表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

おまけ

 大北は、文芸部室でそわそわとひよりの到着を待っていた。

 そんな落ち着きのない大北を気にして、先輩が声をかける。

「どうした一年そわそわして」

「あ、先輩。友達をまってるんですよー」

「あー……あの、例の『歌詞』つくってみたい、って子」

「そうですそうです!」

 先輩はちょっと照れくさげに頬を掻き掻き、「あれ、すごいよな」と言う。

 大北は、にやにやを隠そうともしない。

「情熱的ですよねー。完成が楽しみで楽しみで」

「あれで、無自覚って、なぁ?」

「ねぇ?」

 二人が同調するように照れ笑い。

「バンドやってる友達に、ボツでもなんでもいいから試しにみせてみるっていってたけどさぁ……どう考えてもな」

「ですよね!」

 そこで2人は声を揃えて――



 ――ラブレターにしかみえないよね。



 そういって、笑い合った。

ここまでで、大体文庫30Pぶんです。

オムニバス形式で、同じ舞台をつかった違うカップルの設定も、脳内にはあったのですが。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ