「いじめ」ではなくて「暴行罪」だから自殺するくらいなら告訴しようよ!
現代の風潮のアメリカ独立について、こんなイメージでしょうか?
世界ナンバー1のアメリカ合衆国が産まれた。
民主主義の総本山の出現
自由!
搾取するイギリスからの独立。
ジョージワシントン(桜の木?)
まず世界ナンバー1は後の、しかもかなり後の話です。
独立時はどちらかというと世界のお荷物。
罪人の島。(実際はともかく、ならず者っぽい人も集まったし)
ど田舎で下品な国。
食い詰め者の逃げ場所
というのが当時の風潮?
あとアメリカの民主主義について、実は制度的には共和制に近いですね。
王制には貴族があって、ローマが貴族の代わりに元老院がいたように、アメリカにも上院があります。
州の代表として、その元老院というか名士というかの選出の仕方はお任せ。
日本でも参議院がすでに貴族院ではないように、今はほぼ投票で選びますが厳密には民主主義ではありません。
アメリカ大統領は得票数が一番多いのが選出されるわけでもないのと同じく。
あとマッカーシーの赤狩りのように言論の自由が犯されたり、黒人に人権をもたらしても、決して平等ではない制度が現代でもあるとか。
結構それで難癖つけて「アメリカは民主主義でも自由でもない!」とか言っちゃう人もいますね。
実際は...確かにどの国より自由主義で民主主義です。
なのにそう見えない理由は2つ。
一つはアメリカは連邦政府が中心である、あるいはあったという認識の誤解。
アメリカの政治の基本単位は「市民」です。
左巻きの連中が言う「地球市民」だか、日本国に所属しているのに「市民代表」とか言っちゃう似非言葉とちがって、心底から単位は市民なのです。
直接民主制の「市」単位、町内会レベルがそもそも合衆国にとっての最初の民主主義。
独立前の政府をまるで「町内会」と私が一刀両断したように、独立後も「市」が直接民主制を取り、各地で市単位で州政府に送り込み、州政府が連邦政府に政治家を送り込みます。
「ニューヨーク市」警察がかっこよいはそのせい。
実は権力も実力も高い。
FBIは20世紀当初は大して権力ない。
そして州ごとに政体も異なる。
13州からはじまって、それぞれ背景が違うから当たり前っちゃ当たり前ですが。
ですが、最小単位がピューリタンが勧めた町内会からなので、多少の政体の違いはなんとなく話はあっているという感じ?
州ごとに憲法もあります。
きちんと州是も決まっている。
ま、あくまで制度の問題ですが。
「民主主義」の反対は「寡頭制」です。
「王制」の反対は「共和制」
別に矛盾はしてません。
で、元の元が国民主権なのでそれを集めた州、それを集めた連邦政府が一見他国と民主制度が違うように見えても、国民の声はきちんと届くようになってます。
この制度は長所も欠点もありますね。
長所は、
とっても自由主義。
国民が一番。
国民が自由であることが何よりも優先。
全ての国民のために「政府」というサービス機関がある。
短所は、
まとまりがない。
なんか第二次世界大戦がはじまって日本が殴りかかるまでは、この国は尊大で金持ちだが、口ばっか出すが実行はしない「口だけな連中」ってイメージです。
ま、民衆、というか人はエゴな生き物なので、それを中心としたら、対外的にはどうしてもそうなっちゃいますね。
会社だって、自社ルールを押しつけることは対外的には評判悪い。
会社と違って国はどっちが優先とかないでしょうが。
あと教育の底上げがすごいことになります。
対面でお互い議論(ディベ-ト)し、自分たちの権利を守り、義務を果たす。
アメリカ人の政治好きは洒落になりません。
日本では役所の存在を知らないインテリゲンチャな仕事に就いているじいさん、税金の仕組みを知らないお金持ちのおばあちゃんが存在できますが、アメリカの国民とイメージする人は相当な教育レベルが低い人以外はまず知ってます。
まだまだ閉鎖的な社会の19世紀、ローラインガルスという田舎の農家の娘が、世界的なベストセラーの本を書けるというのは、冷静に考えてみればすごいこと。
末端まで教育程度が高いことを示しています。
というか、私はある程度海外で過ごしているので不思議なんですが日本も教育程度、裕福さに比して知識のなさに、逆の意味ですごいと思います。
たとえば「いじめ」。
暴行され、死にそうな目に遭ってもニュースで「いじめ」の一言ですんでます。
...警察に行けよ。
そもそも暴行は基本的人権に抵触してますよ?
有無も言わさない、申告制でもない、刑事犯罪ですよ?
学校やら相手の親がそれを止める権利ないですよ?
それが未成年だろうがなんだろうが告訴できます。
警察が受け取らなかった?
そんなんバッチナンバー聞いてその上位に訴えましょう。
教師がうるさい?学校がうるさい?
だから何だというのでしょう。
相手を対等な人間と考えたら、自分が不利益になることを勧めるわけないじゃないですか。
相手は清廉であるべし、と神様か何かと勘違いしています。
それこそ教師側をきちんと対等な人間を見ていない愚です。
人として、人生の先輩としての敬意はおろそかにする必要はないですが、人として一対一の対等な関係として相手の主張をよく聞き、相手の知識、狡猾さを見抜き、そして自分も対等の人間として損得を勘定して自己の行動を決めるべきです。
先生も警察も政府も、別に神の声ではありません。
経歴に傷がつく?
それこそ本当かい?
ちなみに私は一人の教師と、一人の先輩と、一人の上司を叩きのめしましたが、私は世間一般では結構高学歴です。
内申書など欠片も低評価になってませんし、人間関係も別に問題ありません。
就職もさくっといきました。(ま、公務員でしたが)
告訴の仕方は父親に習いました。
喧嘩大好きな父は活き活きとしてました。
そもそも学校でそういうことを教えないのも結構カルチャーショックだった。。。
義務教育が中学までだったら、それまでに税金の考え方、支払い方、各種機関の役割と活用の仕方は教えなよと思ってしまう。
どうでも良い事で話が飛びました。
アメリカ政府についてでしたね。
アメリカが自由に見えないもう一つ。
「民主主義国家の民衆が、民主主義を反対したらどうなるの?」
の矛盾の延長の一つがマッカーシーだったりしますね。
アル・カポネもそうですが、他人に不利益を被らない限り、人間は自由!!
その自由の中に無政府主義者やテロ煽動者にもみえる曖昧な共産主義者や、マフィアっぽいけど遊興という微妙な悪徳を広める者がいたらどうなるの?
私にも答えはわかりません。
どの思想もそうですが、矛盾をどう解決するかはどこの国でも苦労してます。
・搾取するイギリスからの独立。
・ジョージワシントン(桜の木?)
こちらの方はこれから語る話。
ま、前回ちょこっと出しましたが、北アメリカへの投資や派遣は微妙なのがこの時期です。
マンハッタン島は別に摩天楼そびえ立つ世界一の場所ではありません。
東海岸は不夜城のごとくエネルギーを消費する、世界一文明が発達した地域ではありません。
アメリカンドリームを実現するチャンス溢れる夢の国ではありません。
スペインが廃れてみずぼらしくなり、海賊は減っていますが、それでも決して安全な地ではありません。
インディアンとは落ち着きましたがそれでもトラブルは絶えません。
グリズリーやガラガラヘビ、狼、猛獣に囲まれた恐ろしい地なのは相変わらず。、
イギリスにとっては、覇権のために勝利したものの、結構役立たずな土地だったのです。
あとイギリス自体、建国の苦しみを味わってました。
犠牲の少ない清教徒革命。
王>議会>民衆
という序列ではあるモノの、王不在、貴族も歴史がないので大して権力もない、でも民衆はアメリカと違って教育レベルが著しく低い。
衆愚というギリシャの二の舞で政治が右往左往していたのです。
これは結構、後々まで響きます。
南京、東インド会社、あるいはチェンバレン、優柔不断というか、一貫した政策というものがない=有権者の覚悟がないか、有権者に右往左往される惰弱な政府。
ま、王制だろうが共和制だろうが、共産主義国家でもない限り政府はその国民に反映した政府になるので上意下達の形なのに民衆の力が強いと、政府がいつだって悪いになってしまいます。
もしか現代のEU離脱もその一つかもしれません。
たまにチャーチルやサッチャーのような強気の政治家をだせるのでバランスはとれてますが。
で、今回の北アメリカ政策も優柔不断というか、民衆の不満というか、いろいろため込んで右往左往します。
北アメリカの連中のために大規模なお金をかけよう→しました
儲けが足りない、あれは何だったんだ→課税をします。
やりすぎじゃね?→減税します。
あいつらイギリスの金で動いているのに恩知らずじゃね?→産業を抑制してイギリスからの購入を義務づけます。
そして一貫しない政策は北アメリカをいらいらさせます。
そして、北アメリカの連中のために一方的にイギリスのお金を持ち出しているので、イギリス国民の言い分も正しくはある。
フレンチインディアン戦争で1億3千万ポンドの負債を抱えていました。
回収のためにいろいろな課税を出したり引っ込めたり。
1764年 砂糖法
1765年 印紙法
1766年 印紙法撤廃
1767年 タウンゼンド諸法(茶・ガラス・紙・鉛・塗料の課税)
1770年 タウンゼンド関税撤廃(茶はのぞく)
1773年 茶法
そして1773年12月にボストン茶会事件が起きます。
ヨーロッパも相手にしない東インド会社の茶を、アメリカ13州だけは、この購入の義務づけ。
その勝手さに怒り狂った民衆が、イギリス船の茶葉をボストン湾に投げ捨て、海が茶で埋め尽くされた模様。
損害額は1,000,000ドル以上。
アメリカ人がコーヒー党が多いのはこの影響でもある。
さすがにアメリカ人は民度が高い。
これを暴虐とする意見もあり、二分して議論してます。
ベンジャミン・フランクリンは私財をもって茶税分を除く残りの被害額を弁償しようとします。
尤も、その理性はイギリス政府によって裏切られます。
ボストン港閉鎖
マサチューセッツ自治の剥奪
兵士宿営のための民家の徴発
ボストンを軍政下に置く
イギリスは強攻策で行こうとします。
植民地側もフィラデルフィアに12の植民地代表を集めて第1回大陸会議を開き、
本国議会の植民地に対する立法権を否認する
イギリスとの経済的断交
こちらを決議しました。
そして1774年4月、
ボストン郊外のレキシントンとコンコードでイギリス軍と植民地民兵が衝突しました。
後に言われる独立戦争が始まります。
ちなみに私が告訴したのはこんな感じ
・中学生のころ、部活の女子マネージャーのいじめと私に対する暴行
・大学生の頃、友人に対するお金のカツアゲ
・外資系に勤めているころに、年上の部下、でもコンピュータの師匠だったイラン人の不法な首切り
中学生の頃は私が訴状とか診断書とか準備しましたが、実質は父親でしたね。
最初は悲壮感溢れる暗い感じでしたが、親父の「喧嘩大好き!ヒャッハー!」な感じで、いつの間に私も女子マネージャも女子マネの親御さんも戦闘民族になってました。
教師も顧問も涙目。
大学生の頃はもう私がヒャッハー状態。
最初は暴行も含めて悲壮感溢れてましたが、最後は教授も含めて戦闘民族でした。
告訴させまいとしてた警察に六法全書抱えた法学部の友人とちくちくいじめまくって楽しみ、何だかんだで贔屓してもらおうと警察にビール券送ったり、清廉潔白からはほど遠い自分の性格の悪さは愕然とします。
イラン人は、まあやっちゃいました。
やった後その会社の役員に褒めらて遺恨なしの処置取られましたが、報復恐れてさっさと関係者全員転職しました。
悪いことしちゃったなぁと思ってしまったが、やっぱ自分がかわいいんで。
そういう意味では、私は正義より悪魔に考え方近いっすね。




