イサムさん
久しぶりの更新になりました!これから1週間は毎日可能な限り更新していきます。(その後は9月になったら書きます)
「でさ、イサムさんがそっちにいるのってどゆことなの?」
単純な疑問。
「うーん…偶然、かな?」
「…?」
「完全に偶然。彼は、偶々天に魂が昇げられるときに滑り落ちたんだよ。まるで、まだやり残したことがあるっていう感じでね。そして、その落ちた先は異世界…君たちが行く異世界だ…」
「…」
「お兄ちゃんは…今も元気にしてるの?」
「あぁ…あ。」
「…なにか?」
いやまさか今病気とか?
「やっべ。」
「…?今の私は未来予知を封印しているからわからないのだけど。地球の魔力を私のせいで尽きさせようとしたからね…ってのは置いといて。なに?言ってみて?」
「…」
「…(こっわ)」
「健斗なんか言った?」
「(首を思いっきり横に振る)」
まて…怖い怖い怖い怖い。
「…言って。」
その瞬間、僕たち3人の周りに結界?が貼られてた。さっき僕の口の周りに張りつこうとしてたやつと同じかな?
「ふっ」
さっきと同じだ。息を吐く。それだけで、結界は壊れる。
「こんな技まで教えてるなんて…お、おっそらしいババァだガハッ…!」
そろそろ学習してよ…
「げほっげほっ…えっと……」
「うん?」
目が据わっている。
「彼にも、異世界の彼にも妹がいる」
「なんですって?」
「えっと、これも偶ぜ…いてててて。ほんとに偶然なんだから仕方ないよ。」
「ふーっ。向こうに行ったら絶対に…」
…聞かなかったことにしよう。
ふとジダレと目があった…同じこと考えてるなこりゃ。
お互い目配せし合う…多分ジダレも瑞香さんに振り回されたんだろう。
…
「…すまない。もう少しでここにいられる時間が終わる。各々に伝えないことを伝えよう。」
「…」
そろそろ気を取りなおそって…
「…イサムさんにとっては、妹なのには変わらないんじゃない?」
…あ。
「えーと、お取り込みは後にしてくれないかい?…えーとまず、君たち2人だね。ジョブは…は?」
「「?」」
「えーと、双勇者?…なにこれ。初めて見た。邪神時代に勇者については調べに調べたのに…」
「えっと、どんな効果なの?」
「わからない。えー、剣技に関してはケントくん、魔法に関してはミズエちゃんが優れてるみたいだね。普通の勇者は1人でどちらも扱えると思うのだけど…まぁいいや。よくわからないから気にしない。」
それでいいのか元邪神。
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