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これは魔法の書です。  作者: わおん
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2609/2643

2609

彼らは、魔法の素質を持って居る。


しかし、人としての常識や、


無意識による制限によって、


その力が、完全に発揮される事は無い。



今回、周囲の者たちが、微弱な念力しか、


得られなかった理由も、


もし、全力を出した場合、


傷口から、出血して死んでしまう。



その常識的判断が、彼らの進歩を妨害したのだ。


もし、その妨害が無い場合、


彼らは、過剰な魔法の発動で、即死するだろう。



遠くを見たい、そんな思いが、


魔法として発動した場合、眼球が、


飛んで行く可能性もある。



飛びたいと思った瞬間、脳だけが、


過剰の上昇して、身体が一瞬遅れ、


結果、頭蓋骨に脳が激突、圧迫によって、


脳死の可能性もある。



その為、無意識の不安によるブレーキは、


絶対に必要なのだ。


では、強い念力を得た夫は?



荷物が軽く成った。


周囲で応援して居た参加者よりも、


強い念力を得た事は、事実だが、


彼も、無意識的不安が、能力に制限を与えて居る。



その為、自分自身が軽く成るは出来ず、


その代わりに、木の枝を引き抜いた時と同様、


自分に触れて居るモノの、重さを軽減出来る様に、


成って居たのだ。



すると、周囲の者たちも、その能力を得る為に、


考察を始める。



だが、身体を貫く様な、重症を負う事は、危険である。


では、トゲなら?



夫と、仲間は、切り倒した木を、


運び出す仕事をして居る。



最近は、斬り倒す代わりに、地面を熱崩壊させ、


倒す方法に変更して居るが、


倒した木を、運び出す為には、人員が必要である。



つまり、夫1人だけ、少し軽くする能力があっても、


十分な効果では無い。



では、トゲを念力で抜く事で、夫レベルの念力が、


獲得出来るのか?


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