25/27
8章 ---4(冬が行動を起こす)
アニメオタクで [小西ヒカル]が
異常なまでに 大好きな 内田冬彦は とてつもなく歪んでいた。
その歪み方は 尋常ではなく 内田冬彦は本来
二次元の女子にしか 興味がないはずだが
あまりにも [小西ヒカル]のことが
好き過ぎて あるとき あることを
思いついたのだった。
それは [小西ヒカル]に ほぼ何もかも
そっくりな 伊原南を
自分だけのモノに そう自分だけの
おもちゃにしようと 考えるようになっていった。
あまりに歪んだ 思いは 内田冬彦を
その歪んだ心に 忠実に行動しようと
決心したのだった。
そして そのときが来た。
それは 夏休みが終わって すぐの
9月上旬のことだった。
異常に歪んだ 内田冬彦は放課後になってから
ずっと 伊原南を ストーカーのように
下校時まで ひっそりと 伊原南を
息を潜めながら あとを つけて行った。
そして 下校途中に ひとりで
あまり人影のないところまで
伊原南が 帰って来たところだった。
内田冬彦はその スキを見逃さなかった。
そう そのスキに 内田冬彦は
ふっと伊原南に向かって
「コニタン コニタン 愛してる」
と 言いながら 走って 襲いかかっていった。




