第一章 第最醜話「case10」
少し文字が乱雑していて申し訳あいません…
時間が空いた時に第一章の補足を書き足そうかと思います。
図書館裏部屋。
金村正樹の死体の下に
その部屋に通じる梯子がそこにあった。
カツン…カツン…と4人それぞれが降りていく。
待ち受けるのは地獄かそれとも…。
・
「さぁ狭い部屋だけど座って座って。
円形状の建物にまた円形状にこの部屋を
つくるのは苦労したよ。
さて。僕も正解を知ってる。
まずは白状の部屋へようこそ。
わたくし支配人のピエロ改め、
折川彪と申します。」
円形状の赤白黒のカラフルなその部屋は
僕にとってはファンシーな部屋ではなく
ドス黒い禍々しい部屋に見えた。
「さて…白状の部屋のルールを説明するね。
その1、犯人だと思う人物のことを言い合う。
その2、暴力行為をした場合罰対象と見なす。
その3、脅しはしないこと。
正直に知っていることをすべて話せ。
以上だよ。」
・
長い沈黙が続くなか
本田さんがそれを突き破った。
「何も話すことがないなら話すわ。
まず私がここで知りたいこと。
それは……勇くん。
なぜあなたの爪は今赤いのかしら?」
「え?」
黒山の爪は赤くだが光沢のある色を示していた。
「こっ…これは」
「あなたがネイルという趣味を持っているはずが
ないしまずそういったものはない。
台所奥の物置場に赤いペンキ以外の染料などは
無かった。
ということはあなたは赤のペンキを使った、
ということで良いわね?」
「……。」
「じゃあ次に石山さん。
正直に言ってちょうだい。
あなたは犯人に命令されてこの手紙を
中村、吉沢、広川、私に送った。
で間違いないわね?」
と手紙を懐から取り出したその瞬間
石山が青ざめる。
「青ざめてどうしたの?
手紙にはこう書いてあるわよ?
"広川淳子の部屋は問題がない"
まぁ良かったわね。
私がその手紙を部屋にいれてるところを
うしろのホールから見ていて。
それに問題がないなら手紙で伝えないわよね。
だあれ?」
石山は依然としてガクガクと身体を震わせて
懸命に目で訴えるようにしてそれに視線を
送っていた。
だがそれははっきりと叫んだ。
「なっ、なら!
石山成美が犯人だろ!
3人も殺すように手引きしたのは!」
「黒山くん。…………手引きって?
それに私はまだ犯人だとは言ってないわよ。」
と言った瞬間、
黒山が目を驚かせ石山に指をさしながら
叫んだ。
「だっ、だだだこいつだ!
こいつしか、いないだろ!
金村正樹を殺して冨岡雄二を自殺したように
見せかけたのは石山成美だけだろ!!!!」
「ねぇ…………今何て言った?黒山…」
「んだよ!茂くん!」
「雄二くんを見たのはこの僕だけ。
なのにどうして自殺したって分かるの?」
長い沈黙。
黒山勇は口を開けながら
崩れ落ちるようにして
叫んだ。
「ァァァァァぁぁぁぁあああああああ!!!!」
そしてゆっくり静かに。
「じゃあ私の見解を話すわ。」
本田はそう言った。
・
手紙「広川淳子の部屋は問題がない」
という、手紙を石山さんが入れてる時点で
私はそれを見ていたしすでに
それをするだろうとは思っていた。
何故なら前から石山さんと黒山勇は
繋がってると思っていたから。
繋がっているからこそ殺害計画を二人で
実行にうつす、ということね。
黒山勇を犯人だと仮定したのは単純思考で
金村正樹を初めて発見したのは
彼だということ。
疑うのが私の本分だからその線で
尾行や捜索を続けた。
そして私は物置場、
石山さんと黒山勇が訪れた
場所という場所をすべて調べた。
そして結果は得られた。
「それこそがあなたが犯人だと私が明確に
思った。そうよね?黒山勇!」
崩れ落ち真意を突かれた
黒山勇は依然立とうとはせず
やがてフラフラと立ち上がった。
「すべて話そうか。」
・
僕はすぐには行動しなかった。
何故なら人が多ければすぐに
見つかるしそれに行動の範囲が狭まるからだ。
僕が行動を移したのは坂城麗花が
ご飯を作った際、飲み水に睡眠薬かなんかの
薬を入れてるところを目撃したところだった。
当然知ったからには飲まなかったし
そのあとに金村正樹の死体が見つけてからも
他のみんなが倒れていないか不安だったよ。
僕は念のため金村正樹を調べた。
血らしき赤い液体は垂れてはいたが
手についても拭き取れば問題はない。
そして生きてることを確認した
俺はすぐに思い立った。
こいつは本田の仲間だと。
中にあった手紙を麗花が読んで
皆倒れてるなか演技するのも大変だった。
バレたら一環の終わりだったからだ。
麗花が行ったことを確認して
俺は逃げる可能性が高い金村正樹を
台所にあるナイフで突き刺し殺した。
寝ていたのか苦痛で歪む顔は中々滑稽だった。
そして物置場の赤いペンキを使って
偽装工作を行った。
そのときに爪に赤いペンキがついたが
気付かず乾燥したあとには
剥がれなくなってしまい遅かった。
手紙は犯人である自分にあることを
促すメッセージだった。
多分それに従わなかったらそこで
終わっていたのかもしれない。
メッセージは"雄二が金村正樹を調べる"
というもの。
冗談かもしれないけど
俺はそれを信じて金村正樹の所へ行った。
そこで赤いペンキがついた包丁で刺殺して、
運ぶ際石山に見つかったから
脅して手伝ってもらった。
犯人である僕の特権は裏ルールにでも
書いてあるんだろ。
二人以上同じ部屋に入れば罰が下される。
だけどここで犯人が失ったらゲームは終わる。
だからこそ死体と俺、
石山が死体の部屋に行っても
何もならなかった。
だからこそ石山にそれを意する
メッセージを書かせ送らせた。
本田茂は刺殺でもしてしまえば
良いと思ったから送らせてないけど。
そして3人をまとめて殺して万々歳。
ってところだったけど…
「真意を突かれて白状しちゃったってわけ!」
あははははは!!!!と笑う黒山勇。
狂ってやがると茂は呟いた。
それに対して黒山は笑った。
「狂ってる?あははは!!!!
俺はただ綺麗な芸術を見せただけ!
人が殺した、殺されたときの顔は芸術があって
見ていると心地がいい!
だからこそ!
二人をナイフで突き刺して顔が歪み
息が止まるまでナイフを動かしたんだよ!
笑っちゃうよ!涙と痛みで歪む顔は
滑稽だぁ!!あははははは!!!!」
笑う黒山に沢城は引いた感じで促す。
「もう良い。終わらせましょう。
折川さん黒山勇を-…っ?!」
とそのときだった。
折川もなにやら準備をしようとしたとき
黒山勇が隠し持っていた
赤いペンキのナイフを椅子から立ち上がった
本田の首に突き立てる。
全員の息が止まるほどの緊張感が漂った。
「少しでも動いたら今ここでこいつを殺す!
ああ…この感じ。
ぞくぞくするんだよなぁ…アハッ…
お前可愛いからさ死んだら俺が犯してやるよ!
あははは!!!!アハハハハッッッ!!!!」
強気だった少女はその場で
涙目で驚愕した顔で嫌っ嫌っと呟いている。
でもそれは束の間出来事だったかもしれない。
『何故、金村正樹が生きていたと思う?黒山。』
「それはアンタの仲間だったから-…あ?」
黒山が沢城に突き立てていた赤いペンキナイフを
掴み奪い黒山を一蹴する。
ナイフを捨て沢城を抱くようにして起き上がらせる。
「正解はこのゲームでは誰も死んでいないからだ。
殺し以外にな。」
「ぁぁぁあああ?!」
そこには死んだはずの岸谷龍牙が立っていた。
・
「ぁぁぁあああ?!」
岸谷龍牙が沢城を起き上がらせ
威厳を張るようにして立つ。
「彪!3人を脱出させゲームを終わらせろ。
他の4人も解放しろ。報酬もだ。」
「あいよ。」
折川が促しながら岸谷は言った。
「残念だが俺を殺そうともお前は終わった。
この実験室はネットにリアルタイムで放送している。
ネットだけだとしてもお前はもう有名だ。
悪い意味でな。
出口はある。
だが出口から出たところで行き先は
無いだろうがな。
さっき言った意味は深く言えばお前が殺した
二人以外は生きているということだ。
無論、麗花もだ。治療中ではあるが生きてる。
大掛かりな狂った犯人ゲームは終わりだ。
警察も呼んだ。
さっさとくたばるが、いいさ。」
「ぁ…あっ…………ぁぁぁあああああ!」
と、黒山は這うようにしてその場から立ち去った。
案内をし終わった折川が良いのか?と
訪ねたが無論。
「美粋の植物状態が解けた。
俺らが復讐するものはなくなったさ。
それにここにいても見つかるだけ。
意味はない。
さぁ警察は良いとして残った強制参加者を
無事に送り届けるぞ。」
「げっ」
と折川が呟く。
「何がげっ、だ。次のゲームもあるんだ。
準備するからな。」
きょとんとする折川。
強制参加者のいる会場に行く道を通りながら
喋る。多分黒山は出口に行くだろう。
とは言っても。
「あ?起爆スイッチ完成したの?」
肝心の出口の場所は警察が来たら言うが。
「ああ。あとは試作品を試してからだがな。」
「OK じゃあ帰りますか。」
そのときメールが一本岸谷の携帯にぶるぶると
鳴らし入った。
実験室第一章 完?
第二章は近日中に公開です。
第二章は第一章の後日談を含めたアフターストーリーに
なる予定です。
お楽しみあれ。




