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VI




「やる。

 トヨキに買わせたんだ。

 何だよ。いぃんだよ。

 そう思わせときゃいいんだ。俺が、みぃにやるっつってんだよ。

 ほら。

 つけろよ。

 ――ん。

 やっぱり。……似合う。

 俺の目に狂いはなかったな。鏡見てこいよ。

 それでいいのかとか、あいつはゴチャゴチャ言ってたけど。

 みぃに選んだんだ。俺に合うわけねえじゃねえか。

 ここ、ずれてる。こうすんだよ。

 ん。

 たまに、つけろよ。誰もいないとこでやれよ。

 見つかるとうるせぇ。

 隠しとけよ。ばれるんじゃねえぞ。

 ばれたら台無しだ。

 全部、終わりだ。

 いいか?

 ――よし。

 じゃぁ、邪魔すんなよ。その辺の物、勝手に触んな。

 静かにしてろ。事故っても知らねえぞ。

 急いでるんだ。

 あと少しだからな……」




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