黒龍に出会ったにゃ
四龍がいる所らし所を進んでいたら、大きな空洞に町があったにゃ
でも町の中は無人だったにゃ
しらたま達は見つけた無人の町を探索していた。広さ的にはそこそこの大きさの町が入るくらいの空洞で、何故か地中なのに外にいるみたいに明るい。明るさを保っているのは魔石?加工された魔石のようだ。今、こんな技術は無いと思うので過去に作られた物だろう。しらたまの錬金術なら作れそうだけど、随分と大きいから、あのサイズの魔石って今でも獲れるのかぁ?
町を探索しているが、やはり人はいないようだ。人がいなくなってどれくらいの月日が過ぎているんだろう。人々が徐々に少なくなって居なくなった様な感じがするのは気のせいだろうか。
人様の住居に黙って入るのは気が引けるけど、随分と前から空き家になってるから、大丈夫だと思うので、中に入ってみるか。中に入ると、綺麗に整えられていて不必要な物はそのままで、必要な物は持ち出している、って感じがする。その後、誰もここに訪れていない様だ。荒らされた気配も無い。
町を探索していたら、他の通路も見つかった。入って来た通路以外に複数の通路があった。しらたまは猫魔法サーチキャットって唱えてそれぞれの通路を探索してみた。
サーチキャットで探索をすると、今いる町よりも小さいが集落跡がいくつか見つかったが無人のようであった。1つだけ、生体反応があった所があったが、サーチキャットが消滅したので、何らかの妨害があったのかは分からないが、とりあえずそこに向かう事にした。
その生体反応があった所だけど、先程いた町よりも大きい空間らしい。そこまでは随分と歩かないといけないが、のんびりと歩いていた。そういえば、この洞窟に入ってから魔獣と出会っていないのは何故?普通、ダンジョンや洞窟なら数十mも歩けば魔獣か魔物に遭遇するのに、ここでは全く遭遇していなかった。
不思議な洞窟だと思った。それと、しらたまはこの先にいるかは分からないがこの四龍に会ううちにエルダードワーフやエンシャントエルフに会えそうな気がしていた。
そうこうしているうちに、生体反応があった空洞の所に着いた。空洞内に入ると、いきなり生体反応があった者?物?から威圧を受けた。しらたまは平気だったが、四聖獣の化身達は動きが取れないでいた。しらたまは威圧をかけて来た者の近くに行った。
そこに居たのは大きな龍であった。よく見ると黒龍だった。
黒龍「こんな所に何用だ?我に害するなら攻撃をするぞ。」
しらたま「黒龍さんとお見受けしますが、エルダードワーフやエンシャントエルフという種族を知りませんか?」
黒龍「その種族は随分と前にこの辺からいなくなった。他の場所に移動したんじゃないか?周期で移動している種族だからな。」
しらたま「そうなんですか。ありがとうございます。」
黒龍「そういう事も知らずにここに来たのか?」
しらたま「そういった情報が無いので、いろいろ探しているんです。」
黒龍「それは、大変だな。多分、今は火龍の所かと思うぞ。行ってみればいいぞ。」
しらたま「場所が分からないんですよね。残念な事に…。」
黒龍「我も詳しくは知らんからの。多分、活火山の近くとは思うけどな。いつもその近くにいるからな。」
しらたま「貴重な情報をありがとうございます。それでは行って来ますね。」
黒龍「また、戻るの大変だろうから、送ってやろう。」といって、黒龍が転移陣を展開してくれて、しらたま達は洞窟の前に転移した。
しらたまは黒龍さんて優しいなぁ。と思った。四龍ってみんな優しいのかぁ。そう考えながら、火龍を探しに出た。あの山脈の中で活火山ってあったっけ?そういえば、あまり山の方を見ていないからよく分かんないや。獣人国?魔族国?このどちらかだろうけど、どっちだろうな。
しらたまは少し前まで魔族国に居たので、獣人国の方に行く事にした。一旦、箱庭に戻ってから獣人国の王都フォーヴ付近で獣人がいないのを確認して外に出た。そのまま、フォーヴに向けて歩き出した。王都内に入ってから、とりあえず宿を探していると前に泊まった宿をみつけたので空いているか確認すると部屋が空いていたのでそこで泊まる事にした。まだ、夕食には早いので城下町を探索していると北の山脈の活火山が噴火した。屋台の者に火山の事を聞くと2~5年毎に噴火を繰り返している火山があるという事が分かった。
多分、あの噴火している火山に火龍がいるのだと確信していた。
今夜は宿でゆっくり休んで明日から北の火山に向けて探索をしようと考えていた。
翌朝、昨日噴火していた火山の方に向かって出発したが、北の方に向かって歩き出すと、門兵から「今は火山活動が活発になっているから北の都市には入れない。」と言われたが、とりあえず現状把握の為に向かって行った。
北の都市ブルターニュに来たが門は固く閉じられていた。仕方がないのでその先に向かった。火山が噴火をしたが、マグマはこちらの方には来ていなかった。火山灰も降ってはいなかった。丁度、風の向きがこちらでは無かったのが幸いだった。
黒龍の洞窟を見つけた時と同じ様にして、探してみるか。と言って、結界に沿って歩き出した。
黒龍と別れて、次は火龍に会う為に何処に行こうか迷ったが獣人国に行く事にしたにゃ
獣人国に着いて王都で過ごしていたら火山噴火があったので北の山脈に向かうにゃ
そこで火龍に…




