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これは魔法の書です。  作者: わおん
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2612/2644

2612

自分の太ももに、小枝を刺した男、


その治療に、周囲の者が、念力を加えた治療を、


行って居る。



今回は、魚が無いので、傷口が閉じる光景が、


見えて居る。



それが、彼らに、強いイメージを与えた。


これまでも、傷口が閉じる光景は、見て居る。



しかし、それは、傷跡が残る程度の治療であった。


だが、今回は、夫の貫通傷が消えた様な、


完璧な回復を目指す。



その為、彼らの必死が、やや強い力と成って居て、


治療を受ける・通称・ケガ人が、その事を伝える。



結果、彼らは、冷静に成り、


回復は、代表者に任せ、自分たちは、


傷が消えるイメージだけに、専念した。



すると、1時間後、傷が消えた。


痛みも無いらしい。



では、ケガ人は、念力能力を得たのか?


本来なら、枝の排出は、ケガ人が、


自分の念力で行うベキだった。



もちろん、ケガ人に、念力など無いのだが、


先日、夫も念力など無いのに、念力で枝を排出したのだ。



その時、夫は、念力を得たのだ。


今回、ケガ人は、自分で、小枝を刺して、


自分も、念力を得ようとした。



ところが、今回、この状況、あまりに不自然であった。


ケガ人は、そんな事をする男では無い。



そして、今回は、前回の再現を求めたモノなのに、


葉っぱも魚も、用意せず、誰も、その事に気付かなかった。



20人も居て、それは、ありえない。


しかも、今回、小枝の排出は、夫が、手で抜いたのだ。



その事に、誰も、疑問を感じず、


結局・・・ ケガ人は、何かを得たのか?


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