1.最後の予定
少し広い空間の壁に大きな予定表のB紙が3枚貼ってある
その内の2枚については終わった予定にピンクのマーカーが引かれており
ほとんどの予定が終了しているのがわかる
マーカーを手に持ったパートの方が予定表の前にきて
「ここら辺の催しも既に終わってるのでマーカー引いていいですか?」
と私に聞いてくる
「あ、はいお願いします」
と私がいうと、その方は頷いて残っていた予定にマーカーを引いていく
それを見守っていると
残っている予定はあと一つだけだった
「〇〇さんは参加しないんですか?」
「もう私の役割部分は終わったので、最後の催しは参加していいと言われているので参加しようかなと思ってます」
どうやら私は実行委員的立ち位置のようだった
予定表を見ると「〇〇隠し」と記載されている
〇〇の部分はぼやけていてよく見えないのだが何かをそれぞれが何かを隠し、お互いにそれを探すというゲームだと認識していた
私は自分でも何を隠したのかよくわかってないが必死で隠した記憶だけあった
自分の隠したものが見つかると怪我もしくは最悪命を落とすという認識があったのだ
記憶の中の私は手に何かを持ち
必死の面持ちでどこに隠そうか考えをめぐらしていた
自分で隠したはずなのに隠し場所の記憶は曖昧だった
ものすごい緊張の中ゲームは始まった
そこで目が覚めた




