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意識・職業習得所 31
一方ワインを倒した次郎は、
次郎を空き部屋へ連れてきた。
二人は向かい合って椅子に座っている。
次郎が一方的に話す。
「オメェ、どうやら、
S部の奴らから金を巻き上げてるみてぇだな。」
「はい。」
「その金はどこだ?」
「自分の組にある金庫です。」
ワインは小声で頷く。
「額はいくらだ?」
「10000hくらいです。」
「ちょっと気になってたんだが、
fだのhだのlだのってのは何なんだ?」
「現在のお金の単位です。
100lで1h、100hで1fと数えます。
我々みたいな庶民はhでやりとりします。」
次郎はよく考え聞いた。
「もしよ…
昔の円って単位から現代の単位に直したら
いくらくらいだ?」
「円は平均的に1円は1fと同じ価値です。」
「ふ~ん。
じゃあ、オメェ、S部の全員に月1人1f払え。」
「い…いゃ…それは…」
次郎はドンッと机を叩き、
ワインの目をにらみ、
「分かったな!」
と念を押した。
「は…はい…。」
こうして、S部はワインの支配から解放され、
次郎は一躍英雄となった。




