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もう少し現実を見て作ろうな

開かずの扉に阻まれ四苦八苦して約5日、俺達の前にはガッカリする光景が広がっていた


厚く重く大きな扉は中にいたボスドラゴンの行き来を計算しての大扉だったのだろう

その扉が壊れて閉ざされた時、中のボスドラゴンの命運は尽きてしまったのだ


(ボスドラゴン)の名誉の為に言っておくが彼は最後までボスだった、と付け加えておこう

彼はドラゴン専用の玉座に身を預け如何にもボス、と言った姿勢でミイラ化していた


死因は恐らく、というか確実に「餓死」である。


ダンジョンマスターなのか介入した異世界人なのかは分からない

だが魔素とかいう霞「だけ」を食って生きられる生物とか空想の世界でしか存在しないのだ


多分巨大な体を維持する為に魔素は主食として成立しているのかも知れない

そうじゃないと迷宮内の魔物は餌として食い尽くされているだりうからね


でも実際は多分魔素+魔物で彼らの健康は守られてる

ゴーレムとかは魔素のみなのだろうけど生物系はアウトなのだろう


だから餌(魔物)を補食させる為に巨体を通す大扉を設置した

が、それが仇となって閉じ込め…餓死してしまった


…何というオチ、何という天丼


トンチとパンチが効いた呆気ないエンディングだったがとりあえず依頼は完全に遂行出来た

後の判断はこの迷宮をどうするか判断する国やギルドにお任せしよう


さ、気を取り直して。

倒せはしなかったがとにかくボスはいない、ダンジョンクリアだ!


クリアと言えばお楽しみの金銀財宝が何処かにたんまりと…


。。。なかった。。。


実際は完全になかった、とは言えない

何故なら運び入れる途中と思われる宝箱が点々と置かれていたから。


もしかするとこの迷宮は制作途中で介入者が現れ…排除しようとしたが叶わずダンジョンマスターが放棄した「作りかけ」の迷宮なのではないだろうか?


放棄され、空間の狭間に彷徨っていた迷宮が何らかの原因で繋がってしまった

こう考えると色々中途半端な仕掛けにも説明がつく


ドラゴン(フロアボス)を倒して得たにしては少なすぎる財宝と共に発見されたモノがあった


それは「伝説のスピア」と銘打たれた二振りの武器。


「…バールじゃねぇか…」


どうやら介入した異世界人も良く分からない拘りを持っていたらしい

アダマンチウム製、何らかの付与魔法が内包された怪しい光を発する二振りの…二個のバールは全員の推薦もあって俺が所有する事になった

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