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これは魔法の書です。  作者: わおん
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過剰な強化魔法は、受ける側の限界を越えてしまう。


では、人数を減らしては、どうだろうか?



結果、苗木に対し、1人で試し、


大丈夫なら、2人目という具合に、


人を増やし、その経過を見守った。



すると、15人で、限界に近づく、


破裂はしないが、幹が熱を持ち、萎(しお)れる。



その事は、別グループも、同様で、


植物によって、違いはあるが、


熱が出て、弱る事が、明らかに成った。



では、池の水は?


彼らは、土器の製作が可能なので、


この時代、お湯の存在を知って居る。



しかし、池を沸騰させる技術など無い。


そもそも、それに成功して、何に成る?



興味はあるが、彼らには、道徳がある。


その為、娯楽の為に、池を殺す様な事は出来ない。



結果、人工池を作る事にした。


穴を掘って、水を入れる。


しかし、水は、土に吸収され、貯まらない。



そこで、強化魔法の出番である。


可能な限りの人員で、穴を見て、強化魔法を送る。



すると、地面から、湯気が出て来た。


本来なら、穴を粘土で、コーティングする事で、


水が貯まる様に成る。



その事は、全員が知って居る。


しかし、粘土は大切なので、この様な実験に使えない。



つまり、今回、地面を強化魔法で、


粘土にして、固めて、水が貯まる様にする。



こんな事、常識のある大人なら、無理と分かる。


しかし、この時代、科学的知識など無く、


非常識な、魔法が存在して居る。



その為、大人であっても、地面を熱で溶かして、


粘土の代用が出来るのでは?


そんな期待があった。


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