危険で、しょーもない話
依存体質な人、人混み嫌い(自論)どうも夢狐です。
監禁。
やばい…これはまずい……このままだと僕、殺される!どうしたものか。まずはあれをどうにかしないとな…
今僕は屋敷の地下にある石造りの多少の灯り以外窓すらもない部屋にいる。理由はあの悪魔だ。僕を見つけると目をぎらつかせ執拗に追いかけまわし時には監禁までしてくるあの悪魔。そう姉のアクアである。しかしなぜこのような状況になってしまったのか…それは二時間前に遡る。
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僕はまた休みを貰えたので。久しぶりに街中にある喫茶店でティータイムを楽しんでいた。
「この紅茶美味しいですね!」
「うん、そうだね。美味しいね」
今僕に声をかけたのは目の前に座っている少女、マリナだ。僕と同じく黒髪でそして透き通る青い瞳をもった可愛らしい女の子だ。歳は僕と同じ五歳。
…男女でティータイムとはいえゲスな勘繰りはしないで欲しい。彼女の方は知らないが僕は別に恋愛感情はない。僕は肉体年齢は五歳だが、精神年齢は前世を含めれば二十四歳だ。考えなくてわかるだろう。二十四歳が五歳に恋愛感情とか犯罪だわ。僕は幼女趣味では無いのだ。せめて前世と同じ十九歳位になれば恋愛対象になるが…それでも三十八と十九、犯罪臭がプンプンするわ。危険すぎる。
そんな訳で僕は彼女に特別な感情はない。…強いて言うなら妹みたいに思ってるくらいだ。
ちなみに名前から分かるように彼女は別に貴族ではない。この街の隠れた名店『桜見亭』のとこの娘だ。一年前に父さんがお忍びで行くのについて行った事がある。その時マリナとも出会った。それからたまにティータイムを一緒に過ごしたり、街中を散歩したりしていた。その様子がアクアに見つ…いや、これ以上言うのはやめよう、思い出したくない。
しばらく紅茶を飲み、ケーキを食べ、雑談をして、解散となった。
「今日は久しぶりに楽しかったです。ハルス様は今忙しいみたいですけど、また一緒にお茶出来たら嬉しいです」
「うん、そだね。また休みを貰えたら一緒にね」
「はい!」
マリナを家まで送り届け、帰る途中奴が現れた…
「あらハルくん、奇遇ねこんな所で」
ビクッと体を震わせ、声のした方を見る。そこには悪魔…いやアクアがいた。水玉模様のワンピースを着て綺麗な金色の髪をたなびかせ笑顔で立っている。しかし、思った通り…目は一切笑ってない。
「あれれぇ?姉さんどうしたの?なんでこんな所に??」
「ただの散歩よ。…あーそう言えばさっきハルくんが女の子とお茶してたような気がーー」
「き、気のせいだよ!うん、気のせい気のせい!」
「ホントかなぁ?…じゃああの娘の家行って確かめよう!」
「うぉぉ!待って待って待って!はい!してました!お茶してました!」
アクアを彼女の元に連れていったらどうなるか…あまりいいイメージが湧かない…
「ふぅん」
「まあ折角の休みだし。そういうのも、ね?」
「…ねぇハルくん。ちょっと来てくれる?」
「え?なんででs」
「いいから」
「ハイ、ワカリマシタ」
そうしてアクアについて行った結果…
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こうなったという訳です。はあ…また監禁されてしまった…手足には枷が取り付けられ壁に繋がれている。…マジどこで手に入れてんの、これ?てか前も思ったけど…この部屋何のためにあんの?…この為だけっすか?
突如重厚そうな鉄の扉が開かれる。姿を見せたのは無論アクアだ。
「姉さん…こんな事をしても無駄だ!大人しく解放しなさい!」
「ふふ…駄目よ、外に出したらまたあの女の所に行くのよ…それだけは許せない…」
八歳の女の子が五歳に言うこととは思えないな…
ふっ…しかし俺にはまだとっておきの切り札が残っているのだ…それを今ここで…切る!
「今日から一週間一緒に寝てあげよう」
「今すぐ解放するわ(`・ω・´)キリッ」
ふははは、アクアはこれを言われると解散してくれるのだ!前回もこれで解放された。まあ前回はこれを導き出すまで三日も掛かったがな…
まあ何はともあれ、無事監禁も終わったのだ。めでたしめでたし。
まじしょーもな…
しょーもない話
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