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間違え召喚?転生?猫になったのでまったりするにゃ  作者: まめ大福


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ドゥスールキャットは大盛況にゃ

ドゥスールキャットの開店準備も整って、いよいよオープンがやって来ましたにゃ

開店初日はどうなることやらにゃ

 征一郎が冒険者ギルドに行っている間、オープン時間になったので、若菜と菜心が2人だけで営業を開始したが、オープンしてすぐに店内はお客さんでいっぱいになった。店に入れないお客が出ていた。

 なぜこんなに人が多いのかと思えば、昨日は閉店前に回復ポーション初級・中級が品切れになっていたので、それを買う為にオープン前から人がいたようである。飛ぶように棚から回復ポーションが無くなっていく。若菜が販売カウンターで菜心が倉庫からの品出しをしていた。


 征一郎がまだ帰って来ていない時に、またもや盗難が発生した。盗難された品は回復ポーション中級5個だった。扉が開かないので窃盗犯を捕まえるのは簡単だった。定期的に騎士が巡回してくれているので、その騎士に窃盗犯を託した。騎士は詰め所に連行して行った。そうこうしているうちに昼前になってやっと征一郎が戻って来た。


 征一郎に窃盗犯が1人いた事を伝えると、「とりあえずお昼を交代で休憩を取ろう。」とまずは若菜が休憩に入った。今度は菜心が販売カウンターで征一郎が倉庫からの品出しを始めた。倉庫ではしらたまが回復ポーション初級・中級を補充の為に来ていた。

 しらたま「征一郎、盗難対策案はキチンと実行されてたのかにゃ?」

 征一郎「渋々、実行してたよ。この後くらいから効果が出て来るかもね。」

 しらたま「そうなれば、良いけどね。さっきも1人盗難者が出てたから、もしかすると詰め所から自白ポーションを貰えないかって来るかもね。」


 そうこうしていたら、騎士が見えて、征一郎に自白ポーションを譲って貰えないか尋ねて来た。ので、征一郎は騎士に自白ポーションを1個渡した。征一郎は「騎士団長によろしく。」と言って渡していた。騎士は「はい。分かりました。」と言って受け取って去って行った。

 若菜が休憩から戻ると今度は菜心が休憩に入って行った。若菜が販売カウンターに入った。

 相変わらず、回復ポーション初級・中級が売れ筋で用意した回復ポーション初級2,500個、中級3,500個がもう既に昼までに売れていた。用意した数が16時まで足りるか不安になってきた。冒険者が主に買って行くが、中には貴族の使用人らしい人もいる。

 

 昼も過ぎて来ると若干お客さんが減って来た様に思われる。それでも、お客さんが途切れる事はなかった。

 征一郎は自分が作った魔道具の販売を始めるのはまだまだ先の様に思えて来た。これだけポーションだけで大盛況なのでこれが落ち着かないと置くスペースも確保出来ないからだった。征一郎の魔道具もまだ完成品は数点だけなので、当分の間はブルーのポーションを売る事に専念するつもりだ。それに、2人でやっていける様にならないといけないから、これからが大変だ。


 14時頃になるとお客さんもまばらになって来たと思ったら、同業者っぽい人が数人店に入って来て、店舗内を見ていろいろ話し合っている様子がみられた。その中の1人が「店主はいますか。」

 征一郎「はい。私がそうですが。」

 商売人「この棚はどこで手に入れたんですか。よかったら、教えてもらえませんか。」

 征一郎「この棚は私の自作なんですよ。どこにも売っていないと思いますよ。」

 商売人「それじゃ、貴方に注文したら製作してもらえるんですか?」

 征一郎「そうですね。今は忙しいので無理ですが、もう少し落ち着いたら考えますね。」

 商売人「その時はお願いします。それと、お値段はいくらするんですか?こんなに素晴らしく綺麗で頑丈そうな棚だと高いんでしょうね。」

 征一郎「そうですね。まだ値段は考えていないのでその時に交渉しますね。」

 商売人「分かりました。お願いします。」と言って、店を出て行った。来ていた人達も一緒に出て行った。


 征一郎が若菜達に「陳列棚ってそういえばこの世界になかったね。現世では当たり前にあったから、何も考えずに作ってたけど、普通に家具や棚などのクラフトで簡単に作れる物も売れそうな気がする。魔道具に拘らなくてもいいのかも。」

 若菜「そういえば、こういった棚ってどこも無かったね。忘れてた。」

 菜心「征一郎さんがクラフトでサクサク制作してたから違和感が無くて、私も当たり前になってたよ。」


 クラフトで何も考えずに現世の感覚で作った物が売れる物と思わなかったので、少し暇になって来たら、木で作れる物を置いて販売するのもいいなぁ。と思い始めた征一郎であった。

 15時頃になると依頼を早めに切り上げた冒険者パーティーで店は混雑していた。用意していた各種ポーションがあともう少しで全部売れそうな勢いである。

 その辺で販売しているポーションより効き目があるみたいで、冒険者の中で注目が集まっている店になっている。まだ開店2日目なのにすごい。これだと、もう少し多めにしないとダメかもしれない。


 しらたまがブルーに各種ポーションをもっと増産する様に伝えていた。ブルーはポーションを作るのに材料がいらないので作ろうと思えば無限に作れるからヤバいです。でも、これって聖獣だからの能力もあるのかもと思うしらたまであった。

ドゥスールキャットの開店を果たしたけど、やっぱり盗難者が出ましたにゃ

盗難対策案がどのように発揮するのか見ものですにゃ

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