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彼らは、魔法の素質を持って居る。
しかし、人としての常識や、
無意識による制限によって、
その力が、完全に発揮される事は無い。
今回、周囲の者たちが、微弱な念力しか、
得られなかった理由も、
もし、全力を出した場合、
傷口から、出血して死んでしまう。
その常識的判断が、彼らの進歩を妨害したのだ。
もし、その妨害が無い場合、
彼らは、過剰な魔法の発動で、即死するだろう。
遠くを見たい、そんな思いが、
魔法として発動した場合、眼球が、
飛んで行く可能性もある。
飛びたいと思った瞬間、脳だけが、
過剰の上昇して、身体が一瞬遅れ、
結果、頭蓋骨に脳が激突、圧迫によって、
脳死の可能性もある。
その為、無意識の不安によるブレーキは、
絶対に必要なのだ。
では、強い念力を得た夫は?
荷物が軽く成った。
周囲で応援して居た参加者よりも、
強い念力を得た事は、事実だが、
彼も、無意識的不安が、能力に制限を与えて居る。
その為、自分自身が軽く成るは出来ず、
その代わりに、木の枝を引き抜いた時と同様、
自分に触れて居るモノの、重さを軽減出来る様に、
成って居たのだ。
すると、周囲の者たちも、その能力を得る為に、
考察を始める。
だが、身体を貫く様な、重症を負う事は、危険である。
では、トゲなら?
夫と、仲間は、切り倒した木を、
運び出す仕事をして居る。
最近は、斬り倒す代わりに、地面を熱崩壊させ、
倒す方法に変更して居るが、
倒した木を、運び出す為には、人員が必要である。
つまり、夫1人だけ、少し軽くする能力があっても、
十分な効果では無い。
では、トゲを念力で抜く事で、夫レベルの念力が、
獲得出来るのか?




