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 ラヴ・テイクス・オーバー、DMをやるならまず知ってる楽曲。特にインストの元に歌をのっけた作品。俺のすべてが詰まってる。あそうか小室君はこの頃落ち目だったな。歌と音楽だけのDMって乗るんだよ。元気な時に見せてやれば少しは変わるかな。俺は二人を救いたいんだ。日本のDMにおいてちょー重要人物。


 日本のDMはアイドルこそが早道。実際アイドルソングにユーロビートが使われていたとかもいろいろ見てる。まあそこで踊りと歌をハイレベルにしなかったからな。上手い歌ってなんだよ?上手い踊りってなんだよ?こういう反論は当然ある。


 日本の若者100人居たらKPOPGとアイドルGどっちが2つともうまいと思う?当然100人近く前者だというと思う。こんな簡単な質問をはぐらかしてきたんだよ日本は。その結果が俺の死であり、次に秋元さんにそれが及んだかもしれないんだ。そして、日本のDMの分岐点が、小室哲哉とSPEEDだと見てるんだ。


 ただあの子達育てる気がない…。せっかくTLC好きとあるから、そのコピーG目の前で見せてあげるよ。いろいろ考えたが、あの子たちに俺の理想とするDMをやらせてもしっくりこない。ただ俺はあの熱気の中一緒に駆け抜けたいだけだ。利用したいともいう。


 その頃には伝手ができてるだろうから元の作曲家さんに渡せたら、トイズだっけ?レーベル追い出したらなんて思うかな。安室は小室君がいたから簡単だった。彼は会社との関係から外れる必要があったからな。俺がライジングの繋がり切っちゃたから俺がやるしかないんだ。


 さすがにそれぐらいは責任取る。ああ俺が曲書けばいいのか。ああなるほどそりゃ好きなGだし知ってるよな。メロディならアカペラで出てくるぞ。あかんさすがに時間が無さすぎる。その時暇なら一から育てるか。


 狭義のEDMと広義のEDMってのは大事だな。まあEDMは批判が多い。考えてみると音楽が単純すぎる。ゆえに飽きる反発を持つで衰退する。だがありとあらゆるところに電子的な加工を施した音楽にあふれている。それらからシンセや打ち込み音が消える事はあるのか?というとなんともね。


 コテコテのEDMが衰退に向かっていたは納得できるが、まさにそのぐちゃぐちゃになって分からなくなったものばかり見てた自分は、ソフトによる音楽つくりはジャンルボーダーレスが当たり前だからな。これはDMとは言えないというのは簡単には出来ないよな。


 いや質が悪いのは、HIPPOPが最初迷ったのがそうだ。あれ電子音豊富なDMなんだよ。でも絶対EDMと言われないラップの主軸がしっかりしてるからね。でもその音の中身はEDMとなんら変わらん…。PC上で作るとよほどDMが嫌いじゃないとなかなかね切り離せないね。


 ただ狭義の者は衰退が決まってるから。俺は何をしてるんだろうか?となるが良いのだ。DM自体が消えるわけじゃないから。歌って踊るが消えるわけじゃなくて、そのための音楽はまあよほど注意しないと電子的に作った音楽から広義のEDMの要素を切り離せない。俺はそこに届かせる。


 まあKPOP、本国じゃ流行ってないんだわ…。これは日本人の勘違いによるもので、世界的な狭義のEDMの衰退とは関係ない。以前からここはしっかりしないと軸を見失うと思ってる。日本人は広義のKPOP=韓国の流行歌全般でとらえていて、韓国の本国はアイドル=KPOPなんだよな…。


 そりゃ一部の人しか知らないはずだよ…。なんていうかな、今ジャンルの混血が目立つから、こそってEDM的なものがあらゆるジャンルに入ってしまってるんだよな。あれに似てるな、競馬のセントサイモンの直系はほぼ消えたが、その血は競馬界でかなりの割合で残ってる。


 ゆえに狭義のEDMが生まれた時の踏襲するのは役に立つのだ。


 って事で開始する。これ困ったのは、シンセじゃなくてピアノの音がいるんだよな。この時代で出来たかな。確か録音機能があったはずだが。後は歌が大事なんだよなこれ。これかなりVOが重要になってる。ある種の手法で、欧州のインスト音楽は、アメリカで歌を取り込んだんだよな。


 これ分かりやすいのは、R&BとHIPPOPばかりだから。アメリカでEDMの源流は生まれたんだ。だからものすごく違和感覚えるが、アメリカはがらっと変わったんだ。まあマライヤキャリーが分かりやすい。マラキャリのファンタジーはDM色が強いのは、80年代のEDMの源流の曲を使ってるからだ。


 アメリカが80と90じゃ全然違う象徴的な歌であり、歌手。それゆえに欧州DMがアメリカに入り込むにはR&Bとラップ=HIPPOPを乗せる必要があった。これが後のEDMに組み込まれるラップになる。R&Bは2タイプに分かれた、そのまま早く取り入れるもの。意図的にスローなバラード調でDMに取り入れるケース。


 俺はこれを理解する必要がある。90年代のアメリカって欧州と偉く違うんだよな。歌を溶け込む技術が上がるのがまさにEDM誕生時なんだ。本当は嫁に歌わせたい。だがちょっとぐらいダンスGが歌ってもなんとかならない?うーんうーん。加工しにくい。あそこまでがっつり歌われると、歌を生かすEDMが崩れちゃうんだよな。


 元々EDMって紛らわしいがうちのGの名前の方だ、嫁顔で落選したから顔がいまいちな歌姫枠で採用した。顔だけでEDMとったんじゃないんだ。顔がだめだから嫁落としたんだ。レベル高いんだよEDM。差はあるから、一人に歌わせてバックダンサーにするか。


 しゃーないこれDMにとって大事な曲だし。んがー後10年以上先の音楽だぞ音がやはりイマイチだ。だがピアノは悪くない。機能としてあるのにあんまりこれ使わないんだよな…。当時シンセの音が流行ってしまったからかな。今より先の音なのだが、まあ使いこなしてきたのだろう。


 ピアノの音を合成してるっぽい音を度々聞く。これはシンセの目玉機能でもあるんだ。多分今でも出来る。ただ今回はピアノそのもの。何でもこの音1990年後半にはもっと良くなるらしい。それを今聞くことは出来ないが、俺は最先端音しか知らない。


 俺は音楽を通じてしかその時代の機器の音を知らないんだ。これがかなり問題で、多くの商業的音楽は、やたらと凝った音にしない。これは何度も戦後の音楽で商業的には失敗に陥ってる。客が複雑に緻密に作った側の労力をそのまま感動にできないからだ。コスパの悪い音作りというわけだ。当然生き残れない。


 ゆえに音楽から当時の機器ソフトの能力は分からないんだ…。これが俺にかなり重荷になってる。俺は30年ぐらいの電子音をかなり音楽から知ってるが、何か違うと分かるが、曖昧なんだ。サンプリングの機能はこの先もあまり変わらない。


 じゃ何故90年後半ピアノの音色が変わるのか?教授が言ったらしいんだよな…。ちらと昔読んだ事がある。教授と言うのは大学のじゃない、龍一さんだ。日本テクノの生みの親だいい加減な事は言わないだろう。そんな違うのかな?分からないけどさ。


 これで良いのか?自信が無いままサンプリングのピアノ音でくみ上げる。後ちらほら特徴的な音があったがそろそろパンクしそう。機能をフルには活用しないが、それでも後の時代ほど音がややこしくはなる。特にKPOPはソフトと耳すべて動員して探ってたが、よくわからない部分もちょいちょいあるし、今の時代じゃそもそもすべてを再現するのは無理。


 何度も言うが俺は作曲家じゃない。ただの暇なオジサンが粘着質にKPOP分析してただけなんだ。まあー後は歌でごり押しする。


 おおー歌付いたら誤魔化せてる気がする。良いんじゃない?やっぱEDM歌上手いわ。嫁は俺が鍛え上げただけで彼女たちよりとびきり上手かったわけじゃない。まあEDMもややこしい歌歌わせて答えてきたけどさ。


 はははー今の時代に思い切り逆らうDMが出来た。これDMじゃないって昔聞いた時思った。でもこれIインストの時は踊っていた人いてシンガーもその一人なんだよな。このシンガーがすごいんだよな。普通相性悪いのになこんなの。これ普通に良い歌だわ。


 ものすごくストレートな良い歌なので受けた。ほんとこれどこがDMなんだろう…。だがこれ小室君には強烈な歌になるはず。思想が違いすぎる。俺はその歴史知ってるから理解できる。音を消して頭の音を思い出し、比較する。あこれやっぱ歌がすごいんだ普通にDMだこれ。


 受けたが、これは違いが分かる。元歌パワフル…。嫁案件?うーん、そうなんだよなEDM上手いが上手さの方向が違うんだよな。こんなの想定してないよ…。単純に声量じゃない。なんなんだろなまあ嫁ならできるかもしれんが、これで良い。この時代じゃ間違いなくいかれた作品だ。これは歴史的な作品になるぞ。


 まあEDMって難しいんだよな。明確に誕生したこの歌の時代と決定するのがさ。源流は今のアメリカから始まったのが欧州で発展して、R&B、HIPPOPにすっかり塗り替わった90年代アメリカに欧州の電子DMが戻ってきて、R&B、HIPPOPと合体して、EDMってジャンルが出来る。広義のEDMはその後の展開の広がりだが、人によってはその前の電子DMも含める人がいる。


 まあR&Bの方はポップに変わるけどね。HIPHOPの方がトラップやダブステップだよな。トラップは正確にはEDMじゃない、ただその極度なまでの電子音の使い方からEDMと区別がつかないシンセの使い方が多々ある。


 ただ、それはハウスとかすでにジャンルになってるけどね。だから広義。後アメリカの歌と合流したものばかりじゃないインスタこそが分かりやすいEDMらしさになる。聞けばわかるって典型例。


 そもそもじゃマラキャリーのファンタジーはなんなんだ?となる。DMとラップが元の歌にあったものなので、がちがちのダンスミュージックなんだよな。それにR&Bを乗せたんだ。まあ欧州の最新の電子DMじゃないな…。


 結局俺は新ジャンルを作ったのか?と言うと、欧州電子DMとR&Bを混ぜただけで。ジャングルからドラムンベースが出来たレベルじゃないかな…。ロックやジャズが哺乳類と爬虫類の違いがあるとすると、俺は、ニワトリとカラス程度じゃないかな…。やっぱりチャックBやプレスリーの偉大さの足元にも及ばん。


 おまけに音が悪いんで後で振り返ってEDMの先駆者にはこれじゃ到底なれないだろうな…。

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