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現在、僕は、
英単語の覚え方を考えている。
例えば、
「Student」「スチューデント」「生徒、学生」
これを、どの様に覚える?
単語の覚え方は、
ローマ字読みと、独自の理屈。
その組み合わせで、
覚える事が多い。
しかし、僕は、
その方法に、問題を、
感じている。
「Student」を、ローマ字読みにする事が、
そもそも、困難である。
結果、独自読みが必要に成る。
例えば、
S、tu、den、t
この様に覚えた場合、
問題は、tuでも、tsuでも、
「ツ」と読める。
その為、僕の独自読みでは、
tuの場合だけ、「ツ」と読む。
そんな決まりが、
今後、何個出て来るのか?
それを、覚える事が出来るのか?
今後、多くの単語を覚えて行くと、
中には、記憶に残り難い単語も、
多く登場する。
例えば、
Friendly、フレンドリー、親しみやすい。
この中には、riが登場する。
しかし、lrと、
どの様に区別する?
LaRaどちらも、
ラと読める。
この問題は、
「Li Ri」「Le Re」「Lo Ro」でも、
毎回、エルか、アールか?
混乱する。
では、どうすれば、良いのか?
そこで、今後は、
「ラ」「リ」「ル」「レ」「ロ」
これらに関しては、
Rアールの場合だけ、
使う事にする。
なぜなら、ローマ字の場合、
Rアールを使う。
Lは使わない。
だから、ラリルレロには、
Rを使う。
このルールに関しては、
一応、覚える事が出来る。
もちろん、今後、
予想外の問題が、出て来る危険性も、
否定出来ない。
しかし、だからと言って、
全ての単語を、
アルファベットで、覚えるのは、
大変すぎる。
その為、出来る限り、
ローマ字読みを使い、
当てはまらない部分は、
アルファベット読みを使う。
では、どの様にすれば、
単語のスペルが、記憶に残るのか?
例えば、単語帳の日本語側で、
「生徒・学生」を見た後に、
エス、ツ、デン、ティー、
これを何度も連呼して、
この言葉を、スラスラと、
言える状態にする。
それが出来たら、
「エス、ツ、デン、ティー、
スチューデント、学生」
これを、10回以上繰り返す。
これで、覚えられるだろうか?
僕は、部屋の中を、
ウロウロと歩きながら、
練習してみた。
当然の事ながら、
1つの単語だけなら、
誰でも、覚えられる。
では、8個の単語なら?
僕は、再び、ウロウロ歩きながら、
8個を覚える。
そして、テスト、
初日だから、覚えられて当然。
そもそも、僕は、発案者なので、
その思い入れも強く。
頑張る事が、出来たのだ。
では、今後も、
この頑張りを、持続出来るのか?
明日、テストをした時、
8個の単語を、
覚えて居るだろうか?
もちろん、1回の学習で、
その後、その記憶が、
永遠に残る訳が無い。
つまり、明日、忘れていても、
完璧に覚えていても、
それは、個人の能力差である。
つまり、一般的に考えた場合、
定期的に、テストを行い、
忘れて居た場合には、
再び、覚え直す。
その必要がある。
しかし、三日坊主・・・
それが、現実だと思う。
では、どの様にすれば、
三日坊主を回避出来るのか?
藤崎さんと、勉強部を作る?
僕は、僕が考えた事なので、
それが、名案に思える。
しかし、冷静に成る必要がある。
藤崎さんが、どう思うのか?
それが、重要なのだ。
結果、単語の覚え方は、
一旦、保留にして、
今度は、文法の覚え方を考えた。
『家庭教師方式?』
先生の説明が、理解出来ない時、
隣の席の人に、教えてもらう事がある。
つまり、
段取りで、説明している先生と、
自分が、今、理解した経験を、
人に説明する。
その違いによって、
隣の席の人に、教えてもらうと、
解りやすい事がある。
という事は、
これを、学習に取り入れたら?
僕は、動画や、ブログで、
その教え方に注目した。
この人たちは、
広告収入を得る為に、
コロナ禍の状況を逆手にとって、
学校の勉強を、解説している。
つまり、利益を得る為に、
必死な人たちであり、
そこには、工夫がある。
残念ながら、
説明の下手な人が、
名物講師を、気取っている。
そんな無駄な、動画もあるが、
そんなモノは、無視して、
教える事に、重点を置いている人。
それを探し、学習する。
例えば、自分の為に覚える場合、
その理解力は、3割り程度で、
満足してしまう。
本当は、完全に理解していないが、
「はいはい、解った、解った」
と次に進んでしまう。
しかし、教える為に、
学習している場合、
本当に、この説明で、
通じるのか?
その不安がある。
結果、別の説明方法を考える。
つまり、その時点で、
自分の為に学習するよりも、
多くの理解を得ている事に成る。
『これだ!』
その後、僕は、数学、理科、社会、
それらもネットで調べ、
その教え方を考えた。
結果、ワクワクしながら、
翌日を向かえた。
なぜなら、僕は、
今日、習う分も、
すでに、昨日の間に、
勉強しているのだ。
では、勝負である。
藤崎さんは、本日まで休み。
その為、教室に着くと、
授業前に、もう1度、
教科書を確認。
解る様な気がする。
しかし、本当、解るのだろうか?
昨日の学習が、
本当に、通用するのか?
そんなドキドキ気分で、
1時間目、数学。
先生の説明が、簡単に理解出来る。
動画での、金儲けの為に、
必死に、教えている人。
その人たちから、学んだのだ。
そして、僕は、その教え方を、
自分のモノとして、
藤崎さんに教える為に、
試行錯誤したのだ。
そんな僕にとって、
先生の説明は、説明不足に感じるが、
それでも、充分に理解出来た。
『凄いぞ!』
僕は、興奮していた。
『東大に行けるのでは?』
そんな事まで、考える様に成る。
その為、僕は、放課後、
部活には、入らず、
大急ぎで、家に帰った。
僕は、カギっ子なので、
いつもの習慣で、
自分でカギを開けて、
家に入った。
すると、家の中から、
お婆ちゃんの声がした。
しかし、問題は、そこでは無い。
『そうだろ・・・』
見慣れない、クツがあるのだ。
そして、藤崎さんが、
「お帰りなさい」と、
僕を出迎えた。




