旅の手掛かりを求めて3
バギナは自分も旅に同行する事がきまると、アーサー王とチブサ姫に少し旅の支度をする旨を伝えた。
バギナ:「私は少し用意がありますので、少しバザーで買い物をされてはどうですか?色々な星から商人がきているので、可愛い服なんかもありますよ」その言葉にチブサ姫がニヤッと反応するのをアーサー王は見逃さなかった。
アーサー王:「チブサ、みにいってみるか?」その言葉ににチブサ姫は満面の笑みを浮かべた。
チブサ姫:「はい。行きましょう。」とチブサ姫は豊満なバストをタユンタユンと揺らしながら、小走りでバザーに駆け出していきました。アーサー王は、バギナに「ぢゃあ、後でな」と言い、チブサ姫を追い掛けた。
街の外れにあるバギナの家を出ると、相変わらず活気溢れるバザーが展開されていた。
チブサ姫は、自分の衣装やアクセサリーもみる傍ら1つの鎧に目をとめた。
そして、アーサー王にむかって、
チブサ姫:「アーサー王様、この鎧はいかがですか?アーサー王様に良く似合うと思いますよ?」するとアーサーは、照れくさそうにチブサに言った。「ん?そうか?」そう言いながら、鎧を手に取ると重さといい、サイズといい自分にピッタリだった。すると、チブサ姫が商人にむかって、
チブサ姫:「すいません、これください。と言って買ってしまった。」
アーサー王:「ありがとな、チブサ」と言うとチブサ姫は、「いぇいぇ、良くお似合いですよ//////」と顔を赤らめた。それから、チブサの衣装や食料を購入していると、バギナがやって来た。
アーサー王:「よしっ。行くか」と言って3人で村の出口に歩いていく。するとバザーで店をだしている商人が「お姫様ーっ。チブサ姫様ーっ。」といった。チブサはその声に振り返った。そして、「あーっ。」と懐かしい人をみるかのように商人の元へと駆け寄っていった。
チブサ姫:「やっぱりその声は、ヌーブラぢゃないですか。」と商人に声をかけた。
ヌーブラ:「お姫様がどうしてこんなとこにいらっしゃるのですか?」と聞くヌーブラにチブサ姫は事情を説明した。
ヌーブラ:「そんな事がパイオツ星でおきていたとはしらず、申し訳ございません。」とチブサ姫に頭をさげるヌーブラ。
ヌーブラ:「あっ、お姫様これを、是非持って行ってください。よければ、あちらのお方にも。」そう言うとバギナの方もチラッとみて、チブサ姫に2着の服を手渡した。
チブサ姫とバギナは、ヌーブラに、「ありがとうございます。」と言い歩きだした。
アーサーがチブサ姫に、「知り合いか?」と聞くと。
チブサ姫:「はいっ。ヌーブラといってパイオツ星でいつも私の服を作ってくれていた方です。バギナさんの服もありますよ。」とニコッと笑った。
チブサ姫:「世界の星から、色々な商人がくるのなら、アーサー王様の星の方もいらっしゃるのではないですか?」その言葉をきくと、アーサー王は黙り混んで歩き出した。
すると、何かを知っているかのように、バギナが話しに入ってきた。
バギナ:「チブサ姫様、よかったですね。では行きましょう。」と言って歩き出した。
チブサ姫はこの時、アーサー王が何かを自分には隠しているような気がしたが。そして、それをバギナも知っているんぢゃないかと、不安になった。しかしその事を聞くことも出来ずアーサー王とバギナの後をついて歩き出したのであった。