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唐突に、親戚のこと
ビールも冷えてるし、いうことないな。
「ケーキとか、作れるか?」
お?
ケーキって、親父が?
「辰雄さんがな、お孫さんを連れて来るってんだよ。」
「辰雄さん…」
って、母さんの弟だっけか。オジサン、しばらく会ってないけど、カッコいんだよな。
「お孫さんて?…えーと、」
「美幸ちゃん、覚えてるか?」
「ああ。…若いよね。」
「ハタチだと。」
「お孫さんは?」
「三歳だと。」
「へぇー…」
としか言えないだろ。
「三歳の誕生日だからどこか遠くに連れてってやりたいんだけど、ほかに思いつかなかったからウチに来たいんだと。母さんにもお線香あげさせたいって。」




