絶大過ぎる力 Ⅱ
今日は大雪です。明日の試験がなくなってくれることを是非に望みます。
僕夢狐使う前は雪狐だったんですが、大雪降ったのその名前捨てたせいかな?w
キングウルフを倒し、死体を【時空魔法】の一つである【アイテムボックス】に収納し、先に進む。グリーンウルフは蹴り殺した一体だけ入れて、他は黒焦げ過ぎて持っていても意味無いだろうと思いそのままにしておいた。
しばらく進んでいくと、魔物の声がしてくる。身を隠しながら近づくと、少し広くなっている場所に多くの魔物がいた。またすぐに【情報操作・神】を使う。
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オーク Cランク×20
オークジェネラル B-ランク×5
オークキング Bランク×2
ウォーターベア B-ランク×10
ロックベア Bランク×15
ロックバード B+ランク×7
ジャイアントアント Cランク×15
ジャイアントアントクイーン B+ランク×1
中級悪魔バロット Sランク×1
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おぉ…結構高ランクの魔物が集まってるな。んで、あの奥でふてぶてしく座ってる角生やした黒服の悪魔がこの集団の首魁ってとこかな。あいつだけ名前あるし、ランクも格が違うしな。
「これで後はキングウルフとグリーンウルフの群れが来れば街に攻め入る軍勢は揃うな」
悪魔の声が聞こえてくる…キングウルフと…グリーンウルフ?あっさっきのか。あれこいつの部下だったのね。しかし街に攻め入る?ここから一番近いのはレフォスの街だが…レフォスに来るのか?………
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「おっせーな…何やってんだ狼共」
俺は中級悪魔のバロットだ!俺の夢は歴史に名を残すこと、その為に思いついたのが人間共を俺様の支配下に置く事だ!その夢の第一歩をこれから踏み出すのだ!
まず俺は人間共が『死の森』と呼ぶ森に向かい、魔物共を支配下に置く事にした。だが、『死の森』と言われるだけあり奥の方は俺でも手に負えねぇ化け物共の巣窟だった…仕方なく俺は浅めの場所で支配に置ける奴らを探し出し、話し合い(物理)で支配下に収めた。それが今目の前にいる奴らだ。これで後はキングウルフ共が来れば夢の第一歩、レフォスに攻め入る準備は万端にな…る?
突如俺と魔物共の頭上に光が集まりだし、ある程度集まったところで落ちてきた。
「っ!?」
中級悪魔であるこの俺ですらやばいとすぐに感じ取れた。
魔物共はどうでもいい!さっさと逃げねーと――
しかし逃げる間もなく光は俺と魔物たちに直撃。俺の意識はそこで途絶えた。
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……恐怖の威力、強すぎる。悪魔まで一瞬で消し去った…無論光を落としたのは僕だ。あれは上級聖属性魔法【審判】だ。聖属性は魔物や悪魔に効果抜群なのは知っていたし、強力な上級魔法を使いはしたが、それでも中級悪魔を一瞬で消し去ってしまうとは思わなかった。
本来であれば、出て行って正々堂々戦ってもよかったのだが、あの地には奴がいた…僕の…この僕の大っ嫌いな―――
虫がなぁぁ‼‼‼‼
僕の大の苦手な物、それは虫だ。触るのはおろか見るのも嫌だ。前世でも現世でもそれは変わることはない。あの場には虫の代表格の一つ蟻がいたろ?しかも超巨体!キモ過ぎた。あんなのと正面切って戦うくらいなら、狼に食われて死んだほうがまだましだ!というわけで、以上の理由で一瞬で吹き飛ばす必要があったわけです(`・ω・´)…まあ、結果早く終わったんだからよかったじゃないか…そ、それにこれで街も守られたしな!
あっ!日が昇ってしまう!早く帰らなくちゃばれてしまう!
ゾクッ!
突然背後から邪悪な気配を感じて振り向いた。
「な、なんだ?何か邪悪な何かが奥に…」
何も見えない…しかし森の奥からはっきりと邪悪な何かの気配を感じる…
ん?気配が…消えた?
しばらくそのままいたが、やはり何も感じない。気のせいだったと思い、僕は【転移魔法】を使い一瞬で部屋に戻ると、先程のことを頭から忘却して眠りについた…
あの場で気づいていればあれは起こらなかったのかもしれない…
嫌なことはすぐに忘れましょう。
【不定期開催 失格印会議!】第一回
ハルス「はい、始まりました!不定期開催 失格印会議 第一回!」
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ハルス「えー、司会進行は私ハルスがお送りしたいと思いまーす!」
???「私も司会したーい!」
ハルス「はーい、勝手にしゃべりださないでくださーい、というかあなた出番まだでしょ!困ります!」
???「そんなのどうとでもなります!私にも司会進行させてく――」
ハルス「だめです!」
????「あの私の出番はぁ?」
ハルス「あんたもまだだよ!あーもう、なんか関係ないやつ来すぎたから終わり!!」
???「次回!私が主人公になry」
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