もう一度シテジュタン周辺を探索するにゃ
間違い召喚されたけど、亡くなってたので猫になって転生してチートでまったり過ごすにゃ
ルナリアでダンジョン探索をして、隣の都市シテジュタンで新たな仲間が増えたが、しらたまの幼馴染であったにゃ
街を観光するついでに教会に行き、神様達に会って来たにゃ
町中の観光を十二分に堪能したので、明日はまた門外に出て、周辺の調査探索をしてみるにゃ。町中では、市場・商店街・スラム街と色々調査したけど、何も情報は得られなかった。流石に貴族街は無闇矢鱈に入って聞き込みも出来ないので収穫は無いにゃ。後は騎士の詰め所で聞き込みをと思ったけど、菜心がいたので止めておいたし、菜心に聞いた所では騎士の中でそういう奴隷の話は聞いた事が無いらしい。なので、後は門外周辺を調査探索するくらいしか無いにゃ。
門を出て、まずはラファールとしらたまと征一郎だけで箱庭の外に出て、残りは箱庭にて待機をしていてもらう。しらたまは、今のパーティーに菜心とエリーチカ達を加えてから、エリーチカ達を見つけた辺りに行ってみるか。そう言って、魔物を狩りながら進んで行った。エリーチカ達を見つけた地点に着いて、しらたま猫魔法サーチキャットって唱えて探索をすると、2キロ程行った所に壁があった。その壁は隣国との境界の壁だそうだ。森と境界壁を詳しく探索をすると、1ヶ所だけ穴の開いてる所を発見した。その穴を抜けるとその先も森の中であった。
もしかすると、奴隷商か運び屋か知らないけど、エリーチカ達をこの穴からこちらに連れて来たのかも知れないにゃ。馬車が1台通れるくらいの穴と車輪の轍があった。そこは森の外から見てもその道が見えない様にしてある。人為的に作られた道であった。
エクラリュール国にも、貴族の一部が奴隷を所有している可能性がありそうだ。
普通は境界の所に関所があって、それぞれの国の門兵が交代で待機していて、盗賊や奴隷商等の規制を敷いているのである。
森の中に魔物はいるけど、人の気配はなかった。ここでも、征一郎のクイック収納が大活躍していた。前回も少しは魔物の素材はゲット出来たが、今回はゆっくりと調査をしていたので、前回の倍以上の収穫があった。
征一郎がルナリアに戻ると何でも屋をオープンさせると、こうやって一緒に狩りに行けなくなるとこの便利なクイック収納が使えなくなるにゃ。これはヤバい事ですにゃ。しらたまの無限収納だけでは自分で収納しないとダメなので、征一郎以外にもクイック収納を付与した方がいいのかも知れないにゃあ。
菜心が「境界壁を騎士団長に報告した方がいいよ。」と進言していた。
しらたま「そうだよね。この壁をそのままにしていたら、危険人物もこの国に来ちゃうからな。」戻ったら、征一郎に騎士の詰め所に報告しに行かせよう。
もう少し、探索してみようにゃ。猫魔法広範囲サーチキャットって唱えてみた。すごい勢いでサーチキャット達が駆けて行った。
境界壁と反対側のずっと先に陽向達を見つけた。シテジュタンに向かっている陽向達だが、その前方に魔物が数体いるが、陽向達にとっては簡単に討伐出来るであろう。しらたまは、念話で陽向達に「早く来るんだ。相談したい事があるからもっと急ぐんだ。」といきなり前触れもなく言い放った。突然のしらたまの念話でビックリしている陽向達であった。
陽向達は討伐した魔物を最低限の採取をして、シテジュタンに向かった。それを確認したしらたま達もシテジュタンで陽向達に合流する為に戻って行った。
シテジュタンで合流した陽向達は相も変わらずヒカリと萌花はしらたまをもふもふしていた。征一郎は陽向に新しい仲間を紹介していた。菜心は箱庭から出て、陽向達に挨拶をしていた。
来て早々だけど、とりあえずは陽向達はここの領主である辺境伯へ挨拶に行ってから、その夜にいろいろ相談するにゃ。陽向達はこの都市に来て、ゆっくりとさせてもらえなさそうである。
陽向達は先ずは騎士の詰め所に行き、騎士団長と一緒に辺境伯の元に向かって行った。
辺境伯は労いの言葉をかけて、「ゆっくりとこの屋敷で休んで下さい。食事は気兼ねなく召し上がってくださいね。今夜の夕食だけは一緒に食べて頂ければ後は好きな時間に食堂で食べて下さい。」と言って部屋を出て仕事を始めていた。
陽向達は部屋に案内されて、各自自由に過ごしていた。それまでの間、しらたまと念話をしていた。
陽向「しらたま、来て早々に隣国へ行く話か?」
しらたま「違うよ。先ずはこの国に奴隷はいないという話だったんだけど、売買される前の奴隷を助けたんだ。」
ヒカリ「えっ、奴隷がいたの?」
しらたま「いたよ。エルフと猫獣人2人。」
萌花「えっ、本当にいるの?」
しらたま「今は箱庭にいるよ。今夜、そちらに行った時に箱庭で会わせてあげるよ。」
萌花と伊織が、「本当に会わせてね。」とほぼ同時に言っていた。それで、これらの話はまた後程ね。と言って切り上げた。
少しだけ話は戻るが、征一郎がシテジュタンに戻って直ぐに、騎士の詰め所に行って、境界壁に穴が開いていた事を報告しに行った。騎士団長が直接その話を聞いて、驚きを隠せず、慌てて辺境伯に報告をしに行こうとした時に、陽向達が詰め所にやって来た。騎士団長は勇者一行が突然来ても、そこは慌てずに対応をしていたが、境界壁の事を一刻も早く報告に行きたい気持ちを抑えながらの対応をしていた。
辺境伯は陽向達の対応が終わった後に、騎士団長から境界壁に穴が開いてる事を知らされて、その開いてる箇所を早急に塞ぐ様に指示した。
夕食の準備が出来たので、陽向達は辺境伯と一緒に夕食を食べていた。その際に、辺境伯にこの都市に奴隷がいるのかと質問をしたが、辺境伯は動揺もせず、悩みもしないで即答で奴隷はいないと返事をしていた。それを聞いた陽向達は辺境伯はそういったことは知らないのだと思った。その後は優雅に食事をして終わった。
夕食後は各自部屋に戻って行ったが、今回は陽向の部屋に集まった。集まった所にしらたまが転移スキルでやって来た。
しらたま「元気にしてたか。」
ヒカリと萌花「しらたまのもふもふが無くて寂しかった。」
伊織「そう言えば、エルフと猫獣人がいるって言ってたよね。」と食い気味に聞いて来たので、箱庭からエリーチカ達が出て来た。
陽向「初めて見たよ。漫画の世界だけじゃないんだ。」
伊織「猫耳を触ってもいい?」とはなに聞いていたが、
はな「耳や尻尾を触っていいのはご主人様になる人だけ。」と断っていた。伊織は残念そうにしていた。
陽向「この3人が奴隷だったのか?」
しらたま「そうなんだ。保護して、奴隷を解除したんだ。」
ヒカリ「実際にこのシュテジタンの近くにいたんだよね。」
伊織「辺境伯はその事実は知らないみたいで、本当にこの国に奴隷はいないと言っていたよ。」
しらたま「それじゃ、極一部の貴族が所有しているのかもにゃ。」
このシュテジタンでの調査は終わってるので次の国へ行きたいんだけど、このまま簡単に行けるのかなぁ?明日一度、辺境伯に確認を取ってみるね。
しらたま「こちらもちょっと聞いてみるよ。」と言って戻って行った。
シテジュタンの外を探索するにゃ




