意識・職業習得所 38
トムは兵器の設計図を取り出す。
拳銃の設計図だ。
だが、設計図は未完成で、
何やら突っかかっていたようらしく、
書き直しをしている。
熱中して書き直していると講師が話かけた。
「ありがとな、返すよ。
ほぅ…拳銃か。随分昔の物じゃな。」
「あ…はい…、まぁ…簡単そうでして…」
「行き詰まってるみたいじゃな。」
「えぇ…弾として
元界子を使おうと思ったんですが…
上手く利用できなくて…」
講師は設計図を見た。
「中々ユニークじゃな…う~む…そうじゃ!
拳銃のボディーの中に衝撃エンジンを入れて、
この引き金の下の安全スイッチを
エンジンのスイッチに切り替えるのはどうじゃ?」
トムは聞いたことのない用語だらけで
こんがらがっている。
「で?どうなるんだ?」
「衝撃エンジンの上部分に
銃弾用の元界子を入れるんじゃ。」
「あぁ…わかった!
そうやって元界子にエネルギーを溜めるのか!」
「そういうことじゃ。
因みに、元界子のエネルギーは
非電解質によって放出されるからな。」
「ありがとう。講師!絶対作ってみせるよ」
「はっは、1回目の実践で早速の大作じゃな。」
こうして、トムは組1番の兵器を作り出した。




