死の友人4
私は沢山の罪を犯した……。それを彼らに背負わせた……私は何も出来ない。
彼らに託すしかない。早く私を殺してくれ……。
~再会と順行~
まずは凍夜の制約をどうにかしないとその為には制約内容を分からないといけない。
陽斗「雪菜さん凍夜の制約内容について教えてください。」
雪菜「まずね…。凍夜君はとある者と制約している。」
陽斗「あの後ろにいるおぞましい姿の……」
雪菜「おぞましい姿……。その者の考えている考えは今後凍夜君は孤独になるの。」
彼は死ぬことはできないから。」
陽斗「凍夜が孤独……。」
雪菜「凍夜君の制約についてなんだけど…好きな時間に戻ることができるの。」
陽斗「それなら孤独にはならならないはずでしょう?」
雪菜「凍夜君が過去に戻ってたのは陽斗君の為に戻ってたの。だから…。」
陽斗「俺みたいに死ぬことはできるんだろう?俺はそんな事して欲しくないけど……。」
雪菜「確かに凍夜君は死ぬ事はできるけど……。でもね、凍夜君のもう一つの力があるの」
陽斗「もう一つの力……。」
雪菜「そう、もう一つの力は自分が死んだ時その数時間前に蘇るの……」
陽斗「なるほど…。制約内容はわかったけどどうすればいいのか…。ちなみに他には何かあるのか?」
雪菜「……」
陽斗「あるのか……。頼むから教えて欲しい」
雪菜「助ける方法もあるんだけど、この未来は確定しているの……」
陽斗「助ける方法と確定している未来……」
雪菜「まず、確定している未来は凍夜君は制約してる時点で人ではない。」
陽斗「凍夜は人だ!だって凍夜は……凍夜は自分より他人の事を優先する人間だから。」
雪菜「……。人ではない者に変わってしまったら死後無の世界で過ごすことになる。」
凍夜を助けても最後は孤独になるのか……。どうすれば凍夜も俺も幸せになれる……?
陽斗「凍夜を助ける方法について教えて欲しい。」
雪菜「……私を凍夜君の所に連れていって…。」
陽斗「わかった…。」
雪菜さんの表情を見て今は助かる方法について言えないとわかった……。
だけど、凍夜が助けても最終的に孤独になるのならどうすればいいのかわからない。
凍夜の未来を変えたい……!何か方法があれば…………あ!…待てよ凍夜が制約で好きな時間に
戻ればもしかしたら雪菜さんを助けられるのか……確証がない。そして、雪菜さんの助かる方法が
わからない。だったら今は下手に動かない方がいいよな……。
俺のやることは凍夜に会いに行ってすべてを終わらせる。
いつもの場所にいるはずだからとりあえず向かおう……。
陽斗「雪菜さん……凍夜いましたよ。」
雪菜「……やっと……会えた……???。」
~孤独と死の友人~
???「君が救った友人が来たぞ……あ……雪菜……」
雪菜「……やっと……会えた……郷華」
陽斗「そろそろ話して下さい。」
凍夜「どうゆうこと?陽斗……話してくれ。」
凍夜にこれまであったことを話した……凍夜は郷華という悪魔を見て……。
郷華「……話したところで何も変わらない……。」
雪菜「彼らを巻き込んだんだから真実を話して。」
{郷華さんの過去}
私は愛する人を亡くした……雪菜はトラックに轢かれ、私はこの世界から消えたいと感じた……。
雪菜と過ごした日々が毎日思い出して私は孤独だと思い知った。だけど、雪菜の命を奪った犯人は命を吹き返した。その知らせで私の心は復讐心に変わった……しかし、復讐は出来ない。何故なら私はその知らせと同時に死んだ……。
誰かに殺されたわけでもなく私自ら命を絶った。
気付いた時私は悪魔の姿に変わり、あの後どうなったのか疑問に思い調べた結果……犯人は今もトラックの運転手をしている。この姿に変わっても復讐心は変わらない…なら今すぐに復讐しよう。
しかし、復讐は上手くいかなかった……誤って無関係な一人の少女を死なせてしまった。
蘇らせることは出来ない。ならば、彼に制約を結ばせて過去を改善させるしかない。
私が招いたんだから……
{現在}
凍夜「なるほどな……ならさ、もう一度制約を改善しないか?」
郷華「詳しく聞かせてくれないか?」
凍夜「俺と郷華さんが結んだ制約を変える。俺が死んだら生まれ変わることも死後の世界で
無の世界で過ごす。」
郷華「可能だけど……いいのか?」
凍夜「いいよ」
陽斗「待って……俺が雪菜さんと郷華さんの未来を変えれば……」
郷華「いや、私がこの姿に変わってしまった以上君はこの今の世界に存在しなくなってしまう……」
凍夜「陽斗には花恋がいるでしょう……だから俺の策で大丈夫だよ。今二人を救いたいなら
これしかないと思う。」
雪菜「そうよ。今制約を変えればみんな助かる」
郷華「始めるぞ」
これですべてが終わる……。
雪菜さんと郷華さんが光が2人を包み始めた。
郷華・雪菜「ありがとう。みんな幸せに」
凍夜「……そろそろ行くか」
陽斗「うん……。」
俺たちは花恋のもとに……そして、いつもの日常に戻る。
~終わり~




