【魔天(第2号)】
『魔天』(第2号)
★連載1〈義経の首塚を追え〉第2回
本誌記者は話題の神代病院付近の調査を開始した。
敷地内に患者を装い、侵入する。院内は特に変わった雰囲気
は無さそうだ。だが、なんとも異様な薄暗さがある。明かり
はしっかりとついているにも拘らず、暗い。職員の明るい表
情とは裏腹に、何か重苦しいものを感じる。
思わず、外に出ようとしたところ、一つの祠を発見した!
お稲荷様だ。
このお稲荷様は何を意味しているのだろうか……(つづく)
記者:御名神
★連載2〈南極の氷塊にうもれたミイラの謎〉第2回
亀裂の中には、闇が広がっていた。我々は、調査団と共に
探索を開始する。
しかし、特に目立ったものは見つからず、調査が終わろう
としていた。
落胆を抱えたまま、調査団を先頭に岐路につこうと亀裂の
出口……いや入り口を目指し、歩き始めたそのときだった。
氷の床の中に、一人の女性が眠るように横たわっている事
に気付いたのだ!
我々は、この氷の女王から眼を離せなくなっていた。
調査団はどんどん先へと進み、帰ってしまう。
急げと声をかけられ、ようやく我に返ったほどだ。
この女性はいったい……(つづく)
記者:永瀬
(つづく)
実は、データをなくして、後から思い出して書いたものです。