6話 空を自由に飛びたいな?
遅れてすみません!
投稿します!
レンズに表示される案内に従って森の中を進んでいくのだが、あちこちから魔物の気配を感じて全然落ち着かない。
「ねえ、スライムちゃん。この森に入ってからすっごく気配に敏感になった気がするんだけど……なんでかな?前の階層ではこんなことなかったんだけど?」
「……(前の階層のときは単純に魔物の数が少なかったっていうこともあるんだけれど……おそらくは超直感が成長したせいでしょうね。それは気配っていうよりもあらゆる感覚が鋭くなっているのよ)」
「でも超直感をオフにすれば……ああ、でもそれだと咄嗟の時に対応でなくなるし……?」
『要は慣れですよ。要は今まで入ってきたことがないような情報量が入ってきて脳が混乱しているんです。私の方で情報の一部を処理してもいいのですが、それですと情報の伝達に誤差が生じてしまうのでおススメはしませんね。それに、スキルが強くなっていけば必然的に入ってくる情報の量は増えていきます。ですので、今のうちから慣れてください』
「……はぁい」
でも言われてみれば、気配というよりも感覚が鋭くなっている気がする。
目をつぶっていても周りに誰がいるのかとか、地面の凹凸とか、障害物とかも少しぐらいなら分かる。
ただその分疲れるんだけどね。
『マスター、分かっているかとは思いますが3時の方向から魔物の反応が2つ来ていますよ』
「うん、大丈夫。今度はボクが戦うね」
「……(龍希、ここから先はオーラについて意識しながら戦ってみなさい。綿毛羊との戦闘では十分に力を発揮できていなかったけれど、これから先ああいう敵がいないとは限らないわ。なるべく扱えるようにして置きなさい)」
「了解っ、やってみるね……」
うっすらと体の周りに纏っている白いオーラを分厚くしていくイメージでやってみる。
すると、少しづつオーラが厚くなっていく。綿毛羊と戦った時とは格段のスピードだが、まだまだ遅い。
魔物の気配はすぐそこまで来ている。
出てきたのは先程と同じ熊の魔物。
うちの一頭がすぐさまボクに気が付くと腕を振り下ろしてくる。
オーラの操作に集中していたため、回避が間に合わない。
しかし、その動きは見えている。これも超直感が成長したおかげなんだろうか?
振り下ろしてくる腕に合わせて内側に入り込み、腕に横からの衝撃を入れて軌道を逸らす。
振り下ろした体勢で前傾姿勢になった熊の魔物の背中を踏み台にして、後ろにいた二体目に狙いをつける。
すでに向うもこちらに攻撃を加えようと構えている。
背中を思いっきり蹴って2体目の頭よりも高く飛ぶ。
するともちろんボクの姿を目で追おうとしてくるので、すぐさま近くにあって木を蹴って方向を変える。
視覚に入ったところで上から思いっきり頭を殴りつける。
すると熊の魔物は地面に叩きつられるが、それを確認せずに殴った体勢から全面で腕をクロスさせる。
「……っ!!」
それと同時に一体目の攻撃がボクにぶつかる。
空中で踏ん張りがきかなかったため衝撃のままにぶっ飛ばされ気にぶつかったところで何とか止まることができた。
「……いったぁーまだ腕が痺れてる」
ひどい痛みではないが、攻撃を受け止めた両腕がビリビリと痺れている。
そんなことはおかまいないしに熊の魔物はこっちに猛然と駆けてくる。
「力なら負けてないけど、まだオーラが薄かったみたいだね。次は無事じゃすまなそうだ」
『マスター、あんまり油断していると本当に危ないですよ?気を付けてください』
「ごめんごめん。まだ複数の動きを把握しきれなくて……でも一対一なら大丈夫!」
『対複数は今後の課題ですね。まずは空間把握能力を鍛えることから始めましょう。この世界には目をつぶって状態で全方位の状態からの攻撃を避けるような戦士がいるようですし、それを参考にしましょう』
「……ちなみに聞くんだけど。それって誰の事?」
『ジェ〇イと記述されていますね』
「この世界にそんなのはいないし、居てもボクにフォー〇は使えないよっ!」
熊にはさっきの攻撃をお返しに、全力の攻撃で今度はこっちが吹き飛ばしてやる。
拳を腰だめに構えてて、拳の部分のオーラを厚くするようにイメージする。
「眼鏡ちゃん。合図したら一瞬だけ出力10%まで引き上げて!」
『諾です。出力操作いつでもいけます』
後は熊がこっちに近づいてくるのを待つだけだ。
あいつの攻撃は基本的に腕の振り下ろしによる攻撃だし、その時は必ず後ろ足で立つような姿勢になる。
そこに思いっきり拳をぶち込むっ!
あとちょっと……もうちょっと……
目の前まで来た熊の魔物は最初と同じようにボクの目の前で腕を振り上げる動作に入る。そして銅ががら空きになったこの瞬間!
「眼鏡ちゃん、今っ!」
『出力10%に上昇!』
「……っらあ!!」
胴体に突き刺さった拳はその勢いのままに、大きい熊の体を吹き飛ばす。
何本もの木をなぎ倒していきようやく止まる。
『出力5%に戻します。お疲れさまでした、マスター』
「ドロップアイテム収納して次に行こうか。また気配が集まってきてる」
『そうですね……ドロップアイテムの収納完了しました。スライムちゃんと合流して離れてしまいましょうか』
「あれ?あんに離れてたのに収納なんてできたの?」
『日々成長するのはマスターやスライムちゃんだけではありません。私だって成長、というよりも機能の拡張ですがするんですよ』
「さっすが眼鏡ちゃん!万能眼鏡だね!」
『それほどでもあります』
ボクが吹き飛ばされたせいでスライムちゃんと少し離されたけど、スライムちゃんの方から近くに来ていたらしい。
すぐに合流を済ませると出発する。
「さっき思ったんだけど、森の中通るよりも上から行った方が早いんじゃないかと思うんだ?」
「……(藪から棒に何なの?)」
「いやさ?森の中は魔物だらけだし空だったら魔物もいないんじゃないかなって思ってさ?気配も感じないし」
「……(それができればいいんでしょうけど、あなた空を飛ぶ手段何て持ってないでしょう?どうするのよ?)」
「うん、さっきの戦闘でね。なんかこう、できる気がしたんだよ。あ、これは次は出来るなって感じが」
「……(……頭でも打ったのかしら?しっかりしなさい)」
さっきちょうど熊も魔物に吹き飛ばされた時、空中で動くことができなかった時に吹き飛ばされながらなんか次は避けられるって感じがしたんだよな~
「でもさ、ちょっと見てて」
感覚の通りに体を動かす。
オーラを足元に集中し、できる限り固くする。
そして軽くジャンプして、地面に着く前に片方の足で固くしたオーラを足場にするイメージで蹴る。
すると、ボクの体は地面に落ちることなく2歩目を踏み出すことができた。そしてそれを両足で繰り返し疑似的に空中に浮かぶことができた。
「浮かぶって言うよりも歩くって感じだけど、ほら。できるでしょう?」
「……(……これは驚いたわね)」
『まさかこんな方法で空を歩くとは……』
「スライムちゃんはボクが抱えればいいし、これで空を言っても問題ないよね?」
「……(そうね。折角だしそうさせてもらおうかしら。ただ、何があるか分からないから両腕は開けておきなさい。私は頭の上にでも乗っているから)」
『大幅な時間短縮になりますね』
「うん!それじゃあ行こっか!」
今度は地面を思いっきり踏み切って一気に周囲の木々よりも高くまで飛ぶ。
そしてその場でオーラを足場に足踏みをする。
「眼鏡ちゃん、ルートのこのままでいいの?」
『ああ、いいえ障害物が一切なくなったので直線で向かうルートに変更します。少々お待ちください……できました。こちらの新しいルートの通りに進んでください』
「了解っ!」
そのまま特に魔物に襲われることもなく目的の地点に到着する。
前の階層で見たのと同じ扉だ。
「結構近くだったんだね」
『いえ、今のマスターが全力で走ればこんなものですが直線距離でも常人が走ったら今の倍以上の時間が掛かりましたよ。というか飛ばしすぎです。危うく私が風圧で落ちそうになったんですからね?』
「だからごめんねって。スライムちゃんはそんなことなかったからてきり眼鏡ちゃんも大丈夫かと思ったんだよぉ」
「……(私も結構必死でしがみついてたんだけどね……)」
『まあ高速での戦闘を戦闘を想定していなかった私も抜けていましたが……対策はすでにしましたが。今後気を付けるように!』
「善処するぅ」
『まあお説教もここら辺にして……マスターのカロリー量ですが、今のところ問題はありません。この階層での戦闘が思っていた以上に少なかったので、最初の計算よりも余裕があります。このままボス攻略に挑んでも問題ありません』
「……(私の方もここまでしがみついてきただけだから、体力もまだまだ大丈夫よ。龍希は大丈夫?少し疲れたんじゃないの?)」
「ううん、そんなこと無いよ。むしろ体があったまってきてよく動くようになってきたぐらいだよ」
森の上を走っている途中から何故か急に体が軽くなったような感覚があったのだ。
それでちょっと調子に乗ってスピードを上げたら眼鏡ちゃんに怒られたわけだけど。
『……なるほど。<食の加護>のレベルが上がっていますね。そのせいでカロリーの力への変換効率が上がって同じ出力でもより力を引き出せるようになったのでしょう。コントロールの設定をすこし変える必要がありそうですが、ボス戦の前では嬉しい変化ですね』
「……(そうね。でも力の感覚がちょっと変わっているから少し感覚をつかんでから行きましょう。龍希もそれでいいわね?)」
「うん。そうだね、ちょっと元の感覚とのすり合わせをしておくよ」
基本的には大まかな出力の設定は眼鏡ちゃんに任せているが、戦闘中の細かい調整はさすがに自分でしている。
そこら辺の感覚をしっかりと修正しておかないとふかしすぎたり、つんのめったりしたら大変だ。
眼鏡ちゃんの方はすぐに調整の方は終わったみたいだけど、ボクの方はちょっと時間が掛かった。その間スライムちゃんは魔法で何かの練習をしていたみたいだった。
「スライムちゃん、何やってるの?」
「……(あら龍希。調整の方は大丈夫なの?)」
「うん、ちゃんと掴めたから大丈夫」
「……(ならよかったわ。私はちょっと新技の開発をね。思いついたことがあって)」
「それじゃあもうちょっと休憩してく?」
「……(いいえ、こっちも目途は立ったから大丈夫よ)」
「眼鏡ちゃんも大丈夫?」
『はい、いつでも行きますよ』
「よし、それじゃあ行こっか!」
扉を開けて中に入る。
中は真っ暗で何も見えないが、とにかく広いということは分かる。気配というか感覚が壁までなかなか到達しないのだ。
「なにこの部屋?」
『100m四方の立方体のような部屋ですね。かなり広いようですが……いますね。正面に反応があります。これは……かなり大きいですね。1階層で出てきたワームよりももっと大きいです』
「うっそぉ!?」
その時部屋全体がうっすらと発光をはじめ、だんだんと視界が確保できるようになってくる。
それと同時に敵の姿も徐々に見え始める。
昼間と同じくらいまで明るくなった頃には敵の正体もはっきりとした。
「あれは……でっかい木?」
見た目は一昔前にCMとかでやっていた『この木なんの木』に出てくるやつだ。
たしかあれってハワイの方にある木でモンキーポッドって言うんだっけ?
『植物系の魔物のようですね……マスター、ここは速攻で決めましょう』
「うん?急にどうしたの……?」
『植物系の魔物との戦闘は時間をかければかけるほどこちらに不利になります。奴らは地面から常にエネルギーを吸収しており成長と回復を続けるんです。ですので、一気に片を付けなければいくらマスターと言えども手を付けられなくなります』
「え……?それって大変なんじゃっ!?」
速攻で決着をつけると言っても、相手はあのバカでかい木だ。攻略しようにも超直感でも弱点の位置がはっきりとしない。
「でもあの巨木を倒すほどの攻撃となると、相当な出力が必要だよね?そうなってくるとまだ扱いきれるきがしないんだけど……」
「……(それでも現状私たちの中で最も高い攻撃力を持っているのは龍希よ。再生能力がある以上それを上回る攻撃でないと、全部回復されて終わり。やるしかないのよ)」
『何パターンか攻略方法をシュミレートしましたが、やはりマスターが攻撃の要となります。サポートは最大限にしますので、お願いします!』
「……ちゃんとサポートしてよっ!」
「……(任せなさいっ!)」
『お任せください!』
眼鏡ちゃんから伝えられた作戦はまずボクとスライムちゃんが木の魔物の全体に攻撃を加える。
「せりゃあっ!」
「……(水球10装填。配置……発射っ!)」
ボクは出力は控えめにひたすらに打撃を加えていき、スライムちゃんは水球を木を取り囲むように展開するとそれを叩きつけている。
相手もただ攻撃を受けているだけではなく反撃もしてくる。
地面の中から伸びてきた根っこが鞭のようにしなってボクを薙ぎ払おうとしてくる。
食の加護による身体強化と、超直感による気配で左右から振られる根っこを避けていく。
どうしても避けきれないものは地面に叩きつけてへし折っているのだが、断面からすぐに再生してしまって全く効果が見られない。
スライムちゃんも水をビームのように打ち出して根っこを切っているがそれも再生されてしまって効果が見られない。
それでも眼鏡ちゃんからの次の指示があるまでは避けて、攻撃をしてを続けていく。
『……――見つけたっ!マスター!相手の魔石の位置を発見しました!』
「眼鏡ちゃんお手柄っ!場所は!?」
『今レンズに表示します!』
視界に赤いターゲットマーカーが現れる。
それは魔物の上部、ちょうど幹と枝の境目ぐらいをロックオンしていた。
「スライムちゃんっ!!」
「……(準備できたのね!?じゃあ作戦通りに私が道を作るからあなたは魔石の破壊に集中しなさい!)」
「了解っ!!」
攻撃をすり抜けていったん後ろに下がる。
「眼鏡ちゃん、出力ってどれぐらいまで上げればいい!?」
『先程の攻撃から相手の硬度を考えますと……20%まで上げます』
「20%か……」
『分かっているかとは思いますがこれまでマスターが出した最高出力は10%までです。単純計算でその時の2倍の力が出るわけですが、知覚能力や運動能力などの身体能力がこれまでの比ではないぐらいに引き上げられます。行きますよっ!』
「……っ!?」
眼鏡ちゃんからの合図があった瞬間に感じたことのない感覚が体中をを駆け巡った。
全能感、とでもいえばいいのか。敵の動きが手に取るように分かるし、周りが遅くなったようにさえ感じる。身体の底の方から大きな川のように力の奔流があふれてくる。
いまならなんだってできそうな、そんな感じさえしてくる。
『マスター気をしっかり持ってくださいね!ぼーっとしている場合ではありませんよ!』
「ああ、うん。ごめんごめん……これ、凄いね。何だか不思議な気分だよ」
『……全く。力に吞まれてるじゃないですか……しっかりしてください!』
「……っ!……あれ?」
なんだかふわふわした変な感覚だった。
でも嫌な感じという訳ではなく、どっちかと言うと心地いいような感覚だった。
『いきなり自分の知る以上の力が体中に巡ったせいで、酔ったような感覚になっていたんですよ。大丈夫ですか?』
「酔うってあんな感覚なんだね、うん。もう大丈夫。むしろ頭がすっきりした感じだよ」
軽く頭を振ってさっきまでの感覚を完全に追い出すと、すぐに力の制御に取り掛かる。とめどなく溢れてくる力を全身に隈なく巡らせて一定に保つ。
「……ふぅ。これで大丈夫かな?」
『力の安定を確認。上出来ですマスタ―。この土壇場でやったにしてはしっかりと制御できていますよ』
「よしっ……スライムちゃん!!こっちは準備できたよ!!」
「……(OK!それじゃあこっちも……!)」
合図を受け取ったスライムちゃんはさっきまでと同じように水球を自分の周りに作り出す。
しかし、数が圧倒的に違う。さっきまでは10個もないぐらいだったのに今度は10や20じゃきかないぐらいには作っている。
「……(展開……構築……)」
水球は木の魔物を取り囲むように広がっていったかと思うと、水球から水球へと水の線が伸びてきてお互いを繋がて行く。縦、横、反対側だったり斜めだったり木にぶつからない様に様々な方向に伸びていく。
あっという間に木を取り囲み動きを拘束するような水の結界が完成した。
「……(仕上げね。凍りなさいっ!)」
スライムちゃんの言葉と同時に水の拘束が一瞬で凍りつく。
それは水の檻から一瞬で氷の檻となったのだ。
「……(これでいいかしらね。寒さと拘束で動きはだいぶ制限されているはずよ)」
「これ、スライムちゃんだけでも倒せたんじゃないかな?ボク本当に必要だった?」
「……(私じゃ決定打が与えられないのよ。この拘束だって時間を稼ぐだけに過ぎないわ。分かったらごちゃごちゃ言ってないで、さっさと決めてきなさいっ!)」
「はいっ!!」
スライムちゃんのおかげで根っこの動きはすごく遅くなっているし、ましてやボクの方の力も上がっているんだから当たりようもない。
余裕をもって避けながら木に近づいていく。
「高さ的には10~15mぐらいはあるよね?空中だと踏ん張りがきかないから攻撃力を落ちちゃうと思うんだけど……」
『ここに来るときに空を走っていたでしょう?あれを使えば空中だろうと足場は確保できます』
「ああ、それもそうか」
さっきまでのボクとスライムちゃんの攻撃の連打から眼鏡ちゃんが魔石の位置を特定し、スライムちゃんはそのまま敵の足止めに。ボクは急上昇させるスキルの出力を制御しつつ魔石の破壊を狙う。
これが眼鏡ちゃんのたてた作戦だった。
敵の懐、幹の真ん前にたどり着くと地面を思いっきり踏み込んでジャンプする。勢いそのままに10m以上あった距離をあっという間に詰めて目標の地点に到達する。
『マスター、今回は表皮が固いうえに魔石はそのさらに中にあります。これを破る攻撃力も必要ですが、魔石に攻撃を届かせるための貫通力も必要になります』
「でも、ボクの攻撃って基本殴ることだけなんだけど……?」
『もちろんそれは分かっています。ですのでこちらからアシストを行います!』
すると体に纏っているオーラが腕に集中し始めると、渦を巻くように回転を始める。
「これって……?」
『拳をオーラでコーティングするとともに回転を加えることで貫通力を上げました。これの制御は私の方で行いますので、マスターは魔石の破壊をっ!』
「……任せてっ!」
レンズに表示される魔石の位置は相手の一点を指している。
空中で体勢を変えて、床ではなくオーラを壁を蹴るような形に集中させる。
「……どりゃあっ!!」
オーラを蹴って魔物に思いきりの一撃を加える。
ドスゥゥゥン!!
部屋全体に凄まじい音とと衝撃が駆け抜ける。
幹には全体に罅が入り枝につけていた葉がぱらぱらと舞い散っている。
ボクの手の先には抉られて露出してしまっている砕け散った魔石があった。
いかがでしたでしょうか?
2階層目のボス戦も終わり残すところあと1階層のみとなりましたが……ちょっとペースが速すぎるでしょうか?程よいペースってどれぐらいなんですかね……
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