ミーの扱い
「・・・・」
ミーは魔王とマヤをじとっとした目で見ている・・・・
「なんだ、さっきから! 言いたいことがあったらはっきり言ったらどうだ!」
魔王はミーがあまりにも何も言わないので業を煮やした。
「じゃあ言いますけど・・・・私の扱いがひどくないですか!」
ミーは直球で話をした!
「そ、そうだな! 今後はもう少し優しくしてやろう・・・・」
魔王はさすがにコルセットをつけて、ひどい状態のミーを前にしてあっさりとミーの言ったことを了承した。
「私もそう思います・・・・」
マヤもミーを哀れみの目で見ていた。
「わかったら、今回は許すわ・・・・」
ミーはとりあえずは納得したようだ!
「おじさんのところに、そろそろ行こうと思うんだけど!」
「あ、ああ! そのことなんだが、今日はもう遅いから明日にしよう」
時間はまだ夕方前だった。
「どういうこと・・・・」
ミーは魔王の目を見て何かを隠してると確信した。
「じ、実はな・・・・その湖で船の上で夕陽を見て食事をするというものがあってな! 今日はそれに参加しようと思う」
魔王はミーから目を反らして答えた。
「そういうことね! いいわよ明日で!」
魔王が正直に答えたことでミーは納得した。
「ミーさん、そのことなんだけど・・・・」
マヤが言いにくそうにミーに話しかけた。
「何・・・・?」
ミーはとても嫌な予感がした。
「実は、とても人気らしくて、空いている席が2つしかなかったの・・・・それで・・・・」
マヤははっきりと答えなかった。
「だから、その船にはオレとマヤが乗る! お前は怪我しているから楽しめないだろうと思って・・・・」
マヤの代わりに魔王が答えた。
「なによ、私の扱いをよくするって言ったじゃない!」
ミーは立ち上がって、激怒した!
「それは仕方ないだろう、その話をする前なんだから!」
魔王は頑張って反論した。
その時一人の女性が3人のもとにやってきた。
「マオ様、先ほど申し込まれた、夕日をみて夕涼みクルーズですが、キャンセルがございまして、もうおひとりお乗りになることができます!」
「マオ様は、3人グループのようですので、いかがでしょうか?」
「ああ! ではもう一人追加で頼む!」
魔王は満面の笑みで申し込んだ!
「よかったな!」
魔王はミーにどや顔で話した。
「なんだかむかつく!」
ミーは魔王の首を思いっきり絞めた!
「な、何をする」
魔王は足をばたつかせて椅子から転げ落ちた。
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