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迷い亭  作者: 前園
6/12

喧嘩?売られたら買うよ!

 老紳士がにっこりと微笑みながら見万世を眺める。

 居心地悪い感じを感じ目線机に反らす。

 老紳士「(おがみ)君とは、どんな関係?」

 見「ただの専任と顧客です。」

 女「あら~、その割には睦まじそうよねぇ。それに大奥さまの関係は?」

 見「ハァ…拝先生はご本人が来たらお尋下さい。みやびさんは…」言いかけると

 女「貴女失礼よ!さ・までしょう!」叫ぶようにきつく言う。

 老「お前もいい加減にしないか!さんでもさまでもどっちでも構わん。話しの腰を折るな!」一喝したと同時に引戸が開き

 「腹減った~、賄いは?」男性が三人入ってきて言う。

 店「残念でした。お連れさまが獲得されましたよ」笑いながら言う。

 「え~じゃカツ丼大盛デザートで」

 「ラッキーは先生かな?カツカレー大盛デザート」「さあね。和定食は?」

 店「本日は西京焼きで銀鱈、金目、イカがあります」「イカって珍しい。じやそれのデザート」店「あいよ!」

 ガヤガヤと三人入ってこちらを見て

 「ん?この子誰?」「うへぇー、機嫌悪そう。」女「うるさい!さっさと座りなさい。坊っちゃんが奥よ!」『怖!』そっくりの若い男が肩を竦めながら声を揃えて座る。最後の男性がいわいる誕生席に座ると老紳士に「そちらのお嬢さんは?」「拝君の知り合いで本日就職面接予定でしたが」女を見てため息。

 「そう。先生は?」「電話して来られるとの事です。」扉が開く音のあと「和定食」「鱈、金目、イカ」「イカ、デザート」「あいよ」

 そして座敷に入ると「すみませんお待たせいたしました。」双1「あれ?ラッキーって」言い見万世を見るので「いけませんか?」

双2 「否...うらやましいなって」

 若男「今、聞いたんだけど先生のお知り合いなんですって?」拝「ええ」見「先生。ご尽力頂いたのに負がない事で」頭を下げ言う。

 拝「その事を詳しく訪ねようと此方に合流したんだ。黒影君から伝言『詳しく話して貰うからね』ってさ。」女「拝さん。ご関係は?」老紳士「しつこいよ」拝「依頼者ですね。」

 女「その割に下の名で呼んでますよね?」

 拝「そりゃ~ね。赤ちゃんの頃からの付き合いだから親戚の叔父みたいなんでね。それで理由をお伺いしても?」若男「感情的に成らず時系列に簡単に説明してくれるかな?」有無を言わさぬ雰囲気で老夫婦に言う。 

 老紳士が最初自分が雅に頼まれたのだか相手が女の子なのでと隣のたえと言うらしいが変わるというが、シゴデキはなと言う人が若い子なら…と変わった。

 当日一応心配になったたえがこっそり見ていた、シゴデキはなは早々にたえに此方は雇う気はないので連絡をどうするか訪ねてきたらしい。

 そこで話し手がたえに代わり雅の手前もあるのでチャンスをあげたのに...と言いかけると老紳士が「だから、それを聞いて隣の受付に居たので声を掛けて話しをしようとするのに話しの邪魔ばかりする」ため息。

 若男「そう、たえさんもはなさんと同意見?」女「ええ、せっかくチャンスあげたのにあの方遊び歩いて居たんですよ。それに女の子なんですから会社事情で退職されるのでしたらご実家に帰って探しても良いでしょう?何も大奥さまに頼らなくても...」と言うのを鼻でおもわす笑う見万世。

 女「何がおかしいの?」声を荒げる。

 若男「落ち着いて妙さん。言いたいこと有るなら遠慮なく...」チラっと拝を見ると苦笑い。「じゃあ、遠慮なく...私売られた喧嘩買う主義なので…」女「ハア」「まず、随分とお幸せな人生を歩まれたのだな…と世の中には実家がない、有っても帰れない理由の人がごまんと居るのにその配慮は?」無視して言う。女が何か言いかけるのを若男が手で制止「続を」「先ほどからそちらさんはチャンスを…とおっしゃってましたが、私からしたらいやがらせですね。お宅から見たら数多ある人材の中でも底辺の部類でしょうが、底辺にも意地もプライドもありますので」不満げに言う。

 そこに「ご歓談中失礼します。先にご注文のお客様の分を配膳しても?」若男「どうぞ」

 扉が開き老紳士が「鱈から机に」店「はい、お後すぐ持って来ますね」お膳を置くのでそれを老紳士に押し出すように渡す。

 最後に見万世のお膳を置いて去る。

 グーと鳴るお腹に若男「暖かい内お先にどうぞ。たえさんも始さんも」見「お言葉に甘え…いただきます」手を合わせ言う。

 若男「僕らのが来るまで拝先生話せる範囲で今回の顛末聞かせて」

 年齢によって食べる量とか頼むものとか違うかとおもったがレパートリーが少なすぎて(笑)

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