第一章 第弐話「偏愛」
少しエロが混ざります。
↑これも初めて書きますが。
1回チャイムを鳴らし、
3秒たってからチャイムを鳴らす。
また5秒たってから鳴らし、その後すぐに鳴らす。
これは麗花と俺が決めた暗号のような
メッセージで意味は俺が来たことを示す。
ドアが開き麗花が左手にタオルを巻きながら
迎えてくれた。
早速玄関に入りカギを閉める。
麗花は素早く洗面所のドアを閉じ俺に向いて
少し謎めいた笑顔で見た。
「久しぶり…うふふ♪」
俺が来たことに嬉しいのか笑った。
俺も応答するように笑い、応えた。
「ああ、久しぶりだな……今日は
野暮用があってな実は前頼んでおいた
カメラを取りに来たんだ。」
訝しげながら俺を見て、待っててと言うものの
あ、と叫びちょっと来てと俺に言い放った。
どうやら忘れていたらしい。
実際カメラを頼んだのは3か月くらい前だ。
俺もつい最近思いだし今こうして頼んだのだ。
俺はジャンパーを脱ぎ彼女の部屋に向かった。
昔ながらのファンシーな部屋ではなく
いかにも女らしいという部屋では無かった。
そういうグッズはカメのぬいぐるみ以外
ほとんどなくフローリングも木目、壁に
アイドルやアニメのポスターなども
貼られていなかった。
そんな中俺は彼女のベッドに座り彼女もまた
俺の横に座った。
「これとこれとこれ…はい、カメラの
器具と他2点。」
「おう、ありがと。」
とカメラを渡し彼女はカメラのことについて
話し始めた。カメラの機能、いわば性能は
こちらでもう理解しているので別に聞かなくて
良いのだが、流石にこの状況だ。
彼女がいる、いないの男子でもすることは
分かるはずだ。
「で、ここを右に回すことでー…んぐっ?!」
俺の口と麗花の口を合わせ熱いキスをする。
麗花はこれだけで熱くなるが俺は構いもせず
彼女を押し倒し、今度は下を絡めながら深いキス
をする。
「……龍牙……??」
と麗花は俺の名前をゆっくりと言った。
俺も麗花と髪をなでながらまたベッドで抱きしめ
そして服を脱がせた。
・
俺はゆっくりと下着を履きながら、
彼女に毛布を被せる。
カメラをバッグに入れ服を着ていると。
「ねぇ……ミキにも前こんなこと
やってたの??」
「……やってた……かな。」
「龍牙は私とミキどっちが好き?」
黙り込もうとする俺だが俺は彼女に微笑み
「俺は麗花もミキも愛してるさ。
結婚もどっちもしたいくらいな。」
「ミキなら許せるかも……うふふふ…
ねぇ、今度もやってくれる??」
「ああ。」
とジャンパーを着て俺はカメラの入った
バッグを片手に玄関へと行く。
扉を開け出た。扉はオートロックなので
心配はいらない。
俺はそのまま病院に向かった。




