18_淑女科詐欺
元々は2年目の前段にしようと思ったのですが面白いタイトルを思いついたので独立
短いです
サーシャは期の初めで特待クラスへの編入資格を得た。
淑女科の授業で未履修だったのは編入試験で落ちた2つだけ
元々淑女科の卒業試験の課題である。
どんだけ詰め込んだのだと思わないでもないが自分が望んだことである。
サーシャの方に文句はない。
ホッとしたのも束の間、これに合格すれば残る単位は騎士科、文官科。
予言通り騎士科や文官科の授業に引っ張り出されるようになった。
が、文官科の方は座学がメインとなるので夏休み中の勉強を済ませていた。
事前に教師の方から子爵宛てに協力要請の手紙が送られていたこともあり、
試験に必要な実習体験も帰省中に終わらせている。
そのお陰で早い段階で必要な文官科の講義の履修を終えた。
騎士科も同様で座学の試験は文官科と同じように早々に履修完了。
結果、後期の殆どは騎士科の実技の授業に出ることがなった。
元々サーシャの適正は騎士科が一番高い。
ポリーの協力もあってあっさりと騎士科に馴染んでいった。
そこで親しくなったのがスティーブンである。
少人数でも授業が成立する文官系の授業と異なり、騎士は団体行動が基準。
特待クラスだけでは十分な人数が揃わないことから騎士系の実技には騎士科だけでなく特待クラスの生徒も参加する。
そこで組むことが一番多いのはスティーブンである。
そもそも入学時、サーシャの体力系のステータスはカンストしていた。
体力だけをみればスティーブンよりも上だったのである。
田舎の我流の武術から正統派の剣術他を覚えてサーシャはメキメキと実力を発揮していく。
後期の終わりにはサーシャと互角に試合が出来るのは全学年でスティーブンを含むごく一部となっていた。
気が付くとスティーブンのイベントを幾つもこなしている。
その結果、1年目の冬のルート確定イベントの相手はスティーブン、普通ルートの中級ヒーローであった。
「アンタが淑女科なんて詐欺だろう・・・」
騎士科で淑女科詐欺事件と呼ばれ伝説として語り継がれることになる。
閲覧、有難うございます。




