カヤック
夕焼けツアーの翌朝、ミーはホテルの1室で目覚めた・・・・
「ギモチワルイ・・・・」
ミーは朝方まで酒をカブ飲みして、完全に二日酔いであった。
「あれ・・・・マオたちは、どこ行ったの?」
ミーは部屋の中をきょろきょろ見渡したが魔王もマヤの姿も見当たらなかった。
「これ何!」
ミーは1通の置手紙を見つけた。
「おきたか! オレたちは、カヤックに乗ってくる!」
「なんなのよー、もう・・・・あ、頭痛い!」
みーはそのまま再びベッドの中にもぐりこんだ・・・・
魔王たちはホテルで勧められた、カヤックツアーに参加していた。
「ツアー参加者の方は、こちらに集合して下さい!」
若い女性が元気に手をあげて声を掛けている、
「あっちのようですわ!」
水着を着て、ライフジャケットを着たマヤが魔王の手を引いて案内の声の方に向かった。
「カヤックは初めてですか?」
マヤは元気に手をあげた。初心者だった2人はお姉さんに優しく講習を受けた。
「あの女はなかなか感じがいいな!」
魔王はまんざらでもないようだ!
「こちらがカヤックです! みなさんとりあえず乗ってみましょう!」
魔王とマヤは初めて見るカヤックに乗り込んだ
「それでは、こいでみましょう!」
魔王とマヤはお姉さんの案内で湖の奥にカヤックを進めた。
2人は最初こそ初めてのカヤックに戸惑っていたが、慣れてきた2人は景色を眺める余裕も出てきた。
「昨日のような大きな船もいいが、このカヤックというものは水面に近いし、故郷で昔、釣をするときに乗った小舟のようだ!」
魔王は器用にオールを漕いで湖をどんどんと進んでいった。
「マオさん、待ってください!」
マヤも魔王に追いつこうと頑張ってオールを漕いだ。
「そうですよ、どんどん自由にこいでくださーい」
お姉さんはたのしんでいる2人をみて嬉しかった。
「では、あの島まで行ってみましょう!」
お姉さんは200メートル先の小島を指さして、どんどん進んでいった。
「ほお、なかなかやるな!」
魔王はお姉さんに負けないように力いっぱいオールを漕いだ。
「はぁはぁはぁ、2人とも早すぎですよー」
マヤは2人に5分遅れで、島に着いた。
島には小さいが真っ白な砂のビーチが広がっていた。
「なんだか、すごく幻想的なところですね」
マヤはビーチに寝転がって、その幻想的な雰囲気にうっとりしている。
魔王もライフジャケットを脱いで、波打ち際に寝転がっている・・・・
「ここは私のとっておきの場所なの!」
お姉さんは2人が喜んでくれてうれしいようだ!
3人はしばらくビーチで景色と雰囲気に浸っていたのだった。
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