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4. 二日酔い
「あー、散々飲まされた・・・。」
私は朝起きて頭痛に悩まされる。
ドンレミ村の人はジャンヌダルクの母は今オルレアンにいると答えた。
ジャンヌダルクの兄弟ジャンが養っているらしい。
不思議だな、ものすごく親孝行な息子だ。
私はジャンヌダルクの辿った道を記した地図を広げる。
パリ大学の図書館で何枚も地図を手で複写した。
理由としては、ジャンヌダルクが町から町へ移動した時の話を整理したかったからだ。
一応、パリ大学にはジャンヌダルクが居た場所が年表で書かれている書物がある。
その年月毎に地図を複写したのだ。けっこうな量になる。
私は、それを持って移動するという旅に出たのだ。
今回の調査は国王からの命令、つまり国家予算での調査だ。旅の費用は払ってくれるので学生の私には助かる。
「まぁ、ちょうど良い、卒業旅行だ。旅を楽しもう。」
私は次の町ドンレミ村の北にあるヴォクラールへ向かう事にした。




