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言わずと知れた、影ながらに支えてくれる相手

小分けにしといてのこの分量......


 俺を始めて我がクラスは男子より女子の方が発現力が強いことなのは明白で...... さっそく世の縮図というのか優男の象徴とされてると言っても良い。

 裏を返せば優しい男子が多いということなのだけれども。





「――更科さん推しかぁ、何だか宮村さんらしいね。あ、っていっても勿論良い意味でだからね。私は後輩の子が好きかな。年上女子達の圧に押されつつも頑張って主人公をそそのかそうとする所とか見てると応援したくなっちゃうもん!」


「右に同じー! 小悪魔系でいながら肉食系のたまきちゃん、でも攻められるとへにゃるんだよね、ほんと役柄の子は当たりを引いたね」


「あー...... 初回からコロっと落ちてちょっとのことでポッと頬を赤らめるぶりっ子野郎な。毎回狙ったように他の奴らの回にも混ざり込むだけに飽き知らず、決まりきったように色々場を荒らしたあげくの果て最後に美味しい所だけ持っていくっつう...... あの感じが気に喰わねぇ」


「うわ、出た出たっ! 自分の推しキャラ以外はボロカスに貶す奴」


「はっ、アタシはありのままの事実を言ってるだけに過ぎねぇよ」


「なんつっか、さっきまで散々暴言吐いていた奴の台詞とは思えないよね」



「――じゃあ、じゃあ、桐咲舞ちゃんは? 私はぐいぐい押していく子よりはちょい腹黒系が好きだなって思うんだけどさ」


「そいつはな、まぁタイプ的には更科と似てるっちゃ似てるが、ありゃあ似ても似つかねーよ。可愛げのなさを見ればな、全部が全部最初の印象で決まるとは言えねぇけど、とにかくプライドは無駄に高いわ暴力は振るうわで最悪もいいとこだな。あれならまだ城ケ崎の方がよっぽど見込みがあると思うぜ」





 ...... 男子達がこぞって草食系たらしめる一因である宮村さん。

 彼女が素直な面を見せたことで再度ドラマの話題が沸騰し始めた模様。

 


 つい先ほどの「態度が丸くなる云々」の口上そのままに。 

 なしてギャップの力なのか碧眼にいる彼女達だけじゃなく、次第と宮村さんの元には女子達が集まり始めた。俗にいう女子トークである。


 そうなればと俺は浜慈君に「あの、ちょっと机をズラすよ」と断りを入れる。

 彼も雰囲気に呑まれているらしく「お、おう」躊躇いがちな返事になっていたが、後ろに下がってくれたので机を微弱に前へと引きずった。これで邪魔にはならない。

 席の位置はさて置き視察を続けよう。

 俺は目が合わさった時に秒間で逸らせる程度に首を傾ける。



 優しさに優しさを掛ければ多少は変わるだろうけど、恐怖に優しさを掛けてみればその印象はガラリと変えさせられる。普段穏やかな人がじゃじゃ降った雨の中道端に捨てられた子犬に牛乳を恵んでやる事と、印象通り冷酷でいる人が同じ行動を取った時の対比。良い方面に転がるかは別として。

 相手の知らなかった本質があると知ればそこに興味が惹かれていってしまうんだ。


 故意であろうと過失であろうと光である事を止めた側からみれば......

 赤色が似合うリーダー気質でいる人は眩しい存在なんだよな。



「っていうかさ、あんだけヒロインがいても結局結ばれるのは1人だけなんだろ。レールに沿った見方をすれば結果的には主人公かつ、幼馴染の女の子とくっつくのが相場じゃね」


「雫ちゃんかぁ、健気だけどあの濃いめなヒロイン勢の中でも埋もれがちになってる印象があるよね。ただでさえ主人公なのに......」



 そうやって明かりを浴びていく者もいれば、暗がりに溶け込んでしまう者もいる。

今名前が挙げられた〈わたこい〉の主人公、雫もそれに当たるんだろう。

輝きを放つヒロインの中で彼女だけは苦行を強いられてる、奏多と最も近しい距離にいるであろう筈なのに...... まぁ非現実のキャラクターで例えても意味なんて有りはしないけども。



 しかしながら、幾分不思議な光景に思えてならない。

 女子達が話題にしているのは同じ異性が主役の恋愛ドラマ、だとしても聞いた限りはストーリーラインがラブコメチックで普通なら男が好みそうなものなのにって、いうのは偏見だな。

 仮にメンズヘヴン、1人の女性を多数の美少年で囲む恋愛ドラマが男目線で語られるならどうか、うんそれはそれでまた微妙だ。


 ...... よし、話を戻してと。

 先程から、雫と名前が挙げられた辺りから次々と耳に入って来てる。

 ただ他のヒロインと違って愉しげなものでもなく浜慈君の話してくれた通り大分と悲観的に見られてるよう。


「不遇ポジションだから仕方ないよ、出番も少な目だし」

「他の子と比べて華がないのもちょっと魅力に欠けるよね」

「そうそう可愛いけど何か地味っていうかさ」

「どうせ最後にくっつくにしても物語的にはつまらないと思うな」

 

 

 これまでに無数と作られてきたドラマや漫画。

似たような展開や既視感のあるキャラクー、同じような設定であるなら何時しか食用気味になるのは避けられない。献立に置いても毎晩同じおかずが食卓に並んでいると飽きが来てしまうものだろうし。

それを思えば料理の献立とドラマの脚本は似てる気がしないでもない、ってのはどうでもいいな。


 目がえるというのか、よもや童話の習わしでもある王道の恋愛物語では物足りなくなっている女性陣の辛口な感想。

極めつけは擁護も庇護もなしに彼女らに同調せんとする宮村さんの痛烈な発言。



「ああ...... あいつ(......)はダメだな、てめぇからアプローチ出来ねぇんじゃ程度が知れてる、ってかあんだけ長く男の隣にいながら女として意識すらしてもらえないとなりゃあ到底叶わねぇだろうさ。仮にも主役に置かれてるっつうのに展開を見てる限り不運続きで哀れにも程があんだよな」




 それが、とどめだったのか。


 ――――バンッ!


 宮村さんが言い切ってしまう一歩手前に強い衝撃が耳を貫いた。


 物音がした方を見ればどうやら『楓さん』が机を叩いたらしい。

 そして一言。お花を摘みに、は表現的に古いな。



「ちょっと、トイレ行ってくる...... !」


 俺を含む男子がいてるにも関わらず、不機嫌混じりの声調で大っぴらに告げた楓さんは教室から出て行った。

 飄々としてどこか冷めてる楓さんらしからぬ感情のあらわし。

 あんな様を見るのは頬をぶっ叩かれた時以来か...... 

 あれは実に痛かったなぁ...... とすれば手は自然と持ち上がってか頬にいく。

稀に見ぬ痛感覚を思い返そうとする傍ら、今度はこしょこしょと耳にかゆみが。




(おい...... 見せ場だぜ)


「え?」


 俺同様に縮こまって女子トークを見聞きしていた浜慈君だ。

 声は未だ小さめに保ってはいるもの何やら焦ってるご様子である。



(え? じゃねぇ! 何のん気にボーっとしてんだよ。追いかけに行くんだよ)


「...... 女子トイレに?」


(ああ、普通に発想すればそうなっちまうな、けど今はそんなおとぼけ捨て置けよ。TheHappySchoolハッピースクールLifeライフを得んとするが為に芹沢のハートを掴みに行くに決まってんだろ)


「恥ずかし気もなくよくそんな事を......」


 言い換えるなら髪色からくる先入観で金のメタリックハート、さすがに痛いか。


(まぁ弱ってる所を付け狙うのは道理に反することのように思うがこれは競争だからな。早い者勝ちよ。四の五の言っている間にも恋がたきに取られでもしたら元も子もないっつう話だ)


 あまりの言いぐさに茶々を入れてしまったが浜慈君は差して聞いていなかったように続ける。しかも手を開かせてからの握りこぶしまで披露してくれたりして。

 激情という名の紋章が浮かび上がる程の熱さだ、もう小声ではなくなってる。



「ってことで、追いついた後、肩を掴み自分に振り向かせた所でガツン!とだな。女心に響く一発をかます!」


「それってどんな?」


「そこまでは知らね...... 言ってもこっちの対象じゃねぇからな。とまぁ、そういう感じで掛けるべき台詞は自分で考えんだ、あくまでも沼像の自己責任だけどな」



 こちらが聞き返した途端、彼は興がさめたように声を静めて器用にも小指で耳の中をほじくる。あれだけ熱弁していたのにこの盛り下がりよう。

言うだけ言って打開案がないって...... 無責任な。

 という風に考えていれば。


 俺の思考共に『フっ』と指に絡んだホコリを吹き飛ばした浜慈君。

 ある意味で正論を吐き出した。


「接点があるなら他で点数を稼げるだろうが、お前と芹沢をむすび付かさせる物は何にもねぇんだろ...... 弱腰であるなら尚更に機会なんてそうそう巡ってくるもんでもないんだぜ」



 普通に、片思いであるならその一言は心を揺り動かされるものとなり得えてしまうものなのだろう。

 言っている事には確かな説得力がある。


浜慈君の言うように俺と楓さんの間には何もない。

多分各々で趣味や嗜好だって違うと思う。

それどころか邪魔者と介してゴキブリを見るような目で見られてる始末。

加えて理不尽な罰ゲームをも思わす加減知らずなビンタをかまさせられるほどだ。

何よりも追い込まれていたとはいえ、感情に流された上で告白を試みるも無残に振られてる。


 ただそれでも仮に一点だけ通ずるものがあるとすれば――



「さすがにタイムアップだ」


「え......」



「はぁ、スローボール球を見逃してるようじゃあ、一生ホームに生還出来ねぇな」


 何故に野球? 

 だけど基本的なルールぐらいは頭に入ってるからか不思議と分かりやすいまである。

という事ならばだ、こちらの意見を出せば押せの姿勢での直球だけだと打たれっぱなし〈直訳すると相手にされない〉になるから悪手になってしまう、たまには〈意外性という〉ジャイロフォークとかも混ぜたりしないと、って思うけど口に出さない方が良いんだろうな......


「でも、ほら。まだワンストライクだからさ」


「おいおい悠長過ぎんだろ、判断の誤りはおろか鈍足なランナーが盗塁を決めようとしてもキャッチャーに足元をすくわれるのがおちなんだよ。こちとら出来るだけ後押ししてやりたかったが、そういう考え方でいるようじゃあもう先は見えちまってるな」


 相手が関連用語を出してくるならこっちも同じように返す。

 

 言っても俺はにわか、遊びの延長戦でルールを習った程度の知識でしかない。

それを例えに使うということは恐らく浜慈君は根っからのファンか、もしくは野球経験者と見た。

俺だったらそこはアニメ用語としてノ〇ノロビームに例えてる所だろうから。


「えっと、まぁ、今回のところは見逃し三振ってことで――あだっ!」


 二度三度、うだうだと煮え切らない言い分で収めようものならデコピンが入った。

 言っても額が少し痒くなる程度の軽いものだ、呆れ返った彼の表情が俺のお気楽さ加減に叱咤を投げてくれたのだという事を物語ってる。



打順チャンスがいつでも回ってくると思ってる辺りが甘いってな、後で泣きを見ることになっても後悔だけはしてくれるなよ」


「後悔...... ね」



 残念ながら。

恋にしても、友達にしても失ってから気づくのは遅いっていうことは分かってるつもりだ。誰のせいでもなく全部自分で招いた結果なんだけども...... それと今の話は別だな。


クラス内での小規模な事柄だとしても大々的に告白をした。

その事実があったにしても綺麗に玉砕した哀れな男の恋模様は空の彼方と消え去ってる。未だに俺が楓さんに矢印を向けてると思っているのは多分、浜慈君ぐらいのもんだろう。

 芽森さんのことは言えないが故。

 見当違いではあるんだけど色々と応援してくれてるみたいで悪い気はしない。

 もとより楓さんにはれっきとして彼氏がいてるんだから、ハートを奪うっていうのも気が引ける話なのだけれども。




 ...... そうした俺と浜慈君の会話のやり取りがある中で。

 大半が楓さんの出て行った扉を注視し呆気に取られる中に置いても、すこぶる機嫌を良くしている者がいた。


「はっ、あいつも案外お堅ぶつそうに見えて男に振られてる口だったりしてな、自分と似通った女がいたっつう感じでトラウマでも発症したんじゃねぇの。いい気味だぜ」



 もちのろんで宮村さんである。

 楓さんの態度が気に入らないからって敵視しすぎじゃないだろうか。


「あーららぁ...... そーんな遠慮なしにズケズケ言ってると誰かさんに嫌われちゃうよ。まぁでもO君、名前で言うならS君がこの場にいなくて良かったね。あ、でもその場合は子猫になっちゃうから


「誰が子猫だ誰が......」


 その時、ちょうど楓さんと入れ替わるようにして扉が開かれた。

 O君こと緒方君が教室に戻ってきたようだ、教材を手に持っているというなら図書室にいたらしい。通りで、他の場所にいたのは気づかなかったよ。



「おう、宮村。テスト勉強は順調か」


 教室に入ってくるなり宮村さんが目に入った彼はさっそく声を掛けたようで。

 それに気づいた面々は何かを察したのか、「どうぞごゆっくり」とでも言いたげに通り道を作ろうと間を割く。そうして事の次第を見守られるなか。



「あ、ああ。ま、まぁな。あ~、あとさ......」

「ん?」

「誘ってくれんのは有りがてぇんだけど、アタシは、1人で集中したいっつうか.....」

「ああっと、そのことならもう気にしてないからな。無理に誘ったこっちが」

「か、勘違いすんなよ、人ごみだと周りにいる奴らの目とかでき、気が散っちゃうみたいな所もあってだな...... い、嫌とかのあれじゃねぇから」

「...... あ、うん。そ、そっか! それなら今回は見送りってことでまたな、次の機会にでも勉強会やろうぜ」

「お、緒方と二人で?!」

「ば、バカ言うなよ、当然す、数人ほどで集まってな」

「っ、ったりめぇだろ...... 」



 ハンバーーーーグ!


 あ、多分今スベッタ。しかし甘ーい空気が浮雲となって漂っているのは確かだろう。


 見る人が見れば一目瞭然で。

 口調は変わらないにしてもあからさまな態度の違いから恋する乙女の一面が前面に出ちゃってるしね。しかも緒方君の方も満更じゃない。このクラスから一組の新たなカップルが誕生するのも時間の問題だろう。

 これなら冬場の教室は冷房いらずで安泰だろうかな、逆に今年の夏はまた一段と気温が増しそうだと、思っているのは俺だけに非ず。


「教室にいる連中の目はそっちのけってか、大したイチャつきっぷりだこと」

「...... だね」


 俺はやっけに吐いた浜慈君にそう相槌を打った。

 ただし彼もその事で調子を良くしたらしく。


「おいおい一体どこの誰だよ、教室にカワゆーい猫ちゃんを連れてきたのはよ」


 教室に響かせるように声を荒げる。

 無論、猫を放った人はいない。なにせ鳴き声が聞こえないんだ。

普通に考えれば皮肉として伝わってゲンコツが飛んでくるものなのだが、しかし張本人の宮村さんはきょろきょろと教室を見回して「ねこ? んなもんどこにいんだよ」と純粋な反応。


 何て恐れしらずな、と思う俺の正面で二ヤつく彼。

しかしながら事なきを得た訳じゃない。

横にいたリッツさんが「違う、違う。浜男が言いたいのは」助け船を出す。猫=自分のことだと伝わってしまえば。


「はっ、! ハマジー、て、てめー良い度胸だなぁ」


「おっと猫を被った虎だったみたいで...... ああ、うそうそ嘘っ、冗談っ、ジョークっだって! はい、少し調子に乗りましたぁぁ!」



 案の定、胸に寄せた手の中で指をパキパキ鳴らし始めた。

 さすればゆっくりと逃げ場を無くすように詰め寄ってくる。

もはや逃げ場がなくなりお怒りモードで殺意の目を向けられた浜慈君は宮村さんに許しを請う、と。



「―――宮村さん」 


「あ゛...... って芽森?」


 意外だと言いたげな顔。

 突如として宮村さんは怒りをしずめて、話しかけられた人物を見る。



他人であればこそ。性別同士での序列関係や友達観に応じて対応が変わってくるものだろうが、ここにいる一組の皆は他人ではあっても他人じゃない。

仲間とは言い切れず関わりが薄いって意味で他人に違いないにしてもだ。

グループは別だとて同じクラスメイトであれば入り乱れての会話は当然。芽森さんから宮村さんへの問いかけは時々見ることはある。

余り接点がなく対極にいる者同士だけど会話を交わすことだって珍しくない。

けど、それの時とは少し様子が違う。


 今みたいに寂然しゃくぜんと黙りこくる芽森さんを目にしたことはあっても鬱蒼うっそうな雰囲気を感じることはなかったように思う。そうであるからか余りある美声にも棘があるように聞こえた。


 彼女に注目が集まる一方で俺も固唾を呑んで見守る。

 相容れない者同士の対峙、彼女は静やかに口を開いた。



「...... ちなみに私が応援してる子(......)はその自分からアプローチ出来ない女を陰で支えてくれる柏木光っていう女の子ですからっ」


 喧嘩ではなく抑圧。

一言物を申すだけに留めたというのか。

何時になく語気を強めて言い放った後、芽森さんは艶やかな黒髪を靡かせれば楓さんを追いかけるようにして教室から出て行った。




「な、なんだぁ...... って、おいもしかして何かやらかしたとかじゃないよな?」


「そのまさかだよ、お怒りの袋に触れちゃったぽいね」


「べつに直接本人に行った訳じゃねぇよ......」


「まぁ...... 宮村だしな。それにしても芽森の方から宮村に突っかかって来るなんて事あるんだな」


「ああそういえば、私も芽森さんのあんな表情初めて見た気がする」


「そりゃあ芽森さんだって怒ることあるよね」


「でも、芽森さんの推しヒロインってあの子なんだ。ちょっと分かるな」



 皆して口々に並び立てるのは普段と違った芽森さんに対しての感想。

 少なからず素面を知っている俺だって驚きを隠せないぐらいには芽森さんの取った行動は異質なものなんだ、一面を知らなければその倍は驚いてたに違いない。

 

 

 楓さんがそうであるように芽森さんの怒りの根源も多分同じなんだ。

 背中を押してくれる友達が傷つけられるような真似をされたことが許せないのだと。



***


 あれから結局、ホームルームになっても教室に姿を現すことはなく。

 異例なことに二人が戻ってきたのは一限目が過ぎた後だった。



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