本編
【本編:ストーリー・エピソードの流れ】
プロローグ(強奪と出会い):4人組+エンジニアが最新鋭戦艦を奪って無断脱退する際、お偉いさんが血眼で輸送させていた最高機密の「天文学的な価値の貨物(保冷ポッド)」を強奪。中を開けると、実験に疲れ果てて心が死んでいる彼女が入っていた。ハッカーが細胞の凄さを暴くが、引き渡せば彼女が一生細胞を絞り取られると知り、「長期的に見て著しく非効率(自分たちの美学に反する)」として売却を中断。彼女に艦内の部屋を与え、彼女も「好きにすれば」と淡々と従う。
日常への変化(胃袋のハッキング):彼女がキッチンの冷蔵庫の残り物とジャンクフードの小袋調味料を組み合わせて「本気の手料理」を作る。ただのサプリしか知らなかった男たちの戦闘用インプラントが「幸福シグナル」でバグを起こし大絶賛。司令官が一番でっかい肉をちゃっかりキープして彼女を「専属主計官(料理係)」に任命。「美味しいものを食べる時間」という最高の無駄を手に入れ、全員の心がロボットから人間に戻り始める。
中盤の絆(迷子&全力逃走エピソード):中立都市の市場にて、無意識に最も効率的な歩幅で歩く元軍人たちの「すいすいウォーキング」にはぐれて迷子になる彼女。賞金首を狙うハイエナ(教祖のスカウトマン等)に囲まれるが、これまでの彼女なら諦めていたところ、「あの温かい戦艦に帰りたい!」と生の感情を爆発させ、大人しく従うフリをして相手の足を踏んづけ全力逃走。路地の角で司令官にぶつかって救出され、増援がぞろぞろ湧く中、司令官に「戦闘移動速度への影響はコンマ数秒だ」とお姫様抱っこされ、仲間たちの圧倒的な実弾&ハッキングの連携サポートで優雅に脱出。彼女を完全に「守るべき家族」として認めるキッカケになる。
命の境界線(司令官の感染と細胞の真価):敵の放った「暗殺ナノマシン(確実に殺すためのワクチン・抗体生成不能の猛毒)」の霧から、司令官が彼女を抱きすくめて身代わりに直撃、崩壊が始まり余命120秒のレッドゾーンへ。彼女が初めて激しい涙と怒りを爆発させ、手首をナイフで深く切り裂き、彼の口に生々しい鮮血を直接流し込む(キューブがあわわとパニックになりながらプラズマ・トーチで健気に止血)。彼女のオリジナル細胞が司令官の体内の猛毒を「おやつ」のように物凄い速度で貪り喰って完全消化。さらに抗体データを司令官の細胞にデータ共有し、寿命が来たら自然消滅する。目を覚ました司令官は「鉄臭くて最悪の味だ、だがインプラントの稼働効率が120%になった」と不器用に応え、命の貸し借りを経て深い絆で結ばれる。
折り返し地点(歴史の教訓と、私を売れば?):原始惑星の遺跡にて、ハッカーが「効率主義を極めたメインAIが、人間をバグとみなして滅ぼした歴史」を解読。自分たちの母国が今まさにその滅びのカウントダウンへ全力疾走している(追ってくるAIも板挟みのエラーで苦しんでいる)と知る。「ロボットのように滅ぶ故郷を見過ごすのは効率に反する、母国の思想を上書き(ハック)しに行く」と、ただ逃げる旅から殴り込みをかける旅へ覚悟を決める。その後、激戦で戦艦の心臓部パーツ(国家予算1年分)が大破し、深刻な資金難に。彼女の細胞の真価を知ってしまったからこそ、彼女が「私を売れば? 星を丸ごと買える大金になるわよ」と静かに淡々と自己犠牲を口にする。司令官は「俺を救った血に値段を付けるな。パーツなら闇商人の首を絞めてでも毟り取る」と彼女のデータを最深部に完全ロックし、彼女ごと守る覚悟を証明する。
最終決戦前夜(劣化コピー兵器と無表情の涙):敵のお偉いさんが、手元に残った彼女の細胞のサンプルから作った不安定な劣化コピー(クローン)を実戦投入。このコピーは「一瞬だけ熱エネルギーや毒を猛烈に消化するが、強すぎる融解酵素で自分自身も内側からドロドロに溶かす(自己消化/オートリシス)」という残酷な欠陥品。お偉いさんがそのクローンを戦艦の表面に肉壁の盾としてコーティングし、主人公たちの主砲を防がせ、数秒で自滅していく瞬間をゲーム感覚で「データ収集(実戦デバッグ)」している様子をハッカーが傍受。モニターでそれを見つめる彼女。言葉が出ず、ただ完全に「無表情」のまま、目から大粒の涙をぽろぽろとコンソールの上にこぼす。司令官は優しく画面を閉じさせ、生命の無垢な生存本能(生きるために食べる)すら使い捨てる効率主義に「お前の涙のコストは重いぞ。消す一択だ」と本隊へ突撃する。
グランドフィナーレ(思想のデリート):敵のAI艦隊を全火力で粉砕。国家を爆破するのではなく、キューブを媒介にして原始惑星の「みんなと一緒がいい」という温かい感情のコードを母国のメインAIに流し込む。AIを縛り付け、エラーを吐かせていた「効率至上主義のプログラム(思想)」だけをホロ・テーブルの上で永久消去。国は少しずつ人間らしい恋や夢がある世界へ変わり始める。
ラストカット:いつものホロ・テーブルの上で、司令官がコンソールモニターをポンと叩き「お前もある日突然エラー吐いて攻撃してくるなよ?」とぶっきらぼうに呟く。戦艦のAIが画面にキューブそっくりの文字で [ ( * ● ▽ ● * ) 了解(ありえないよ!)] と表示し、最高の非効率な新しい航路を示してワープしていく。




