エルちゃん、初めての回転寿司でJKに絡まれる?
◆楓視点
あれから彩芽さんやクリスさん達が帰った後、疲労が津波の様に押し寄せて来てソファーの上で爆睡してしまいました。クリスさんとエレナさんは母国へと一度帰国するそうで、代わりにフィーネちゃんが定期的に我が家に来て色々と家事等を手伝ってくれるそうです♪
クリスさんは【僕なりのケジメを付けて来る】とカッコイイ言葉を残して行きました。成り行きとは言え、一ノ瀬家も何だか賑やかになって来ましたね♪
「あらあら、もう19時かぁ......ん?」
ふと自分のお腹の上を見てみると、そこには我が家の天使ちゃんが気持ち良さそうにスヤスヤと寝ておりました♪ 無防備な姿で私のお腹を枕にして、親指を咥えながら寝ている......エルちゃんは本当にズルいです。いつも私を悶え死にさせようとして来るんだもん♪ こんなに可愛い子に愛されるなんて、お姉ちゃんは本当に幸せですよ♡
「んにゅ......すぅ......すぅ......」
この寝顔がいつ見ても癒されます♡ エルちゃんの幸せそうな寝顔を見てると、私ももっと頑張らないといけないなと思いますね。私はエルちゃんのお姉ちゃんでもあり、お母さんでもあるんだから♪
「へくちっ......!」
「あらあら、毛布被ってお寝んねしないと風邪引いちゃうよ〜♪」
エルちゃんをソファに寝かせて暖かい毛布を被せたのですが、困った事に私の服をムギュっと掴んだまま離さないのです♡ ふふ......エルちゃんに意地悪しちゃおうかな♪ お姉ちゃんの前でそんな無防備な姿をするのがイケナイのでちゅよ♪
「んにゅ......」
「もぉ♡ エルちゃんたらぁ♪ こんなに甘えん坊さんになって〜本当赤ちゃんみたいでちゅね♡」
「んん......」
「ムギュっ♡ お姉ちゃんとぴったんこして、お寝んねすれば暖かいよ〜」
こんなにも甘えん坊さんになってしまったら、先が思いやられますね♡ これではいつまで経ってもお姉ちゃん離れは出来ません。うふふ♡
「んん......かえで、ねーたん?」
「あらあら、エルちゃんもう起きしちゃったの?」
エルちゃんの寝顔に意地悪しようと企んで居ましたが仕方ありませんね。ここは無難にエルちゃんの頬っぺたにチュッチュにしときましょう♪
「チュッ♡ エルちゃんも疲れちゃったよね♪ よしよし♪ お姉ちゃんとぴったんこしてお寝んねする?」
「んん......おなかしゅいたの......むにゃむにゃ」
「そかそか、まだ晩御飯食べて無いもんね♪ あ、寝ちゃった」
起きたと思ったらエルちゃんがまたスヤスヤとお寝んねしちゃいました。エルちゃんの暖かなぬくもりと丁度良い重さで最早動けなくなってしまいます♡
「あらあら、エルちゃんたら......お姉ちゃんの指は美味しく無いでちゅよ♡」
「はむはむ......」
ふむふむ、こんな時間から作るのは面倒だし......外食するのもワンチャンありよね。
「あ、お姉ちゃん起きたの?」
「今起きたよ〜葵ちゃんお風呂入ってたの?」
「うん、お姉ちゃんも入る?」
「後で入ろうかなぁ......それに何処かの甘えん坊さんが離さないだろうし♪」
小さなおててで、私の服を必死にムギュっと掴んで寝てる姿が堪らない♡ エルちゃんの一つ一つの仕草や行動が健全な私の心を激しく狂わせます。はぁ......もう無理♡ 無理......無理なのよ! お姉ちゃんのSAN値は常にレッドゾーン! 胸がキュンキュンします♡ あぁ......自分でも何言ってるのでしょうね。
今ここでエルちゃんをソファに一人で寝かし付けようとすれば、恐らく寂しくて泣いちゃうかもしれません♪ 前に私がエルちゃんに意地悪し過ぎて、エルちゃんが拗ねちゃって一人で寝ると言った10分後に、枕を持って、顔を半分枕で隠しながらこう言ったのです。
―――【ぐずっ......さみちいの。ぴったんこしゅるの】
それを聞いた私と葵ちゃんは思わず理性が吹き飛びそうになり、その日は3人でいつも通り身体を密着させて寝ました♪ エルちゃんの枕を抱きながら顔を埋める姿もめちゃくちゃ可愛かったのですが、私達を見上げる形で自然な上目遣いになってたのが、更なるキラーポイントでしたね。
「ただの初めてのおつかいが、まさかこんな事態になるとはねぇ......あはは」
「そうだよね〜私自身、今でも夢を見てたのかなと思うくらいだもん。エルちゃんって、普段怖がりで寂しがり屋さんだけど、いざとなると度胸や勇気もあるわよね〜今回のおつかいでエルちゃんも少し成長したかもしれないわね」
「そうだね。だけど、まだ一人でお外に買い物とかは流石に早かったね」
葵は楓のお腹の上で寝ているエルちゃんの頭をそっと優しく撫でた。そして、葵は寝ているエルちゃんの頬っぺたにチュッと口付けをしてニヤニヤと笑っていた。
「本当、エルちゃんは無防備何だから〜」
「んん......むにゃむにゃ」
「あぁ♡ エルちゃん可愛い♡ お姉ちゃん、エルちゃん抱っこしたい」
「うふふ......どうぞ〜今ならチュッチュし放題だよ♡」
「はうっ♡ エルちゃんのモチモチ赤ちゃん肌が堪らないよぉ♡ スリスリ♡ ずっと触ってたいくらいだよ〜チュッ♡」
神楽坂組の彩芽さんやロスモンティスのクリスさん......普通に生きてるだけでは絶対に関わる事の無い方達といつのまにか交流が出来てしまいました。エルちゃんは台風の目みたいな子ですね。エルちゃんを中心にいつも周りで一波乱起きるもん。
「そうえば、お姉ちゃんそれいつ使うの?」
「ふふ......エルちゃんのプレゼントかしら?」
「そうそう♪ 【マッサージ券】」
エルちゃんが用意してくれたお手製のマッサージ券を何と10枚も頂きました♡ エルちゃんが良い子過ぎて、私や葵ちゃんも心が浄化されてしまいそうですよ! 平仮名で【かたたたたきけん】と書いてあります。【た】が1つ多いですね♡ もう、胸がキュンキュンし過ぎて私は発狂寸前なのです! 私も葵ちゃんもエルちゃんに癒されて毎日がハッピーですが、いつ私達が天に召されてもおかしくありません。
「平日の仕事が終わった後の夜に使ってみようかしらね♪」
「じゃあ、私も疲れた時にしてもらおう♪」
「ふふ、私が葵ちゃんをマッサージしてあげようか?」
「え〜やだ、お姉ちゃん手付きがやらしいもん」
「大丈夫だよ〜お胸揉むだけだから」
「真顔で何しれっと言ってんだから......やれやれ」
葵ちゃんも最近エルちゃんのお姉ちゃんとして自覚が芽生えて来てるのか、私よりもお姉ちゃんしてる気がします。葵ちゃんはしっかり者だけど、凄く繊細で一人で頑張り過ぎる所があるので、私としては無理してないか心配です。VTuberの活動も忙しいだろうにエルちゃんの世話や家事とオーバーワークでは......私も色々とお手伝いをしようとしますが、葵ちゃんが一人でこなしてしまうのです。
「葵ちゃん、今日の晩御飯はお寿司にしましょ♪ 久しぶりに食べたいなぁ〜」
「おお! いいねお寿司♪ 私も久しぶりに海鮮食べたい!」
「良し、決まりだね♪ エルちゃん〜美味しいご飯食べに行くよ〜♪」
するとエルちゃんの長いお耳がピクピクと反応しています。美味しい食べ物と聞くだけで、エルちゃんは簡単に釣れちゃうからね〜相変わらずの食いしん坊さんです♡
「んん......んぅ?」
「エルちゃん、お着替えして3人でご飯食べに行くよ♡」
「んにゅ......ごはん?」
「うんうん♪」
そうえば、エルちゃんは回転寿司は初めてだよね? 初めての回転寿司......エルちゃんどんな反応するのかしら♪ エルちゃんに沢山美味しい物食べさせてあげたいな♡
「おきがえ......しゅるの」
「あ、エルちゃん可愛いお洋服があるわよ♡」
「ふぇ?」
可愛いうさ耳の着いたモコモコの着ぐるみに近いピンクのお洋服♪ こないだ通販でお子様用のお洋服をネットサーフィンして見付けたの♡ お値段は......まあ、それは内緒です。葵ちゃんにバレたら怒られてしまいますからね。
「エルちゃん、2階のお部屋に行って脱ぎ脱ぎしようね〜」
「んみゅ、あおいねーたん」
「ん? どしたの?」
「く、くるちいの......」
「あ、ごめんごめん」
エルちゃんの小さなお顔が葵ちゃんの胸の谷間に埋もれていますね。エルちゃんをムギュっと抱いてしまうと私や葵ちゃんは胸がデカイのでいつもエルちゃんが埋もれちゃうのよね。
「あおいねーたん、いいにおいしゅるの♪」
「ふふ〜ん♪ ボディーソープとコンデショナー違うのに買えてみたんだ♪」
♡----------30分後-----------♡
「エルちゃん〜戸締りは大丈夫かなぁ?」
「んみゅ! ちっかりちめたの!」
「よしよし〜葵ちゃんも準備おk?」
「Okだよ! 今日は海老と貝類を沢山食べるんだ♪」
何だかエルちゃんよりも葵ちゃんの方がテンション高い気がします。今日は何皿食べれるかしら♪ 今ならお腹空いてるので、自己ベスト更新するかもしれないわね♪
「かえでねーたん、おしゅしってなぁに?」
「お寿司はお魚さんのお刺身をご飯でにぎにぎして、お醤油を付けて食べるの♪」
「ふわぁ! ボクもたくしゃん〜たべゆ!」
「よ〜し! エルちゃん、誰が沢山食べれるか勝負だね♪」
「んみゅ! まけないの! ボク、おなかしゅいてるもん!」
エルちゃんがニコニコしながら、私と葵ちゃんの手をムギュっと握って来ました♪ 今日行こうとしているお寿司屋さんは、一応回転寿司ではありますが1つ1つの値段がお高めな少し高級なお寿司屋さんですね♪
✧•------回転寿司権三郎-------•✧
「ふわぁっ......ちと、いっぱいなの」
「今はご飯時だからね〜」
「お姉ちゃんとエルちゃんは向こうで座ってて、受け付けしてくるから」
「うん、ありがとう〜エルちゃん? どうしたの?」
何故か急にエルちゃんが、私の足にしがみ付き顔を赤くして後ろに隠れてしまいました。
「あうっ......」
「ん? あぁ......そういう事ね♪」
エルちゃんの視線の先を見ると待合の椅子に愛らしいギャル風の女子高生2人組が、座りながらエルちゃんの事を笑顔で見ていたのです。良く見てみると青髪の白いメッシュを入れてる女の子......控えめに言って私の好みかも♡ クールビューティで無表情のミステリアスな子も良さみが深いわね♪
「きゃああああ♡ 見てよ凛!あの子、お姉さんの後ろに隠れちゃったよ!」
「やばい......あのロリ愛でてめちゃくちゃにしたい。あの子をテイクアウトしたい。家に連れ帰って監禁して良いかな?」
う、うん......最後の発言は中々にヤバそうでしたが、まあ気持ちは分かります。2人共エルちゃんを見る眼差しが凄い優しくて、まるで幼い妹を暖かい目で見守るそんな暖かさを感じます♪
「あらあら♡ エルちゃん顔赤くしちゃって〜どちたのぉ? 恥ずかちいのでちゅかぁ♡」
「は、はずかちくないもん!」
「ええ〜お姉ちゃんの服を力強くにぎにぎしてるのにぃ?」
まあ、エルちゃんから見たら金髪や青髪のギャルJKは刺激が強かったのかな? いつも個性的な人達と関わりがあるのに何だかこの反応は新鮮ですね♪ 抱っこしてエルちゃんを宥めてあげよう♪
「お姉ちゃん、30分待ちだって〜あれ? エルちゃん顔赤くして、どうしたの?」
「うふふ♡ エルちゃんは恥ずかしがり屋さんだからね〜」
「あぁ......そういう事かぁwww」
葵ちゃんは直ぐに察したかと思えば、ギャルJK2人組に向かって笑顔で会釈をしていました。すると私達が椅子に腰をかけたら、ギャルJK2人組が何とこちらに近寄って来たのです。
「こんばんわ♪ お姉さん方、突然声を掛けてしまいすみません! 余りにもその子が可愛かったものでつい......ごほん。あたしは大川柚香と申します! そして、こちらは相棒の丸川凛と言います!」
「宜しく......です」
「まあ♪ ご丁寧にどうも〜私は一ノ瀬楓と申します♪ そしてこちらの2人は妹の葵ちゃんと愛瑠ちゃんです♡」
「妹の葵で〜す♪ よろしくね〜♪」
ちゃんと挨拶するだけでも偉い子達ですね。見た目がかなりチャラそうな雰囲気でしたが、根は真面目な子達なのかな。こう言う見た目の偏見で決め付けるのは良くありませんね。
「んみゅ......えりゅなの」
「エルちゃんね......うん、覚えた」
「きゃわいい!! もう我慢出来ないよぉ〜抱っこしたい」
「柚香、それは流石に失礼。ちゃんと許可を得てから合法的に抱かないと......」
エルちゃんが私の胸に顔を埋めてしまいましたね。エルちゃんが恥ずかしがってる姿を見るのは何だか新鮮な感じがします。何時もなら、初対面の人でもそこまで照れる事は無いのですが......
「んにゅ......」
金髪ツインテールの柚香ちゃんも可愛いけど、私はお胸が少し壁......貧乳の青髪黒ニーソで属性てんこ盛りの凛ちゃんの方がタイプかなぁ。はっ......!? あらやだ、私たら何考えてるのかしら。こんな公共の場で危うくR-18禁モードに突入してしまいそうでした。凛ちゃん、薄い同人誌に出て来そうなキャラしてる。
そうえば、この子を見て何だか既視感があるなと思えば、前に見たドロドロな百合系エ〇同人誌のヒロインにそっくりだわ! 大好きな先輩に監禁されてめちゃくちゃにされる少し濃い内容でしたね。
「エルちゃん、柚香ちゃんと凛ちゃんはエルちゃんと仲良くしたいって言ってるよ〜」
「んぅ?」
「エルちゃん、私の名前は凛お姉ちゃんだよ」
「りんねーたん?」
「っ!?」
うふふ......凛ちゃんが目を大きく見開いて固まっているわね。舌っ足らずで一生懸命に喋るエルちゃんを目の前にすれば誰でもこうなるのです。最早生理現象の様なもの......可愛過ぎると言うのも困っちゃうわよね。一緒に暮らしている私や葵ちゃんですら、耐性が付いて来たとは言え未だに気が狂いそうになるもん。
「............」
「ふぇ? なにしょれ?」
「エルちゃんに、おやつカルパスあげる」
「お、おかち!? りんねーたん、あいあと!」
「よしよし、ご飯前だから1つだけね」
お、おぉ? 最近のJKの鞄の中にはおやつカルパスが入ってる居るんだ......私も大好きですが、個人的にはお酒と合わせて飲むのが至高ね♪
「むむ!? おいちいの!」
「ふふ......それは良かった」
「りんねーたん、いいちとなの!」
いやいや!? エルちゃん、いくら何でもそれはチョロすぎないかしら!? そんなにチョロくて良いの!? これでは簡単に誘拐されそうで心配なレベルね。
「大袈裟だよエルちゃん......チラッ」
「ん? あぁ、凛ちゃんもしかして」
先程から熱い視線をこちらに送ってくると思えば、やはり凛ちゃんもエルちゃんを抱っこしたいのかしら♪
「エルちゃん、凛おねーちゃんがエルちゃんを抱っこしたいみたいよ?」
「こくこくっ......!!」
「んみゅ! そっちいくの!」
凛ちゃんは常に無表情だけど、凄く分かりやすい子ですね。もし凛ちゃんが犬ちゃんだったら、今頃尻尾をブンブンに振っているのが安易に想像出来ちゃいます♪
「はわぁ......エルちゃんめっちゃ良い匂いする。しかもこの抱き心地は、まるで実家に帰った時の様な温もりと安心感。最高♡」
「良かったね♪ 凛は子供大好きだもんね〜次はあたしにもエルちゃん抱っこさせてよ」
「ふふ......エルちゃんみたいに可愛い妹が欲しかったの♡ やはりロリやショタは至高......エルちゃん、凛お姉ちゃんにムギュっと抱き着いて♡」
「最早話を聞いてない!?」
あらあら、エルちゃんの頬っぺたにスリスリしちゃって♡ 葵ちゃんもクスクスと笑いながら暖かい目で2人を見守っています。柚香ちゃんもエルちゃんの頬っぺたをぷにぷにしたりとエルちゃんは相変わらずの人気者ですね♡
「むむ!?」
「エルちゃん? どうしたの?」
「りんねーたん、おむねちいさいの♪」
「えっ......」
え、エルちゃん!? それは言ったら不味いわよ!? 凛ちゃんが余りの突然の言葉に目を見開いて呆然としています! ここがフォローしてあげないと......
「ふふ〜ん♪ くるしくないの♪」
「エルちゃん、凛お姉ちゃんはエルちゃんと同じ成長期なのよ♪ 今はウォー〇マリア並かもしれないけど、可能性は無限大! 将来壁を乗り越えるわよ!」
「楓お姉ちゃん、全然フォローになってないよ! オーバーキルしてどうするの!」
「大丈夫、楓さん、葵さん。私は気にしてない......それに小さい方が動きやすいです。肩凝りませんし、歩きながら下を見ても視界も確保しやすいので安全......全然気にしてませんよ?」
「ごめんね、凛ちゃんそう言うつもりでは......」
失言に失言を重ねてしまいました。今のは私が完全に悪いですね。
「ふふ......そんなに必死にならなくても良いですよ。エルちゃんがお気に召してくれたのなら、それで十分です♪」
「りんねーたん、よちよち♪」
「っ!?」
「んぅ?」
「もう......エルちゃん、不意にそれはずるい♡ もう少し撫でて」
無表情の凛ちゃんが笑った!? クールビューティの子が不意に魅せる笑顔は、100万ドルの夜景よりも価値があるわね。
「へぇ〜凛がそんなに笑うの珍しいわね」
「柚香、ロリっていいわね」
「あんた、何清々しい表情で言っちゃってんのよ」
「楓お姉さん、葵お姉さん......エルちゃんを嫁に下さい!」
「あらあら、我が家の天使ちゃんは譲らないわよ♡」
今日のエルちゃんは、ピンク色の兎さんの着ぐるみ風なお洋服を着ているから抱き心地は更に抜群。肌触りが最高に良くて、これをエルちゃんに着せて抱き枕にして寝ると快眠なのです♪
「ボクね、かえでねーたんとけっこんしゅるの!」
「え、エルちゃんまさかのボクっ娘!? しかも、お姉さんと結婚......お姉ちゃん子の上にボクっ娘金髪ロリ。ねぇ、柚香」
「ん? どうしたの凛?」
「私、もう駄目かもしれない。この子属性多すぎ、気が狂いそう......今なら誘拐犯の気持ちが分かるかもしれない」
「はいはい、てか......うちにもエルちゃん抱かせてよ!」
あ、これ完全に凛ちゃん堕ちましたね。そして、エルちゃんはされるがままに、次は柚香ちゃんに抱かれて居ますね。
「うちも可愛い妹が欲しい」
「ゆずねーたん、ほちいものありゅの?」
「うん、沢山あるよ〜」
「んみゅ! チャンタさんにおねがいしゅるの!」
「チャンタさん?」
「ふほうちんにゅーしゅる、おじたんなの!」
「エルちゃん、それはただの不審者なのでは......」
あらあら、エルちゃん意味を理解せずにそんな言葉を使っちゃって〜本当、子の成長は早いと言えど、エルちゃん最近センシティブ気味な言葉を覚えて来ましたね。
「それにしても、さっき迄あんなに警戒してたのに......さてはエルちゃん〜甘えん坊さんやな?」
「うふふ......エルちゃんは夜一人でトイレに行くのが怖くて、楓お姉ちゃんか私がいつも付き添いでついて行ったり、怖がりさんな上に一人で寝るのが......」
「はわ!? あおいねーたん! しっーなの!」
「くすくす......そんなに恥ずかしがらなくても良いのに〜♪」
柚香ちゃんや凛ちゃんは手を頬に当ててウットリとしたエクスタシーな表情を浮かべています。凛ちゃんに至っては花も恥じらうJKがしたらまずい表情をしていますね。少しヤンデレ気質がある子なのかしら? 目がキマっています。
「エルちゃん、大丈夫。エルちゃんはまだまだお姉さんと一緒に寝るお年頃だから、それが普通だよ」
「りんねーたん、しょうなの?」
「そう、だから私と一緒に添い寝して......うへへ」
「凛、あんた涎垂れとるで」
凛ちゃん......この子私と少し似てるわね。ウチに秘めた素直な欲望と言う名の魔物を飼っているわ。エルちゃんみたいに可愛くて素直で純粋な子を見れば性癖や思考が狂うのはむしろ健全。
「何だか凛さん、うちの楓お姉ちゃんみたい。エルちゃんと接してる時のお姉ちゃんたら......まあ、うちのお姉ちゃんの方が薬キメてるのかな?と言うレベルに酷い表情してる時があるけど♪ あはははは♪」
「ちょっと葵ちゃん!?」
あらやだ、葵ちゃんたら大袈裟に盛っちゃって〜流石に私も、そこまではしたない真似はしないぞ♡
「かえでねーたんとあおいねーたん、かあいいの♪」
「もう〜エルちゃんの方が可愛いよ♡」
「そんなお世辞言っても何も出ないぞ♡ 今日はお高いやつ沢山食べて良いからね♪」
「こくこくっ!」
「おい、凛。あんたはそっちちゃうやろ」
「やだ、楓お姉さんの所が良い♡」
「え、凛ちゃん!?」
何と凛ちゃんが私の肩に寄り添って来たのです! この子、見た目に寄らずかなり大胆ですね。凛ちゃんの葵髪から漂うシトラスのさっぱりとした良い香り。思わず深呼吸してしまいそうでした。
「すみませんね、うちのアホな相方が迷惑を掛けて......ほら、凛。番号呼ばれたぞ」
「え、もう?」
「何この世の終わりみたいな顔しとるねん。さっきまで暇過ぎて死にそうとか言ってたくせに、ほら行くで」
「エルちゃん......」
あらあら、柚香ちゃんが凛ちゃんの首根っこを掴んで行ってしまいました。まあ、久しぶりに少しだけではありましたが、ピチピチの可愛い女の子達とお話し出来て良かったです♪
「ん?」
あれ、私のポケットに何か入ってるわね......
「これは......電話番号かしら?」
良く見てみると隅っこの方に丸川凛とご丁寧に携帯番号と♡が書かれてますね。
「へぇ、丸川凛ちゃん。さっき楓お姉ちゃんに寄り添った時にポケットに入れたのかな」
「あの子、ちゃっかりしてるわね♪」
せっかくだし登録しておこうかしらね♪ これも何かの縁だし♪
こんばんみー! にのみやですん♪
久遠寺小春の裏の顔と言うお話しも差し込み投稿致しましたので、是非(っ ॑꒳ ॑c)
いつもお読み頂きありがとうございます! まだまだ未熟な書き手ではありますが、応援して下さると嬉しいです!




