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意識・職業習得所 30
こうして二人の特訓は始まった。
まずは、お互いの本を見合った。
「ノビルさんの意識は変って言うんですか。」
「あぁ、森ん中でばぁさんに買わされたんだ。」
「あっ僕もそれです。」
「本当かよ!お前は何てやつなんだ?」
「僕は夢です。一番楽しそうだったので…」
「へ~、お前の本も見してくれよ。」
とノビルはランドの本を手に取った。
本には級別能力、実用性、合成方などが書いてあった。
「今は俺もお前も五級だから、
そんな大したことはできねぇな。」
「えぇ、僕なんか良い夢を見るだけですから。」
と、二人は大笑いした。
「見て下さい。ノビルさんの意識凄いですよ!
一級で他人の非実態物をコントロールできるですって。」
「う~ん…よくわかんねぇ!」
「つまり、他人の考え方とか力、
未来を自由自在にできるってことです。」
「やっぱり、よくわかんねぇな~。」
と、話しているとスラングが声を上げた。
「はぃはぃ皆さん。今日はここまで。
では次の講義は抜き打ちテストとして、私と意識バトルをします。
準備して来て下さい。」
こうして初めての講義は終了した。




