第五章 休職する
仕事がだんだん大変になってきて、私は休職することにした。もちろん、仕事って誰にとっても大変なものである。でも、私はもっと安心できる仕事もしてみたかった。週に1回セイントルイ病院で精神科医として非常勤の勤務を始めた。
セイントルイ病院は精神科病院である。小さくて田舎にあるこじんまりとした病院で、私の住むところから電車で2時間ぐらいかかる。
他の日には、運動したり、勉強したり、料理したり、時々カラオケに行ったりもした。それはそれで良かったが、答えではないなと感じた。
私は精神科医として成長したかった。つまり、精神科医として生計を立て、技術を磨き、65歳ぐらいまで精神科医として働きたいと思ったのである。私はどんなに大変そうであっても、この夢を叶えたかった。
このため、私は3か月後に復職した。私は引き続き家族や友達から愛やサポートを受けながら、働き続けたいという強い意思を持っていた。大変なことは分かっていたが、私は準備ができているような気がした。
初めはハーバード大学病院の外来で陪席するようにした。今のところ1か月間、それに耐えられている。あまり将来のことを考えすぎず、今に集中することが私にとって大事なように感じた。
願わくば、私は人助けもできて、かつ自分の精神的身体的健康も保てる精神科医になりたかった。私は患者さんの気持ちを良く理解できるかもしれない。それに私自身困難を乗り越えれば、患者さんにいいアドバイスができるかもしれない。
まだ緊張したり、疲れたりするけど、それはもう慣れるしかない。簡単になくなるものでもないし。私には夢や願望があるから、ネガティブな考えや退屈や心配に溺れていてはいけない。それは時間とエネルギーの無駄である。
疲れた?休め!緊張する?リラックス!こんなに簡単なことなのに実現するのはなかなか難しい。ある意味、人って面白い程何も役に立たないことに執着してしまうものなんだな。
私はこれからも人と協調的に、しなやかさと満足感を持って生き続けられると信じたかった。




