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迷い亭  作者: 前園
13/13

立つ鳥…パートツー

 ぶちっと切ると溜め息が出る。

 巧「相変わらず自分勝手じゃな」

 見「だよね。でも東京に住むってなったら言いそうだよ」

 巧「坊主も…ってか?そこは瑠が頑張って貰って…」

 雅「龍希が、見万世に会いたいって」

 瑠「何で龍兄が?」

 雅「貴方と同様の理由じゃない?興味本位…と見万世は覚えてないと思うけど二人会ってるのね」

 巧「ピノキオ兄ちゃんだ」

 見「あー!おばあの男盤でもあり、おじいの昔みたいな人ね。何でも出来て頭もいいけど、少し変わり者って」

 雅「まぁ、そうよ」クスクス笑う。

 巧「見方は多いに越したこと無い」

 その後、拝と合流し、車を駐車場に入れ、名古屋まで新幹線で、移動する。

 巧、雅の車椅子は白州と瑠が押し、始と拝に挟まれるように見万世と凛花が歩き駅前で、新しくレンタカーに乗り換え工場に向かう。

 工場の駐車場に着き、事務所まで移動。

 事務所で工場長と富士宮が、待っており簡単な挨拶をする。

 見「こちら見学希望のご隠居さんに御寮さん、車椅子でも大丈夫だよね?」

 富「ええ、もちろんです。橋本さんとはお知り合いで?」

 巧「うむ、今回の試験頼まれた者じや。ちょいとこれやって」足を指さし「行き違いがあったがのう?」見万世に言う。

 見「話したから長いから後でね。取り敢えず首の皮一枚残した感じ。此方が秘書の渡瀬さん。今回の見学の詳細纏める為に付いてきたのよね?」始に言う。

 始「わたくし、今はもう現役を、退いておりますが、改善、提案等年寄り目線ではございますが、させていただいております」名刺を渡す。受けとる富士宮と工場長。

 名刺には、総合アドバイザーと渡瀬の名。

 始「すみませんな。もうほとんど仕事をしてありませぬゆえに…」

 まずは、寮の見学をしたいと雅が言い出したので若い事務員と共に、女子寮に黒影が車椅子を押し、消えた。

 巧「すまんのう。家内が迷惑掛けて…」

 工「いえ…あのー橋本さんとは?」

 巧「彼女が施設に入るやも知れんとなった時からじゃな。ほらこれは何かと問題児じやしな」

 始「ご隠居は、施設運営にたずさっておりまして、今回彼女が路頭に迷うやも知れんとお聞きし、お手を上げられたのです」

 巧「安易に寮付きを進められんと思ったんじや。此に聞いたら住むとこさえ有ればと申すし、此を育てた者は、顔見知りじやてな」

 始「ええ、何分にも結果次第で」 

 富「試験って何するの?」見万世に訪ねる

 見「知らんわ。なんか全部受けさせるから1日係りってしか…」

 富「それ大丈夫?再検査とか無いの?」

 見「え~!大丈夫なの?ご隠居さん」

 巧「大丈夫じや、男が一度口にしたんだ。ちゃんと年内働いて貰うし、引っ越しも割り勘だ。な?若いの?」苦笑いして頷く瑠。

 見「好奇心は身を…ってやつよね」ボソッて言う。

 拝、白州と富士宮、見万世を残し寮に見学に行く。

 富「随分とお偉いさんなんてすね」

 拝「ええ、気軽にしゃべる見万世ちゃんがおかしいと思うよね?」白州に言うと頷く。

 見「そう?私からしたら優しいお爺様とお婆様って感じよ。蓮香れんかさんは多分気に入られたよ」

 拝「だろうね。まあ決めるのは君だしね」

 その後、かいつまんで報告が終わる頃に帰って来たので女子寮に移動する。

 巧「どうじやった?」

 雅「綺麗なとこね。食堂も、見学させて貰ったけど清潔でかつ機能的な感じよ。」

 巧「おお!さすが我が妻よの。」

 雅「まあ!褒めても何も出ませんよ」クスクス笑い「アンケートは後で良いの?」拝に言う。

 拝「ハイ。取り敢えず荷物回収してから…それまでは黒影君が持っていて」

 見万世が居る寮に入って行く。

 富「もう彼女しか居ないから入って構わないわ。すぐブレーカー上がるね」暗い廊下に明かりが付く。

 カードキーでドアを解錠し扉を、開け電気付けた途端見万世が固まった。

 後ろから覗き込んだ始が流れるように見万世を抱え後ろに引き吊りながら「警察に電話しろ!拝」「白州はそのままヒデオで入らず録画、写真お願いいたします」瑠に言う。

 二人が入れ替わるように中を覗く。

 白「ひ!何これ!?ひどすぎ!」

 写真を巧らに見せる瑠。

 それを確認して拝が警察を呼ぼうとすると

 工「呼んで困るのはそちらでは?」

 巧「どういう事じや?」

 工「橋本が自作自演したのでは?」

 見「はあ?何の為に?」

 工「同情を、飼うためとか…金目当てとか…ってやつ」

 見「意味わかんない!こんなことしてない!富士宮さんが、証人!」

 工「富士宮と、君は仲が良い。共犯の可能性もあるだろ?」

 富「失礼です。誹謗中傷は止めて下さい。防犯カメラ見れば一発ですよ。工場長」

 工「カメラは本部許可無いと出せん!」 

 富「工場長でも出せますよね?何か問題でもあるんですか?」

 拝「その話しは、警察が来てからで…」

 警察が、来るまで互いが睨み合った状態。

 警察が、来て開口一番工場長が見万世を指差し「こいつがやったんだ」と叫ぶ。

 警「落ち着いて下さい。順番にお話を聞かせて頂きますので…何処か広い場所とかありますか?」

 富「会議室を、開けましょうか?」

 鑑識と入れ違いに出る。

 制服警官に止められてる四人の影。

 そこに瑠が近づき、携帯を見せ説明して、こちらを見て「御一緒しても?」警官に言う。

 昨日見た華とは、違うタイプで少し年上ポイ女性が本部からこちらで重大な問題があり来たこと、もしかしたらその案件と関係はないかも知れないが一応まだ社員の見万世と工場長の処遇を、決める為や、上に報告する時主観が入らぬように、ビデオ撮影の許可を取り付けて、富士宮に工場長の奥方を呼ぶよう指示する。

 それに対して工場長が抵抗したが、女性が来た案件が工場長の責任者としての問題でもあり、謹慎か減俸案件であるため元々呼び出す予定であったことに加え警察案件が絡んでいるのなら尚更で隣室待機、見万世に弁護士が居るのに工場長や奥方に居ないのは不公平だ。本部権限で工場直属の弁護士と女性弁護士を紹介するから…と、言っては!と口を抑え「出すぎた真似を…」と言う。

 警官らが苦笑いしながら本人が承知するならと許しを出し工場長は頷き、奥方は富士宮と、凛花が聞き取り、知り合いを紹介する事になった。

 それらが揃うまで、先に指紋採取を全員する事に、見知らぬ男が瑠や双子に指示しながら準備をする。出入りする彼らを見万世は袖を掴み「こんな時までいたずらしないのよ」コソッと、注意するが、「俺らの心の安寧の為見逃して」と、返された上に彼らは警官らに自分達は多動の障害がありこういう緊張する場面ではじっとしてられないこと、頻繁に入れ替わる事を先にお詫びしていた。

 全員が揃いまずは工場長の意見からのべ先ほどとは打ってかわって素直に防犯カメラ映像確認を承諾した。

 彼曰く、有力者に権力で握り潰されるのを危惧したからだと…

 時系列に沿い、一昨日見万世が仕事が終わり帰寮→一旦出る【入浴の為】→戻り部屋入室→4時過ぎ富士宮来る→しばらくして二人出ていき暗転→翌日3時過ぎ頃見万世映る

 ここで弁護士対決があった。

 拝談➰見万世は東京に居た

 相弁談➰携帯の位置情報確認

 その日の位置情報が画面上

 相弁談➰1時過ぎから確認不可故にここに来て映る事が出来る

 拝談➰6時前にここに居る面子に会ってる

 相弁談➰来て帰るには十分の時間

 居なかった証明をしろと言い出す相手弁護士に見万世は悪魔の証明だなと思ったが、ポケットに手を入れて紙を拝に渡す。

 それをそっと受け取り拝が

 「そもそも電源を誰かが入れたのでは?」

 双子の一人が手を上げ「電源起動形跡無してす」相弁「なら、尚更誰が入ったので?」

 女性が手を上げ「その件も含め参りました。データ上彼女が入ったと…」

 相弁談➰こちらのシステム上万が一の時電源オフになっても出入り出きるように

 女課談➰防犯上詳しくは言えませんが、自家発電で出入り出来ます。

 警察「それはどのような手段で?」

 女課談➰カードキーとタブレットです。一昨日彼女のタブレットで侵入あり

 画面上に出入りの記録出る。

 工「ほら見ろ!橋本本人だろ?」ニヤニヤ

 拝「何が楽しいんが…間君これを」

 瑠を呼び紙を手渡す。画面上出る。

 見万世が入った映画館の半券。

 「こちらは…」住所を読み上げ「尚且つ最終と書かれてますので、終わりは五時過ぎかと」双子の一人。工場長が「そんな事…聞いてない」呟く。巧「聞いてないとは?」

 は!として「否…な・何でもない」

 見万世が手を上げ「肝心要!私の携帯の写真フォルダから昨日分あそこ出せる?」携帯を手に画面を指差し、警官に「一人私を付けていたと思われる人が、映ってる映像があるので出しますね」頷く警官。

 画像が、スライドしていき中年男性が映ると「止めて」と言い「新宿御苑でこの人に絡まれたの」巧「おい!聞いとらん」

 見「言ってないからね。一人で退治出来たと思ってたけど…映画館から最後に私の居場所確認はどれだけ離れてる?」

 「1キロ無いし500」「映画館中心に1キロを円で囲んで…」それが引かれると「じや説明するから聞いてね。ご隠居」

 「少し嫌な事があって、東京観光して鬱憤晴らそうと御苑に入ったら…見たら分かるわ」 

 「ねえ?もう一度言って?」

 「だから…東京に来たわ良いが、金がなくてな。すまんが気持ちで良いから恵んでくれんか?お嬢さん」

 「お金借りたいなら出たところにポリボックスあるから頼めば貸してくれるよ」

 「否、そこまでは…お嬢さんの気持ちで良いからな?」

 「おじさん恥ずかしくないの?良い年して娘みたいな子相手に寸借詐偽してさ。ハロワでも、役所にでも駆け込めば?私はどんだけ相手が困ってようが私が稼いだお金を渡す気は無いの。分かったらとっと消えて」

 「失礼なガキだな?良いからとっと出せ」

 「失礼なのはおっさんよ!」手が出た途端画面揺れ大音量の防犯ベルと同時に

 「だーれかーたすけてー!痴漢よ!強盗よ!変質者よ!」大声で叫ぶ見万世の声

 集まる人々に怯えるように逃げる男。 

 動画が終わると「この後職員?に事情話してすぐに次に移動した。肝心要!レストランの写真にさっきのおっさん映って無い?」

 「うへ!人多すぎ」「顔認証掛けろ」ずっとホワイトボードに記入してた男が言う。

 「りょ!先輩!」カタカタすると赤い枠が、出る。ズームして確認。その後何ヵ所か出してもらい「この円の何処かで気配?視線?みたいなの消えたから諦めたのかと…」両手を合わせ「お願いいたします先生。説教は一回で…」言う。その後課長とは2度目だの、映ってるおっさんが前工場長だと発覚する。

 そうなると見万世が寮で映るのはおかしい→画像解析→フエイク→寮に入ったタブレットは?となり拝が「一つだけ可能性があるなら入寮の再のゴタゴタかと…」→初期化済みにしたのをそのばで確認したはず→男が知識と時間が有れば復活出来る→課長がマザー侵入許可→富士宮入室→工場長の持つタブレットの経緯説明→双子、男真ん中→瑠警官の一番偉い人を座らせ後ろに待機→マザーに今回の事案説明課長→工場長、工場直属弁護士の証人確認→見万世、拝も同様→瑠が富士宮が持ってきたタブレット操作し警官の確認→改めて時系列→富士宮にも確認しながら二重部分解析→型番が出る→警官工場長と見万世のタブレット型番確認→犯人工場長確定→その場で懲戒解雇の手続きに→工場直属弁護士退場→改めて国選来るまで待機→その間にデータ保存

 長くなったので補足が次入りますので、本編はその後です

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