。隣にいる七瀬は、驚いたように私と彼の間で視線を左右に動かしていた。


「お、おお、おはよう……佐久間君」


 私はできる限り全力で、まるで錆びついたネジを力づくで回すかのように、ぎこちない笑みを浮かべた。

 青汁を一気飲みするかのような覚悟でもって、精一杯の愛想を込めた声音で挨拶を返した。

 人間、無理をするものじゃない。脇と背中が冷や汗でびっしょりだ。

 えぇ、そうです。

 わたくし宮前夢路、十六歳。

 このたび、めでたく? 初めて彼氏ができました。それも、私には不釣り合いなほどに、ありえないくらいとびきりの彼氏である。

 私が彼からの挨拶に答えると、周囲のざわつきがさらに大きくなった。

 その瞬間、どこかで私がこれまで築いてきた平穏な学生生活が、音を立てて崩れたような気がした。

 私の学園生活は、今後一体どうなってしまうのだろうか。

 考えるだけでも、憂鬱な気分になる。

次回からは、妄想依存少女に彼氏ができたことで、夢路の学園生活がどう変わっていくのかを書いていきます。


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