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「うっ…。じゃあカクゴを決めるよ。いずれはご挨拶に行かなきゃいけなかったしね」
「うんうん。それじゃ、行きましょう。わたしも話したいこと、いっぱいあるの。美夜の学校のこととか」
「そうだね。いっぱい教えるよ」
「うん! それに…」
歩きながら、わたしは正義くんの耳に、口を寄せた。
「2人の将来のこととか、ね?」
わたしの囁きに、正義くんの体が一気に熱くなった。
まだまだ未来は不確定なことばかり。
でもわたしと正義くん、それに頼りになる仲間が側にいてくれるなら、どんな戦いにだって負けない!
だって、わたし達、最強の恋人だもの!
―END―




